[あらまし] ロードサービスのJAFが、自社サイトで
「危険予知」の問題を月に3回出題している。
月1回発行の「JAF Mate」の中の問題だけでは物足りないと思っていたら。
自動車の運転中、または自転車に乗っている時や歩行者として、
路上での次の瞬間に起きる危険を、一枚の写真から推測するという問題だ。
ところでこの問題写真をどこで撮影したのか、ということもついでに
「ここどこ」問題として解いていこう、というのが
私の「勝手にJAFどこ」シリーズであるよ。
問題の写真を転載するわけにもいかないので、
いちいち元ページを見てもらうという、非常に煩わしい記事だわよ。
いくわよ。
10月19日
https://jafmate.jp/safety/riskprediction_20221019.html
問題文には
「あなたは平日の午後、住宅街を抜ける道を走っています。
前方には下校途中の小学生が見えます。」とある。
登校中の小学生より、下校中の小学生のほうが、厄介である。
朝は、何時までにどこへ行く、ということが共通項として有るので、
みんなの行動がまとまっている。
下校はそうはいかない。
みんなの家は当然バラバラだし、
特に急いで帰る理由も無いし、
放課後の解放感でアホアホになっている。
行動の予測がつかない。
まあ、朝の小学生だって、
忘れ物を思い出して突然まわれ右をして走り出すかも知れないし、
友だちにどつかれて歩道から飛び出てくるかも知れないし、
虫かなんかを見付けて急にしゃがみ込んだり、
その子をよけた子がはみ出てくるかも知れない。
ああ。安全なんてどこにも無いのさ。
※
電柱に「学校あり注意」とある。
その下を見ると、「北沢警察署」とある。
更に奥の電柱には「梅ヶ丘産婦人科」の看板が見える。
なるほど、梅ヶ丘らしい地形で、道の奥はぐっと下り坂になり、
更にその先に見えるのは、高架を走る小田急線というわけか。
梅ヶ丘の辺りで小学校を探し、目星を付けた地点でストリートビューに降り立つ。
当たり。
問題の写真では、小学生に隠れて見えなかった黄色い看板が
「環七へは170m先交差点を左折」だと分かる。
ストリートビュー上で直進していくと、
左手に小学校の正門が在る。
ということは、問題の写真に写っている後ろ姿の小学生たちは、
学校に向かって歩いているのだということが分かる。
問題文では「下校途中」という設定だが、
実際に写真を撮ったのは朝のようだ。
これが「勝手にJAFどこ」の醍醐味である。
https://www.google.co.jp/maps/@35.6591784,139.6579532,3a,90y,189.74h,82.45t/data=!3m6!1e1!3m4!1sDzTD41j6ZWHpvZntFB-6Xw!2e0!7i16384!8i8192?hl=ja
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