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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

虫の名は

2018年08月28日 | イキモノタチ
「むし」と打鍵して変換したら「蒸」が最初に出た。
汗びっしょりで目が覚める。
シーツは水を打ったように湿っている。
干したいが、そんな天気でもないようだ。うーむ。



[あらすじ] 部屋のガラス戸に、見慣れない虫がとまっていた。
なんだろう。

1㎝有るか無いかのサイズ、翅の形と閉じ方、触覚が見えない、などの理由から、
私はヨコバイかアワフキかの仲間だと思った。
それでインターネットを探したが、見付からない。

ヨコバイかアワフキか、という前提が間違っていたので、探しても見付からなかったのだ。



旧友Aが、アカイラガじゃない?とコメントをくれた。

蛾かよ。なあんだ。
そうだよね、この毛むくじゃらな感じはまず蛾と思っていいよな。



私が夏に庭に出たくない理由の一つは、イラガの幼虫だ。
うっかり毒棘に触れると、火傷を負ったようにただれて刺痛がする。
私は経験がまだ無い。無いだけに怖い。

柿の木にもチャンチンの葉にもいる。ブルーベリーにもいる。
ヒロヘリアオイラガの幼虫をよく見かける。

イラガの繭を見付けたことも有る。
こげ茶色に白を垂らした模様がステキな、
ウズラの卵の半分くらいの卵型の繭だ。
かわいいが、「雀のションベンタゴ」なんて異名も有る。



アカイラガの幼虫は今まで見かけたことが無い。
今回調べてみて、これは見たいと思った。

成虫のサイズも多種より小さいが、幼虫も小さいようだ。

そして、なんとも言えず美しい。
半透明のようだ。
「グミ状」と説明されている。

毒棘が怖いから、グミ状の触感を確かめようという気にはなれないが、
見てはみたい。
それに、蛹化する前に、毒棘が外れるという。
うわー、飼って観察してみたい。



イラガの幼虫を飼ってみたい。という気持ちは有った。
しかし、飼うのはやめた。
イラガの幼虫には、脚が無い。
腹がぺとりと真っ平らで、その平たい腹で貼り付いて、腹をうねらせて動くのだ。

プラスチックの虫ケースに入れると、その様子がよく観察できる。
できるけど、ちょっとキモい。
ちょっとキモいけど面白い。
面白いけど、世話をするのにも毒棘が怖い。



アカイラガの成虫がいた。ということは、
産卵したかもしれない。
来年、庭のどこかでアカイラガの幼虫が見られるかもしれない。

憶えておいて、来年は夏でも庭に出るとするか。


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