カメラが欲しい

何か次に繋がる物は、惜しまず買う。

とかなんとか言いつつ、欲しい物が有ると、
選びに選んで迷いに迷い、何年も経つのが私の癖だ。

どっちつかずで中途半端なスペックのものを選びがちなことは
先日、楽器の話のところで書いたっけ。

楽器選びと言えば、中学の頃、親がトロンボーンを買ってくれるというので
自分で選んだ時もそうだった。

トロンボーンは太管と細管がある。
太管は豊かな音色でオーケストラに向くが、息が必要。
細管は締まった音色で、入門者にも吹きやすい。

中学二年そこそこの私は、迷った。
息も多くなく、しかしオーケストラで吹いている。
太管の楽器を吹いたことはあるが、しんどかった。

そんなどっちつかずの私の選択肢。
中細管。

そんな物も有るのだ。
でもね。
上達したらすぐに物足りなくなる。
先を見越しての選択ではない。
まあ、そんなこと若干13歳でできるわけもないか。

この楽器で十年、オケとバンドを掛け持ちした。
どっちもやるけどばんばか楽器を買う金が有るわけではない私が
一本で済ませるには、適当な楽器だったとも言える。

で、カメラの話だった。
ここでまた入門者の私が迷っている。
いろんなレンズを買うほどハマる気は(今は)無い。
歩きながらパパパと撮れるレンズが一本あれば(今は)良い。

そう考えて、マクロ機能付き標準ズームレンズのものを買おうと
思ったのだが。

店に行っていろいろいじくっていたら、気が変わってきた。
ミラーレス、フォーサーズの物ったら、軽いんだわ。
これなら交換レンズ持ち歩くのも楽ちんだ。
35mm換算で考えれば望遠ズームも短いので充分だし。

と、迷い続けてきた物選びに結論が出たかのように見える。
が、またここで懐具合との相談もございまして、
当分、葛藤がつづく…