犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

人間として当たり前

2015年02月13日 | 椰子の実の中
言葉の遣い方について、特に、自分の常識で他者のことも 決め付けることの危険さについて、ネチネチ書いてきたのには 理由がある。 産経新聞2月7日のコラムから一部を引く。 ―  憎しみの連鎖を断たねばならぬ、というご高説は一見もっともらしい。 後藤健二さん自身も数年前、「憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。 -そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」とつぶやいている  だからといって処刑直前も . . . 本文を読む
コメント

ザ・禁句ス 当たり前。

2015年02月12日 | the 禁句s
一昨日の「決め付ける」、昨日の「決まってる」に引き続き、 今日の言葉も、人はそれぞれ感じ方も考え方も判断も異なるということを 忘れた時に遣う言葉だ。 自分にとっての「当たり前」と、ひとにとっての「当たり前」は、 ずいぶん異なる。 ひとりひとりの経験や、生まれ育った環境、今の立場、考え方の指向、 あらゆるものが、そのひとを形作る。 「そんなの常識でしょ」と言ったところで、今いる生活環境から 一歩出 . . . 本文を読む
コメント

ザ・禁句ス 決まってる。

2015年02月11日 | the 禁句s
言葉は、その人のものごとの捉え方や考え方を表す。 考え方の癖は言葉選びを決め、言葉遣いは習慣になる。 習い性となる、と言うように、いつか習慣は性質となる。 言葉遣いはその人の性質を表すようになってくる。 そう考えて、自分の言葉選びを振り返る。 立ち止まらず、振り返りながら進んでいるので、 いささか前方不注意ではあるが。 「決まってる!」 と言うのを聞くことがある。おや?と思う。 遣っている . . . 本文を読む
コメント

ザ・禁句ス 決め付ける。

2015年02月10日 | the 禁句s
ヨノナカ騒々しい。交通マナーについて書いている場合ではない。 外堀から埋めることにする。 ひとの言葉遣いは、その人の物の捉え方や行動の選び方を自ずと表す。 「悩む」という言葉をよく使う人は実際に悩みが多いかもしれない。 悩まない人は「悩む」という言葉を忘れて過ごしているかもしれない。 疲れたと感じるから「疲れたー」と言う。 そして、疲れを感じて「疲れた」と言ったことがあるから、 ひとに「お疲れさ . . . 本文を読む
コメント

交通マナー 事故

2015年02月09日 | のりもの
日常のヒヤリハットを減らして、事故を防ごう。 19歳で運転免許を取ってから今まで、いくつかの事故の経験がある。 事故をやっていない人は立派だと思うが、 自分が事故から学んだことも多いので、事故経験というのも 必要なこともあるんじゃないか、と愚考する。 人生に挫折が必要なように、という程度に。 まずザッと思い出してみると、 ・運転を始めて間もない時期に、混雑した道路で、車間を詰め過ぎて  前の . . . 本文を読む
コメント

E.M.フォースター『モーリス』再読

2015年02月08日 | よみものみもの
下高井戸シネマに映画を観に行ったのは、二十歳頃だったか。 映画の公開は1987年だったから、わりにすぐ観たのか。 小さな映画館の中は、ヒュー・グラント目当てらしい おネエちゃんで埋まっていた。 「オコゲ映画か?」と思ったものだ。 物語は、恋に人生を賭けた二人、という体で、 ハッピーエンドになっている。 しかし、二十歳頃の私は、映画が終わって、気が沈んだ。 当時の英国で、身分も違う二人が、どうやっ . . . 本文を読む
コメント

2015年02月07日 | 犬と暮らす
隣家は3頭の秋田犬を飼っているのだが、 去年の暮れから、1頭の姿が見えない。 と思ったら、小屋の中から声がたまに聞こえる。 いるのか。と思っていると、背後からお向かいさんが、 「仔犬産んだよ。6匹。」 と教えてくれた。 楽しみにしていたが、この頃になってようやく小屋の外に 出してもらうようになった。 似たようなのが、ころころと6つ。 黒い体で、同じように、尻尾の先が白、靴下が白、 胸毛が白、 . . . 本文を読む
コメント

交通マナー 全方向

2015年02月06日 | のりもの
日常のヒヤリハットを減らして、事故を防ごう。 右・左・右を確認すること、前を見ること、後ろに目を持つこと について書いてきた。 要するに、全ての方向に注意したい。 だが、人間の目は顔の正面に付いているし、 耳は側面に付いてはいるが、前を向いている。 いつも外敵に備えている小鳥や羊と違って、 人間は周辺確認のしにくい、視野の狭い動物なのだ。 けれども、注意を向けることはできる。 見えない方向 . . . 本文を読む
コメント

交通マナー うしろ

2015年02月05日 | のりもの
日常のヒヤリハットを減らして、事故を減らそう。 一昨日、右左右を見ることについて書いた。 昨日、そんな運転者を見かけた。 スーパーの駐車場から道路へ出るトラックの運転者が、 壊れた首振り人形かとツッコミたくなるくらい、 パパパと左右を確認していた。 みぎひだりをしっかり見ることについて書き、 前を見て進むことについて書いたので、余すところは 後ろ。 歩いている時も自転車の時も自動車のとき . . . 本文を読む
コメント

交通マナー まえ

2015年02月04日 | のりもの
日常のヒヤリハットを減らして、事故を防ごう。 昨日は、優先道路に出る時は、右・左・右を確認しよう、と書いた。 ところがしかし、左右を見ないで出て来る、なんてまだマシだと思えることがある。 車を運転していても、自転車で走っていても、歩いていても、 正面から来る人でも、わき道から出てくる自転車でも、 なんて、前を見ていない人が多いんだろう!! びっくりする。 人間の目は顔の前面に付いていて、 . . . 本文を読む
コメント

交通マナー みぎひだりみぎ

2015年02月03日 | のりもの
日常のヒヤリハットを減らして、事故を防ごう。 車で、住宅街の中の、歩道も無い道を走っていて、 横のもっと狭い道から、自転車が出て来て危険を感じることが けっこう多い。 自転車は、車から見て左手の道から出て来て左折して行く。 優先道路という考え方がある。 この話の場合、道幅が広いほうが優先だ。 わき道から、優先道路に出る時には、徐行しなければいけない。 (道路交通法第36条) スピードを落 . . . 本文を読む
コメント

人間の証明

2015年02月02日 | 毎月馬鹿
「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ…」 西上州の山が好きで、よく行った。 浅間の外輪のひとつ、鼻曲山の登山口に霧積温泉はある。 2軒だけの宿のうち、きりづみ館には、六角形の湯があって、 木の枠の中、澄んだお湯に敷石の色が映えていた。 http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Gunma36. . . . 本文を読む
コメント

ノックのこたえ

2015年02月01日 | 毎月馬鹿
20代の頃、オーケストラの先生とちょくちょく山に行った。 登山の後に、当地の温泉に寄るのも楽しみのひとつだった。 その時寄った湯は、木造の八角形の建物が有名な場所だ。 男女日替わりで、その日は女湯がその建物だったので、 私ともうひとりの同行女性はラッキーだねと言い合った。 後で聞けば、男湯はさらに掃除中だったようで、 湯もほとんど張っていなくて、先生は冷えきってしまったそうだ。 履物や脱衣籠や . . . 本文を読む
コメント