「聴く」と「聞く」とは大きく異なると言いますが、耳で聞くのが聞く、心で聴くのが聴く。
私達の多くは、講演などを聞いていても、聴いていないような気がします。
耳で聞いているだけでは、話している人の本意を引き出す事が難しそうです。
熱心に聴く事の前で話す時は、必然的に喋っている内容に真意がこもるようになります。
聴く事は、多くの情報がインプットできるだけでなく、話す相手から真の情報までが。
お喋りな人がいます。喋らない人もいます。人の話を聴けない人もいます。
喋り上手は、聴き上手、聴き上手は、喋させ上手とも言えそうです。
人から信頼を得るには、とにかく聴き上手になる事が前提かとも思います。
真摯に聴く姿勢が見えれば相手は、必ず心を開いてくれるものです。
これは私が家庭裁判所の調停室で何度も体感しています。
喋っている最中の人は、とても無防備となり、ついつい内面や大事な情報までも。
同じ事を何度も繰り返している場合も。愚痴っぽくなっている場合も。
相手の立場を思考出来なくなっていては。喋っている環境を失念していては。
特に少人数での意見交換の場や飲み会の宴席などで、一人だけ悦に入って喋る人がいます。
顧みれば、私自身も人の立場を考えもせずに喋り続けた時期があったような気が致します。
ファース工法を人様に理解して貰いたい事だけが目的でした。
しかしそのような時は、確かに誰からも、信頼や尊敬などされていませんでした。
聴くことと、聞くことの違いを意識するようになり、始めて話す側の姿勢が分かったような。
連休明けの今日は何組ものご来客がありました。果たして聴くことが出来たかどうか。
写真は、あるファースの家のユーザーさんから送られたコントロールユニットです。
気温8℃の表記がありました。温かいとの喜びの電話で気持ち良く聴くことが出来ました。
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