[あらまし] 8月24日、飼い犬ジーロくんが息を引き取った。
享年15歳と1ヶ月。
慢性腎不全のため、1年4ヶ月にわたって自宅で皮下点滴をしていた。
あれから、4週間経った。
新しい犬を迎えたいと思い、保護団体に会いに行くことにした。
行きの車を運転しながら、最期の時のことを思い出し、
涙が出た。
でも涙が出るのは、何週間ぶりだろう。
ジーロのお気に入りのマットも、今はもう毎日嗅いだりはしていない。
そろそろ洗わないと雑菌の繁殖が、なんてことのほうが気になりだしている。
※
インターネットで保護犬の里親募集記事を探す。
「ペットのおうち」というサイトを見付けた。
いろいろな保護団体が募集記事を投稿している。
共通のテンプレートに基づいているので、
必要な情報を得やすい。
飼いたいこちら側が持っている条件が有り、
保護団体が求める里親の条件もまた有る。
たとえば私は、体重10~15㎏くらい、
できればオス、でもメスも良い、
後々もう一頭迎えたいので他の犬とも過ごせること、
できれば鼻面の黒い短毛の犬、
といった条件を持っている。
なんでもかんでも犬なら迎えれば良い、ってものでもない。
その犬が死ぬまで、自分が責任を持って飼い続けられるかどうか。
そのためには、自分の手に負える犬でなければならない。
見た目が好みというのもけっこう大事。
そして、会ってみて相性を確かめることが最重要だ。
団体側が求める条件とは、
本当にペットとして飼う目的であるかどうか、
死ぬまでちゃんと飼うかどうか、
予防接種などを含め、医療にかけるかどうか、
そのための収入は充分に有るか、
住居は飼育に適切か、
犬より先に死んでしまうような年齢ではないか、
その人に何か有った時に飼育してくれる人はいるか、
一人暮らしではないか、
といったことだ。
※
私は51歳で一人暮らしである。
これだけで、もう随分とふるいにかかる。
多頭飼いお断りという団体も有る。
なかなか難しい。
※
東京レインボープライドの会場で、
犬の保護活動をしている人たちに会ったことが有る。
異性愛社会の中で、異性愛者以外は単身ということになりがちだ。
では家族としてのペットを飼いたいという時にも、そこがハードルになる。
※
ある団体は単身者応募不可であった。
一方で、「家族または同居人(LGBT可)」
といった表現も見られた。
社会は着実に変わってきている、と
ここでも思った。
※
LGBT活動家。動物の保護団体の活動家。
つくづく頭が下がる。
社会活動をしていると、
つらくかなしいできごとに遭うことは多い。
※
「ペットのおうち」の里親募集記事は
たくさんある。
その中から自分に合う犬を見付けるために、
条件を絞ることができる。
ネットショップでも有るような、絞り込みだ。
また、記事を表示する順番を変えることができる。
最初は「新着順」になっている。
ネットショップなら「安い順」などが有るけれど、
ここではどんな順が有るのだろう、とカーソルを移動させた。
そして、プルダウンメニューから「期限順」をクリックした。
そこには、「明日までにお迎えが来ないと処分が決まっています。」
といった投稿が並んでいた。
記事の掲示期限ではない。
命の期限なのだ。
※
ある団体のアンケートに答えた。
家族、住居、収入など、
こと細かな質問に答える。
かなりのプライバシーを預けることになる。
※
ある団体の保護施設に行った。
私が会いに行った犬は、初対面からなつくタイプの犬ではない。
近付くと立ち上がって何歩か退く。
こちらをまっすぐ見ようとはしない。
※
私は51歳単身というハンデが有るが、
一方で、経験と友人というアドバンテージも持っている。
今まで4頭の犬を飼ってきたが、
どれも、どこかで飼えなくなったのを引き取った犬ばかりだ。
最初のと次のは成犬で引き取り、
最近の2頭は仔犬からだ。
その時には母犬と7頭の仔犬を一旦預かった。
いろいろな性格の犬を飼ってきた経験が有る。
単身だが、すぐ近所に手伝ってくれる友人がいる。
信頼できる人が3人もいる。
仔犬を預かった時も、その後、私が足を骨折した時も、
交替で世話をしに来てくれた。
確かな前歴が有る。
※
せいぜいアピールしたおかげか、
今度、お散歩デートできることになった。
とにかく、
当の犬が私を気に入ってくれるか、どうか。
まあそれは、一緒に生活し始めてから築いていくことなのかもしれない。
享年15歳と1ヶ月。
慢性腎不全のため、1年4ヶ月にわたって自宅で皮下点滴をしていた。
あれから、4週間経った。
新しい犬を迎えたいと思い、保護団体に会いに行くことにした。
行きの車を運転しながら、最期の時のことを思い出し、
涙が出た。
でも涙が出るのは、何週間ぶりだろう。
ジーロのお気に入りのマットも、今はもう毎日嗅いだりはしていない。
そろそろ洗わないと雑菌の繁殖が、なんてことのほうが気になりだしている。
※
インターネットで保護犬の里親募集記事を探す。
「ペットのおうち」というサイトを見付けた。
いろいろな保護団体が募集記事を投稿している。
共通のテンプレートに基づいているので、
必要な情報を得やすい。
飼いたいこちら側が持っている条件が有り、
保護団体が求める里親の条件もまた有る。
たとえば私は、体重10~15㎏くらい、
できればオス、でもメスも良い、
後々もう一頭迎えたいので他の犬とも過ごせること、
できれば鼻面の黒い短毛の犬、
といった条件を持っている。
なんでもかんでも犬なら迎えれば良い、ってものでもない。
その犬が死ぬまで、自分が責任を持って飼い続けられるかどうか。
そのためには、自分の手に負える犬でなければならない。
見た目が好みというのもけっこう大事。
そして、会ってみて相性を確かめることが最重要だ。
団体側が求める条件とは、
本当にペットとして飼う目的であるかどうか、
死ぬまでちゃんと飼うかどうか、
予防接種などを含め、医療にかけるかどうか、
そのための収入は充分に有るか、
住居は飼育に適切か、
犬より先に死んでしまうような年齢ではないか、
その人に何か有った時に飼育してくれる人はいるか、
一人暮らしではないか、
といったことだ。
※
私は51歳で一人暮らしである。
これだけで、もう随分とふるいにかかる。
多頭飼いお断りという団体も有る。
なかなか難しい。
※
東京レインボープライドの会場で、
犬の保護活動をしている人たちに会ったことが有る。
異性愛社会の中で、異性愛者以外は単身ということになりがちだ。
では家族としてのペットを飼いたいという時にも、そこがハードルになる。
※
ある団体は単身者応募不可であった。
一方で、「家族または同居人(LGBT可)」
といった表現も見られた。
社会は着実に変わってきている、と
ここでも思った。
※
LGBT活動家。動物の保護団体の活動家。
つくづく頭が下がる。
社会活動をしていると、
つらくかなしいできごとに遭うことは多い。
※
「ペットのおうち」の里親募集記事は
たくさんある。
その中から自分に合う犬を見付けるために、
条件を絞ることができる。
ネットショップでも有るような、絞り込みだ。
また、記事を表示する順番を変えることができる。
最初は「新着順」になっている。
ネットショップなら「安い順」などが有るけれど、
ここではどんな順が有るのだろう、とカーソルを移動させた。
そして、プルダウンメニューから「期限順」をクリックした。
そこには、「明日までにお迎えが来ないと処分が決まっています。」
といった投稿が並んでいた。
記事の掲示期限ではない。
命の期限なのだ。
※
ある団体のアンケートに答えた。
家族、住居、収入など、
こと細かな質問に答える。
かなりのプライバシーを預けることになる。
※
ある団体の保護施設に行った。
私が会いに行った犬は、初対面からなつくタイプの犬ではない。
近付くと立ち上がって何歩か退く。
こちらをまっすぐ見ようとはしない。
※
私は51歳単身というハンデが有るが、
一方で、経験と友人というアドバンテージも持っている。
今まで4頭の犬を飼ってきたが、
どれも、どこかで飼えなくなったのを引き取った犬ばかりだ。
最初のと次のは成犬で引き取り、
最近の2頭は仔犬からだ。
その時には母犬と7頭の仔犬を一旦預かった。
いろいろな性格の犬を飼ってきた経験が有る。
単身だが、すぐ近所に手伝ってくれる友人がいる。
信頼できる人が3人もいる。
仔犬を預かった時も、その後、私が足を骨折した時も、
交替で世話をしに来てくれた。
確かな前歴が有る。
※
せいぜいアピールしたおかげか、
今度、お散歩デートできることになった。
とにかく、
当の犬が私を気に入ってくれるか、どうか。
まあそれは、一緒に生活し始めてから築いていくことなのかもしれない。
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