10月も3分の1の期日が過ぎて北国では、暖房を行う家々が多くなりました。
暖房をエアコンで行う際は、暖気が頭上を撫ぜて不快感を覚える場合があります。
このような暖房空間は、決してクオリティーが高いと言えないのです。
室温が同じ20℃でも何故か寒い、また暑い、との体感をされる人が多いのですがそれは、「体感温度」が原因と考えられます。「体感温度」とは、文字通り「体で感じる温度」です。
「体感温度」は、周囲(床・壁・天井・窓)の平均放射温度(床・壁・天井などから発する熱)と、空気温度(室温)、それに湿度が関係しています。写真は輻射熱量の実験風景です。
室温が20℃であっても断熱性能が悪く、周囲(床・壁・天井・窓)の温度が10℃の場合、人のカラダでは16℃程度にしか感じません。一方、室温が同じ20℃でも、断熱性能が高く、床・壁・天井・窓などの温度が室温に近い場合は、20℃以上で感じる場合もあります。
つまり室内の床・壁・天井・窓などの温度と、室温が変わらない環境が理想なのです。
また、湿度も体感温度に大きく関わり、乾燥空気は、人のカラダの水分を蒸発させて体温を奪います。
冬は湿度を高く、夏は低くすることで体感温度を改善出来ます。
これは、気密性能が高く、隙間から外気が入らないことが前提です。
この「体感温度」は、住む人の健康と冷暖房費用に大きく影響を与える事になります。
家づくりを検討されている方は、見学会等に行った際に床・壁・天井・窓の温度と、室温の差と湿度を注目すべきです。住宅の良し悪しを判断する大きな目安になります。
暖かく感じるには、上記のようなハード的な一面が大きいのです。
一方心情的、感情的な面も影響し、気持ちが温かいと、体感温度も高く感じることが…
今の北斗市の気温12℃、執務室19℃です。
しかし寒さをあまり感じないのは、先ほどまでいた家庭裁判所で調停を成立させ、気持ちが上気している事が要因かも知れません。
さて、明日からまた連休になる週末ですが私はもっぱら原稿執筆に明け暮れそうです。
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