犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ツマグロヒョウモンの幼虫

2020年09月22日 | イキモノタチ
庭だの家の裏だのあちこちに、スミレが生えている。
雑草と呼びたくなる逞しさである。
日向でも日陰でもいいってさ。
条件が良いとずんずん大きく育つ。

スミレって、日陰にひっそりと生えて
気付かれないくらい小さく花を咲かす、
そういうもんだと思っていたが、
ウチのスミレはのさばり切っている。
なんという種類のスミレかなんて、調べる気はハナっから無い。
スミレの種類なんて無限に有るんでしょ?
まあ、アレかしら。タチツボスミレかしら。

そのスミレの葉を好んで食うのが、この幼虫である。
餌がいっぱい有るので、この虫もいっぱいいる。
庭だの家の裏だの、日向と言わず日陰と言わず、
スミレが大きく生えて、赤と黒のトゲトゲの幼虫がモリモリ育っているのだ。
どないだ。

濃い緑の葉の上に、
黒地に赤の線とトゲトゲという視覚刺激。
どないだ。

ツマグロヒョウモンという蝶の幼虫である。
全体的には黄褐色、黄褐色というよりオレンジ色に近い色で、
ツマグロというように、翅の先っちょが黒く、
そこに白い縞が入り、
ヒョウモンというように、全体に黒い斑点が有る。

憶えやすい見た目だし、
なかなか派手めなので、ちょっと”かっこいい”かなと思うのだが、
けっこう、よくいる。
というよりですから、ウチの庭にはあっちにもこっちにもいる。

ただ、wikipediaで調べてみると、1980年代までは
本州では近畿地方までしかいなかったそうだ。
それが次第に北上しているらしい。
そうか。
私の子どもの時分には、いなかったのか。
そういえばそんな気もする。

スミレの葉をずいぶんな勢いで食害するのだが、
スミレのほうもずいぶんと逞しいので、
どちらも減る様子はまったく無い。

幼虫のインパクトが凄いが、
蛹もまた見ものなので、
蛹化したらまたご紹介いたしましょう。
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