皮張りで金属弦を張っているバリトンウクレレを弾くのに、
フィンガーピックを使いたい。
バンジョーと三味線の間くらいの音色が出る。
バンジョーは薄い金属の胴だが、
私の楽器は木製で厚めの胴だ。
裏面にも皮が張ってある。山羊皮だったっけな。
明大前のハナムラ楽器で作ってもらった。
花さんはよく「世界に一つしかない楽器です。」と言う。
この楽器も、こう作ってくれと私が依頼したものなので、
世界に一つしかない。
完成した楽器を店頭に吊っている間に来た、あるギタリストが気に入って
注文してくれたという。
おっと、話が違う。世界にもう一つ在る。
ただ、その楽器の裏面は全面が板だそうだ。
だから、私の楽器はやっぱり世界に一つしかない。
ということは、そのギタリストのほうの楽器も
世界に一つしかないわけだけどね。
※
ロバータ・フラックが唱ってヒットした
'killing me softly' という曲が有る。
邦題は「やさしく歌って」である。
ううむ。
名訳と言えるのか、どうか。
有吉弘行に「リズム&暴力」とあだ名された
日本のR&B歌手、和田アキ子に「笑って許して」というヒット曲が有る。
ロバータ・フラックはニューソウル時代の歌手だ。
私がおふざけ半分でこのタイトルを訳すなら、
「歌って殺して」だな。
うーたあって、ころっして ハッ
もとい
'killing me softly' のサビはこうだ。
Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
Killing me softly with his song
Telling my whole life with his words
Killing me softly with his song
strum とは、掻き鳴らす、という意味。
彼はギターの弾き語りをしているのだろう。
その歌はまるで私の生き方を歌っているかのよう。
今まで負ってきた傷がその歌声でほぐれてゆく。
うーたあって、ころっして ハッ
※
この歌詞を読んで、私はstrumの意味を知り、
イギリスのパンクバンドthe crash のボーカル
ジョー・ストラマーの名前の意味を理解した。
バンドの中でサイドギターというパートは
ギターを掻き鳴らす。
それを名乗りにしていたのだ。
調べてみると、左利きだが右利き式に教わったので
あまり上達せず、掻き鳴らすに終わった、という自嘲らしい。
真偽は分からないが。
しかし、楽器をどっちの手で操作するかというのは、
さほど意味は無いんじゃないか、と思っている。
打楽器でもそう思う。
ドラムでもそう思う。
トランペットのピストンは右手だけれど、
ホルンは左手だ。
チューバは両型有り、私は左手ロータリーバルブの楽器も
右手ピストンバルブの楽器も、どちらも違和感なく持ち替えられる。
ギターなどの楽器も、そんなもんじゃなかろうか。
右利き用の楽器を向きを変えて使う左利きの人もいるし、
右利き用の楽器を向きを変えず使う左利きの人もいれば、
右利き用の楽器をわざと向きを変えて使う右利きの人までいる。
上達するかしないかは、利き手と別の理由なのではないか。
※
自分はギターを単音で弾くことや
ウクレレのソロ弾きをあまりやってこなかったので、
うまくない。
ちゃらーんとコードを掻き鳴らして歌えれば良かった。
※
しかし他の奏法もちったぁ練習する。
という中で、サムピックを買った。
親指に付けて弾く。
親指に付けたら、人差し指のほうの音色が負ける。
フィンガーピックも買った。
鍼灸師でありdykeであるので、爪はいつもきれいに切っている。
白いところは無い。
弦を爪弾くための爪が無いのだ。
※
サムピックを付けて弾いてみたら、
すごく違和感が有る。
突き出している爪の部分が長くて、引っ掛かり過ぎる。
今までは親指の側面の肉で弾いていた。
左手の親指よりも、そこは角質化している。
指弾きのように違和感無く弾きたい。
もっと良い道具は無いものか。
調べてみると、サムピックやフィンガーピックはいくつかの種類の
材質と形のものがあった。
琴を弾くための爪も有った。
なかなか立派な爪だ。
金属製の音色はイヤだし、大きいものではなく小さいものが必要なのだ。
※
サムピックのサイズや硬さを比較しているブログも見つけた。
助かるぅ。
そこではダンロップのサムピックを基準に取り上げていた。
ちょうど、それを買ったところだ。
小さめ、薄手だが、材質はしっかり難い。
もっと爪は短く、もう少ししなやかさも欲しい。
※
削ればいい。
大きいものを小さくするのには、削りゃいいんである。
ディスクグラインダーで削った。
鋏で形を整えて、更に削って縁を整えた。
手にはめて弾いてみると、とてもいい。
フィンガーピックも削った。
ただ、ピックの爪部分が指にフィットしない。
熱湯を掛けて、ペンチで曲げた。
冷めると硬くなって、そのままの形になる。
いい。
サイズがちょっと大きかったので、
少し切ってから、全体をラジオペンチで掴んで、熱湯を掛けた。
軟らかくなり、輪っかが閉じる。
自分の指にぴったりになる。
白がダンロップのもの。
赤が加工済。
緑が加工前の同じ商品。
※
ちょうどいい道具ができると、弾きやすくなる。
練習もはかどる。
フィンガーピックを使いたい。
バンジョーと三味線の間くらいの音色が出る。
バンジョーは薄い金属の胴だが、
私の楽器は木製で厚めの胴だ。
裏面にも皮が張ってある。山羊皮だったっけな。
明大前のハナムラ楽器で作ってもらった。
花さんはよく「世界に一つしかない楽器です。」と言う。
この楽器も、こう作ってくれと私が依頼したものなので、
世界に一つしかない。
完成した楽器を店頭に吊っている間に来た、あるギタリストが気に入って
注文してくれたという。
おっと、話が違う。世界にもう一つ在る。
ただ、その楽器の裏面は全面が板だそうだ。
だから、私の楽器はやっぱり世界に一つしかない。
ということは、そのギタリストのほうの楽器も
世界に一つしかないわけだけどね。
※
ロバータ・フラックが唱ってヒットした
'killing me softly' という曲が有る。
邦題は「やさしく歌って」である。
ううむ。
名訳と言えるのか、どうか。
有吉弘行に「リズム&暴力」とあだ名された
日本のR&B歌手、和田アキ子に「笑って許して」というヒット曲が有る。
ロバータ・フラックはニューソウル時代の歌手だ。
私がおふざけ半分でこのタイトルを訳すなら、
「歌って殺して」だな。
うーたあって、ころっして ハッ
もとい
'killing me softly' のサビはこうだ。
Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
Killing me softly with his song
Telling my whole life with his words
Killing me softly with his song
strum とは、掻き鳴らす、という意味。
彼はギターの弾き語りをしているのだろう。
その歌はまるで私の生き方を歌っているかのよう。
今まで負ってきた傷がその歌声でほぐれてゆく。
うーたあって、ころっして ハッ
※
この歌詞を読んで、私はstrumの意味を知り、
イギリスのパンクバンドthe crash のボーカル
ジョー・ストラマーの名前の意味を理解した。
バンドの中でサイドギターというパートは
ギターを掻き鳴らす。
それを名乗りにしていたのだ。
調べてみると、左利きだが右利き式に教わったので
あまり上達せず、掻き鳴らすに終わった、という自嘲らしい。
真偽は分からないが。
しかし、楽器をどっちの手で操作するかというのは、
さほど意味は無いんじゃないか、と思っている。
打楽器でもそう思う。
ドラムでもそう思う。
トランペットのピストンは右手だけれど、
ホルンは左手だ。
チューバは両型有り、私は左手ロータリーバルブの楽器も
右手ピストンバルブの楽器も、どちらも違和感なく持ち替えられる。
ギターなどの楽器も、そんなもんじゃなかろうか。
右利き用の楽器を向きを変えて使う左利きの人もいるし、
右利き用の楽器を向きを変えず使う左利きの人もいれば、
右利き用の楽器をわざと向きを変えて使う右利きの人までいる。
上達するかしないかは、利き手と別の理由なのではないか。
※
自分はギターを単音で弾くことや
ウクレレのソロ弾きをあまりやってこなかったので、
うまくない。
ちゃらーんとコードを掻き鳴らして歌えれば良かった。
※
しかし他の奏法もちったぁ練習する。
という中で、サムピックを買った。
親指に付けて弾く。
親指に付けたら、人差し指のほうの音色が負ける。
フィンガーピックも買った。
鍼灸師でありdykeであるので、爪はいつもきれいに切っている。
白いところは無い。
弦を爪弾くための爪が無いのだ。
※
サムピックを付けて弾いてみたら、
すごく違和感が有る。
突き出している爪の部分が長くて、引っ掛かり過ぎる。
今までは親指の側面の肉で弾いていた。
左手の親指よりも、そこは角質化している。
指弾きのように違和感無く弾きたい。
もっと良い道具は無いものか。
調べてみると、サムピックやフィンガーピックはいくつかの種類の
材質と形のものがあった。
琴を弾くための爪も有った。
なかなか立派な爪だ。
金属製の音色はイヤだし、大きいものではなく小さいものが必要なのだ。
※
サムピックのサイズや硬さを比較しているブログも見つけた。
助かるぅ。
そこではダンロップのサムピックを基準に取り上げていた。
ちょうど、それを買ったところだ。
小さめ、薄手だが、材質はしっかり難い。
もっと爪は短く、もう少ししなやかさも欲しい。
※
削ればいい。
大きいものを小さくするのには、削りゃいいんである。
ディスクグラインダーで削った。
鋏で形を整えて、更に削って縁を整えた。
手にはめて弾いてみると、とてもいい。
フィンガーピックも削った。
ただ、ピックの爪部分が指にフィットしない。
熱湯を掛けて、ペンチで曲げた。
冷めると硬くなって、そのままの形になる。
いい。
サイズがちょっと大きかったので、
少し切ってから、全体をラジオペンチで掴んで、熱湯を掛けた。
軟らかくなり、輪っかが閉じる。
自分の指にぴったりになる。
白がダンロップのもの。
赤が加工済。
緑が加工前の同じ商品。
※
ちょうどいい道具ができると、弾きやすくなる。
練習もはかどる。
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