豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家事調停委員の任務を全うすることは…札幌市内~函館市~北斗市

2015-10-02 21:46:55 | ファース本部

家事調停委員とは、家庭内紛争を解決するため民間人から選任された特別国家公務員です。
私は最高裁から平成8年の拝命ですから20年目の任期を迎えています。
拝命以来、主に夫婦関係調整、俗に言う離婚調停に類する案件を数多く担当してきました。

離婚調停とは、夫婦関係調整が上手く行かず離婚が決定的になった段階から離婚に伴う、課題を調整し合います。基本は、円満調停で幸せな家庭環境を取り戻すための調停を行います。
私も既に200組以上もの夫婦関係調整に関わってきました。
その総てが双方にとって最善だったかどうかの自信はありません。
いつも自分の行った調停事件に対しては、自問自答することが多いのです。

今日は札幌高等裁判所に登庁して家事調停員としての功績を認められ、表彰される事に。
「札幌高等裁判所長官賞」を授与され、その授賞式に参加してきました。
(写真は副賞のプラチナ蒔絵のボールペン)
20年間を務めあげたことに対する褒賞なのですが、2年任期ごとに延長要請があります。

ところが、最高裁判所から任命された調停委員として「相応しくない行い」が2年の任期中にあると、裁判所から任期延長の要請は来なくなります。
相応しくない行いとは、刑事事件は勿論、交通違反の連発や罰金刑などでも対象となります。

私は、任期中に弊社の総務責任者が、支店登記の期日変更手続きを怠り、代表取締役の当方には、その責任者として過料1万円の支払いを裁判所から求められたことにありました。
早速、家庭裁判所の総務部に出向き、事の不始末を説明して詫びたことがあります。
一度ならずとも二度三度あったら調停委員の任期延長要請は来なかったはずです。
私のような企業経営者は長年にわたり恙なく過ごすのが難しいのかも知れません。

ともあれ札幌高等裁判所長官から有難く賞状を賜りました。
支えて戴いた関係者の皆さんには、そのご協力に心より感謝の意を表します。

さて、大嵐の天気を縫うように遣り過ごし、学校評議員を務める上磯中学校の学校祭に顔を出し、そして札幌から急いで戻り、函館市内で開催の学校祭慰労会にも間に合いました。
上磯中学校の個性豊かな先生達のスキルの高さにまた感銘して帰って来たところです。

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