今日も朝が来た。
寝床から起き上がって身支度を整え、喰って出掛ける。喰うために…
家に住み、衣服をまとい、食物を喰えば生きられる。何のために…
住まず、着ず、喰わなければ人生は終わるであろう。何故に終わらせないのか…
フェスブクックの友達が見つけたシルバー川柳
◎この動悸 昔は恋で 今病気
◎恋かなと 思っていたら 不整脈
◎年重ね くしゃみするのも 命がけ
◎いびきより 静かな方が 気に掛かる
◎カードなし ケータイなしで 被害なし
◎医者と妻 急にやさしく なる不安
◎万歩計 半分以上が 探し物
◎LED 使い切るまで ない寿命
◎忘れ得ぬ 人はいるけど 名を忘れ
◎土地もある 家もあるけど 居場所なし
この川柳はまだまだあります。
団塊世代の方々には笑っていられない内容かも知りません。
私も含め戦後の経済成長を支えてきた年代は、ただ我武者羅に生きて来たのでしょう。
戦後の焼け野原に佇んだ父母、祖父母たちは、人生とは何かなど思考する暇すら与えられず、ひたすら家族を喰わすために活動し、その生き方に追随したのが私達団塊世代です。
そして、ふと振り向くとこの川柳に詠まれたのは、まさに自分そのものであったのかも。
開き直って思考すると、今喰えている自分、今住めている自分、今着られている自分が。
団塊世代の諸君よ。褒め称えましょう。あなたがいたから今がある。
そして今日も夜が来る。命があるから夜は来るのです。
写真は出張先で撮ったこけしです。この際、笑っちゃおう(笑)

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