豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

何故オール電化住宅なのか…東京都内~羽田空港~白浜空港~和歌山県内~門真市

2015-10-27 19:02:41 | ファース本部

寒さが増してきましたが暖かい家づくりには、断熱材を厚くするより、気密性能を上げた方が効果的である事が、あらゆる実験や実際の住宅で証明されております。
北海道でも気密性能を確実に構築できる施工方法の研究が繰り返し行なわれてきました。

暖かい家は、温暖地域でも真冬の寒さを考慮すれば、気密性能を向上させるべきなのです。
開放の文化が根付いた我国は、「低気密、高断熱」ともっともらしいキャッチコピーで販売している工務店も存在しますが、家の実態を掌握していない証しでもあります。

しかし気密が高ければ空気が汚れるため換気をすると冷たい、乾燥した空気を入れる事に。
燃焼ガスを発生させる機器は、換気量が増大して気密性能向上の意義が損なわれます。
気密性能を上げた家では、室内で燃焼ガスを発生させないことが有効となります。
外部に燃焼機器を設置して熱源を引き込む方法もありますが、現在のところオール電化システムが多くの面で有効です。

居住空間は、清潔、安心、安全、そして経済性を様々な角度から研究しています。
しかし私達の開発したファースの家も含め、全ての工法には一長一短があるものです。
特に温熱性能の伴わない家をオール電化にすると、とても不経済な暖房や冷房を行ってしまう場合があります。

石油燃焼で電気をつくり、その電気を送電線で送って暖房を行い、元の石油より安くなるなどと言う理屈では説明できません。
家庭で使用される電気エネルギーは、既にその3倍以上のエネルギーを使用しており、電気エネルギーを使用する場合、少なくともその3倍以上の通年エネルギー消費効率を上回る使用条件が必要となります。

エアコンは約3倍以上のエネルギー消費効率(COP)で稼動するものが一般的です。
通年エネルギー消費効率を少なくとも4倍以上は確保する温熱性能が必須となります。
今日は、和歌山市、はちむら工務店さんと和歌山市、鈴建さんの二社を訪問しました。
ともに若い経営者ですが、2社ともエネルギー消費効率をしっかり担保する家づくりを実践しておりました。
東京から南紀白浜空港(写真)に飛んで車移動、夜は門真市に入ってきました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする