豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

憎悪や怨念からは何も生まれず…北斗市

2015-10-16 18:11:18 | ファース本部

自分の意見にことごとく反抗する人に好感を抱くことはありません。
また過去の行動を掘り起こしては批判の対象にすることも建設的な効果は得られません。
隣国の抗日行動は、双方にとって、とても不幸なことです。

国は人で成り立ち、人はその誰もが過ちを犯すものです。
犯した過ちで少なからず人々に被害を与え、迷惑を掛けるもの人だからなのでしょう。
「聖人君主」。聖人は最高の人格を備えた人。君子は学識識見の優れた人。
その聖人君主と呼ばれた人でも過ちは犯すものです。

人は、過ちを認め影響を与えた人々に謝罪し、二度と同じ過ちを犯さなくする工夫をします。
聖人君主とは、犯した過ちを素直に認めて謝罪が出来て、以後の過ちをしない人なのかも。
憎悪や怨念からは、誰もが建設的な出来事を期待することなど出来ません。

我国の繁栄は、国民一人一人が戦争に至った経緯を理解し、反省し、掛けた多大な迷惑に謝罪する仁徳を有していたことが功を奏したのでしょう。
我国は何処の国よりも罪のない人々の尊い命を亡くしました。
あの忌まわしい原子爆弾や空襲では、乳幼児、子供、女の人々を焼き殺されました。

その怨念、憎悪を呑み込むだけの国民力が長けていたように思います。
時代は新しい潮流に翻弄されていそうです。
この国民力をフルに生かす事で、平和保持に貢献して行くことでしょう。

今日はFAS検査員講習を行い、受講者は全員合格で帰路にたって行きました。
家づくりは間違いや過ちを犯すものです。今日の受講者の方々には、自分が経験した事で、過ちに敏速で誠実な対応、他人のせいにしない寛容性が大切だと話しました。
さて、写真は先日飛行機から撮った富士山です。迷った時は富士を観る。心が洗われます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥さま強し・カカア殿下に離婚なし…函館市~北斗市

2015-10-15 17:42:36 | ファース本部

私が家庭裁判所で行う家事調停委員が担当する夫婦関係調整の調停案件では、奥様が家庭の主導権を掌握している場合では離婚に発展する状況は極めて少ないようです。
昔から家長は、旦那様が定番です。最終責任者で家族を護る責任は亭主が持ちます。

家づくりにおいては、奥様が主導権を持って進めた方がスムーズに行く場合が多いのです。
奥様は、旦那の将来の稼ぎも、健康状況も、家族の動向などが、身体で覚えているもの。
また、普段、家にいる事の少ない旦那様より、家計を切り盛りする奥様の意向に沿って家づくりを行った方が、竣工後の対応もはるかにやり易くなります。

家づくりでは、このような奥様をその気にさせるものそんなに難しくありません。
奥様の趣味や好みなどを事前に調査して、情緒性を揺さぶる営業を行うのです。
このような営業マニュアル本が売られております。
受注契約を勝ちとるためには奥様の攻略が最有力な手段なのです。
但し、この奥様に家の温熱性能の小難しい説明は、聞く耳を持ってくれないものです。

幸せなカカー殿下の家族は、家長である旦那様を畏敬しつつも家計、家族の健康状況、家族の友愛などをコーディネートする立場を実践しているようです。
特に家計を預かる権限、家族の友愛、更には、旦那さまの夜遊びなどにも鋭く監視します。
財布を握られ、夜遊びを監視されるのではカカー殿下が当然なのかもね・・・

今日はFAS検査員講習を北斗市本社で開催いたしました。
今回は東北エリアの6名の参加でした。断熱住宅に必要な熱計算の概念の勉強です。
普段はコンピューターで計算するのですが、その根源がどのような根拠に基づいているかを勉強します。
表面はコンピューターで、中身は手計算のアナログで知っておくべきです。

講義の最後に、ここで勉強した熱伝導率とか熱損失係数などの知識は、聞かれもせずに話す事をしないようにと釘を刺します。家づくりの権限をもつカカア殿下に嫌われますから…
しかしながらファースの家が、住んでからカカア殿下に尊敬されることになるのでしょう。
さて、今の社屋ですが今日も寒い一日でした。これから講習受講者と懇親会に参加を。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開放の思想が根付く日本の断熱住宅…函館市~北斗市

2015-10-14 17:58:41 | ファース本部

私は、自らが工務店経営と併せて、住宅システムの研究開発を行っております。
開発当初には、グラスウール断熱材に湿気を吸わせない手法を徹底究明することでした。
と言うのもグラスウールなどの断熱材は、乾燥した空気を静止させることで断熱効力を発揮します。
この繊維断熱材に湿気を吸わせない手法や、湿気を行き来させる方法などです。

様々な立地環境や施主のライフスタイルなど全ての要件を満たすことが求められます。
技術的な実験を繰り返し、試行錯誤の末に辿り着いたのは、樹脂スプレー発泡断熱工法です。
グラスウールで断熱をしなさいとする公的機関に、何度も技術評価を要請して3年越しの平成5年4月には、とうとう念願だった国内初の断熱評定を交付されました。

しかし、開放と通気をよしとする日本家屋の伝統文化が息衝く中にあって、この樹脂スプレー発泡で吹き固める手法には、多くの疑念の声やバッシングの声に遭遇します。
木材に樹脂スプレー発泡させしまうと、木材の呼吸が止まり腐食します。
木材に湿気を吸わせず呼吸させるには、樹脂の独立気泡率で調整することが出来ました。

構造的には、壁体内に空気の流れをつくり、開放と通気の思想を取り入れました。
硬質の樹脂を薄くスプレーして固めスキン層を何層にも重ねることで、外部気温や湿度に左右されない室内環境を構築出来ています。さらに家を柔らかくて強固な一体構造にも。

当時ゼロ棟だった樹脂スプレー断熱工法は、毎年2万棟が建築されるようになりました。
その中には、当方の開発コンセプトから大きく逸脱した樹脂断熱を危惧しています。
家が何百万棟も余剰しています。
量産住宅を売らんがための家づくりは、既に時代遅れとなります。
日本国に住み、日本国の風土と伝統を生かし、施主と一緒に育てる家づくりが求められます。
私達は、密閉で鬱陶しい断熱空間ではなく、開放的で真のパッシブ思想で追求しています。

さて、今日は未来大学と共同研究している「雪の積もらない屋根」制御スイッチの特許出願書の執筆や家庭裁判所での調停業務を行ってきました。
気温8℃と北海道は冬支度、家庭裁判所の前の電線に止まったスズメも寒そうです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聴き上手は、喋させ上手…北斗市

2015-10-13 18:33:12 | ファース本部

「聴く」と「聞く」とは大きく異なると言いますが、耳で聞くのが聞く、心で聴くのが聴く。
私達の多くは、講演などを聞いていても、聴いていないような気がします。
耳で聞いているだけでは、話している人の本意を引き出す事が難しそうです。

熱心に聴く事の前で話す時は、必然的に喋っている内容に真意がこもるようになります。
聴く事は、多くの情報がインプットできるだけでなく、話す相手から真の情報までが。
お喋りな人がいます。喋らない人もいます。人の話を聴けない人もいます。

喋り上手は、聴き上手、聴き上手は、喋させ上手とも言えそうです。
人から信頼を得るには、とにかく聴き上手になる事が前提かとも思います。
真摯に聴く姿勢が見えれば相手は、必ず心を開いてくれるものです。
これは私が家庭裁判所の調停室で何度も体感しています。

喋っている最中の人は、とても無防備となり、ついつい内面や大事な情報までも。
同じ事を何度も繰り返している場合も。愚痴っぽくなっている場合も。
相手の立場を思考出来なくなっていては。喋っている環境を失念していては。
特に少人数での意見交換の場や飲み会の宴席などで、一人だけ悦に入って喋る人がいます。

顧みれば、私自身も人の立場を考えもせずに喋り続けた時期があったような気が致します。
ファース工法を人様に理解して貰いたい事だけが目的でした。
しかしそのような時は、確かに誰からも、信頼や尊敬などされていませんでした。
聴くことと、聞くことの違いを意識するようになり、始めて話す側の姿勢が分かったような。

連休明けの今日は何組ものご来客がありました。果たして聴くことが出来たかどうか。
写真は、あるファースの家のユーザーさんから送られたコントロールユニットです。
気温8℃の表記がありました。温かいとの喜びの電話で気持ち良く聴くことが出来ました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福はお金で買えません…北斗市

2015-10-12 15:29:58 | ファース本部

お金を儲けて高価な服を着て、美味しいものを食べ、冷暖房の完備の家に住み、高級車を乗り回し、果たしてそれであなたは幸せなのか…
お金は無いより在る方が良いのでしょうが、その金の有りように課題がありそうです。
人から信頼され、真に幸せ人は、お金を自分の欲望に費やさず、人のために費やします。

私達企業経営者には、「儲からない企業経営は罪深き事」と言う建て前があります。
企業経営にお金は人体の血液のようなものです。
会社で資金が回らなくなると心臓疾患と同じで、瀕死の重体、輸血をしなければ人なら死亡、企業なら倒産です。儲からない会社などは、そもそも経営をしてはいけないのです。

私は20年前、多くの工業所有権を武器に、弊社福地建装を株式公開させようと野望を持っていた時期がありました。投資会社(ベンチャーキャピタル)から多額の投資の申し込みを受けていました。しかし株式公開すると自分の会社ではなく株主の会社になるのです。

「住む人と幸せを分かち合う家づくり」この大切な理念が果たせなくことに気付きます。
当時、同じベンチャーキャピタルから投資を受けていた経営者仲間は、実際に上場を果たした人、一社は公開要件を満たせずに断念、一社は公開して大金持ちになり、その後に自分を見失って10年後に倒産を。健全経営とは、金儲けとは、そして企業経営とは何なのか…

誰もが幸福はお金で買えないことぐらいは知っているのです。
それでもお金はある方が良い。お金があれば人様の幸せづくりに貢献できるから。
私達が行っている住宅システムの研究開発は、住む人ユーザー様の幸せをつくるためです。

ユーザーが幸せになると施工工務店が幸せに、協力業者が幸せに、そしてそれが自分の幸せに結び付きます。金では買えない幸せづくりを家づくりで行える幸せに感謝しなければ。
今日も小難しい相談対応と面倒な湿度調整の概念記事の執筆に取り組んでいました。

写真は、家の湿度管理に重要な空気清浄調湿材のシリカゲルを処方したスカットールです。
200リッターもの調湿メカニズムをコラムにするために奮闘を。幸せづくりのために…
さて、明日から平常勤務、今日は早めに引き上げます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良い子・悪い子・日向なの子…北斗市

2015-10-11 21:59:24 | ファース本部

当初は、散々と罵られた過去がありました。
住宅システムの開発などは、好きだから遣るのでなく、必要だから行うのです。
公的な仕様で、誰もが行い、通常になっている遣り方を根こそぎ変えるなどは。

住む人の幸せは、私達工務店経営者、協力業者の幸せでもあります。
そのためには、偉い学者の先生の指導法をそのまま実践するのが一番の方法です。
しかし、その方法で住む人の幸せは果たして。施工業者や協力業者の幸せは果たして。

必ずしも満足できない結果では、従来の遣り方以外の方法や工法を試すしかありません。
過去に遣ったことのない方法をためすのですから、何回も繰り返し、呆れられて…
良い人に徹していては、新しい仕組みが出来ません。
悪い人では、誰も協力してくれず、何も結果を出せないのでしょう。
自分で試すしかありません。そして結果を出さなければ信頼を得られません。

良い子・悪い子・日向なの子という格言を聞いたことがあります。
日向の子になるには、良い子であり、悪い子でもあり、結果を出してこそ…
ファース工法などは、断熱手法が国内初です。シリカゲルを工法使用するのも日本初です。
シリカゲルが湿気を吸うと凝縮熱を出し、湿気を吐く時に気化熱を奪います。
その際に在り得る化学反応は、学者の先生のアドバイスを戴き自らが幾通りもの実験を。

お金を支払って住んでくれる建主様の幸せを成就させるためには、何度も試験を行い、組成処方を変え、繰り返し実験し、身内の家づくりで試し、さらに処方を変えて……
そして出来てから30年、その間にも様々なバージョンアップを繰り返して今に。

それでもこれで完成ではありません。真の住宅工法を教わるのは、学者より建主様です。
今日もお施主様から色々な提案を戴き、次の研究課題に致します。
写真はファース工法の開発コンセプトとなった茅葺屋根の水分管理です。

良い家づくりには、既得権者に嫌われる悪い子にも成りざるを得ないのでしょう。
ほんとは良い人だけで過ごしたいのですが……

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊世代のシルバー川柳から見える人生…北斗市

2015-10-10 16:40:01 | ファース本部

今日も朝が来た。
寝床から起き上がって身支度を整え、喰って出掛ける。喰うために…
家に住み、衣服をまとい、食物を喰えば生きられる。何のために…
住まず、着ず、喰わなければ人生は終わるであろう。何故に終わらせないのか…

フェスブクックの友達が見つけたシルバー川柳
◎この動悸 昔は恋で 今病気
◎恋かなと 思っていたら 不整脈
◎年重ね くしゃみするのも 命がけ
◎いびきより 静かな方が 気に掛かる
◎カードなし ケータイなしで 被害なし
◎医者と妻 急にやさしく なる不安
◎万歩計 半分以上が 探し物
◎LED 使い切るまで ない寿命
◎忘れ得ぬ 人はいるけど 名を忘れ
◎土地もある 家もあるけど 居場所なし

この川柳はまだまだあります。
団塊世代の方々には笑っていられない内容かも知りません。
私も含め戦後の経済成長を支えてきた年代は、ただ我武者羅に生きて来たのでしょう。

戦後の焼け野原に佇んだ父母、祖父母たちは、人生とは何かなど思考する暇すら与えられず、ひたすら家族を喰わすために活動し、その生き方に追随したのが私達団塊世代です。
そして、ふと振り向くとこの川柳に詠まれたのは、まさに自分そのものであったのかも。

開き直って思考すると、今喰えている自分、今住めている自分、今着られている自分が。
団塊世代の諸君よ。褒め称えましょう。あなたがいたから今がある。
そして今日も夜が来る。命があるから夜は来るのです。

写真は出張先で撮ったこけしです。この際、笑っちゃおう(笑)

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暖かさのクオリティーとは…函館市~北斗市

2015-10-09 17:55:02 | ファース本部

10月も3分の1の期日が過ぎて北国では、暖房を行う家々が多くなりました。
暖房をエアコンで行う際は、暖気が頭上を撫ぜて不快感を覚える場合があります。
このような暖房空間は、決してクオリティーが高いと言えないのです。

室温が同じ20℃でも何故か寒い、また暑い、との体感をされる人が多いのですがそれは、「体感温度」が原因と考えられます。「体感温度」とは、文字通り「体で感じる温度」です。
「体感温度」は、周囲(床・壁・天井・窓)の平均放射温度(床・壁・天井などから発する熱)と、空気温度(室温)、それに湿度が関係しています。写真は輻射熱量の実験風景です。

室温が20℃であっても断熱性能が悪く、周囲(床・壁・天井・窓)の温度が10℃の場合、人のカラダでは16℃程度にしか感じません。一方、室温が同じ20℃でも、断熱性能が高く、床・壁・天井・窓などの温度が室温に近い場合は、20℃以上で感じる場合もあります。

つまり室内の床・壁・天井・窓などの温度と、室温が変わらない環境が理想なのです。
また、湿度も体感温度に大きく関わり、乾燥空気は、人のカラダの水分を蒸発させて体温を奪います。
冬は湿度を高く、夏は低くすることで体感温度を改善出来ます。

これは、気密性能が高く、隙間から外気が入らないことが前提です。
この「体感温度」は、住む人の健康と冷暖房費用に大きく影響を与える事になります。
家づくりを検討されている方は、見学会等に行った際に床・壁・天井・窓の温度と、室温の差と湿度を注目すべきです。住宅の良し悪しを判断する大きな目安になります。

暖かく感じるには、上記のようなハード的な一面が大きいのです。
一方心情的、感情的な面も影響し、気持ちが温かいと、体感温度も高く感じることが…
今の北斗市の気温12℃、執務室19℃です。

しかし寒さをあまり感じないのは、先ほどまでいた家庭裁判所で調停を成立させ、気持ちが上気している事が要因かも知れません。
さて、明日からまた連休になる週末ですが私はもっぱら原稿執筆に明け暮れそうです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時・分・秒単位の競争となる特許権利…東京都内~羽田空港~函館空港~函館市~北斗市

2015-10-08 18:02:29 | ファース本部

私は、30年前の昭和60年、日本で始めてと思われる、ノンガス、ノンオイルのオール電化住宅を創設し、電力会社に相談に行ったところ、彼らにとても奇異な感じで見られました。
当時は、電気温水器だけがあった時代で、全てを電化機器でと言う自分に、電力会社の人には、変な奴が来たと思われたようです。

それ以後のオール電化住宅の進捗状況は知っての通りです。
当時は真っ赤なニクロム線剥き出しのクッキングヒーターでした。
間もなくハロゲンヒーターとなり現在は、IHヒーターへと進化しました。
IHヒーターも電磁波ブロック機能などと様々なニーズに仕様進化し続けております。
進月歩とではなく現在の技術は「分進時歩」とでも言いたい速さです。

ファース本部は、年間10件ていどの特許出願を行なっております。
特許庁ホームページ端末で出願状況を検索するのですが、同じような出願が午前の検索時になくとも、午後から公開されるものも少なくありません。
特にインターネットの情報量は膨大で、ネット活用できない人達は完全に置いてきぼりに。

私達が特許庁に特許出願書を出す時、書式では郵便局での受付時間の刻印で。
電子出願は、同じ特許内容の場合その受信時間が1秒でも早い方に権利が行きます。
事業業態もビジネスモデルの特許権利として権利化できる時代となりました。

今後は、同じようなビジネスモデルが特許出願される可能性が大きくなり、1分、1秒がビジネスチャンスを左右しかねないほど、技術進化の頻度が激しくなっています。
データ活用を従来と異なった業態で行う手法もビジネスモデル特許として出願出来ます。

家づくりをビジネスと捉えるのであれば、それはまさに時間との戦いなのでしょう。
時間感覚に敏感でない工務店経営者は、次世代の工務店経営が難しくなる時代となります。
さて、昨日はビジネス競争のメッカと言える東京都心におりました。

私は今朝のフライト(写真ANA提供画像)で台風の直撃を受けている函館に無事に戻りました。
家庭裁判所登庁して業務を終え、北斗市本社に戻り本職業務に取り掛かっています。


blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大企業だから出来る事…東京都内

2015-10-07 19:40:54 | ファース本部

「下請けを食い物にするのが大企業だ」とするイメージを持つ人も多いようです。
大手建設会社は、たくさんの下請け、孫請けの技能や技術で成り立っています。
同じことは、ハウスメーカーいわゆる住宅販売会社にも言えそうです。

ハウスメーカーは、直に家づくりを行なっている訳ではありません。
営業し、施主から受注して下請け業者に施工を任すと、その下請けの孫請け業者が工事現場で家を造っているのが現実です。受注することが役割です。
そのためには品確法、建築基準法、瑕疵担保履行法などの法規をしっかりと見定めており、施主の安心度は高いのです。

私達のような零細企業は、ハウスメーカーとの対比で、外部環境に関する情報の取得方法に遅れをとり、またデザインも含む提案力に大きなハンディを感じるときがあります。
しかしながら営業経費を使用せず、地域住民に慕われ、地産地消を促すことに費用を掛けています。
私達のようなボランティアチェーン本部は、この地域工務店の劣った点を補うのが重要な役割です。

今日は、東京都心にある大小含め、数社の企業を訪問させて戴きました。
写真は、私達ファース工法の断熱施工の責任体制を確立している倉敷紡績株式会社の東京支社を訪問して撮りました。私の右が統括責任者の山本部長、左が断熱担当の小林課長です。

クラボウさんには、外断熱用のFASボードの製造供給と、気密断熱で重要な樹脂スプレー発泡断熱の素材供給と、施工部門を担当して戴いております。
健康空間、省エネ空間の双方機能の両立は、矛盾した作用に対する技術が必要になります。
私達ファース本部は、確たる住宅性能を極めるため、あらゆるオファーを要請しています。

クラボウさんは、その要請の殆どに対応して戴いており、私達のような零細企業では出来ない研究開発の遂行をしてくれます。今回も次世代に必要な新技術の要請に訪問しました。
さて、明日は函館市に戻り、そのまま家庭裁判所に登庁して業務を行なます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

評価される技術とは…北斗市~函館空港~函館空港~羽田空港~東京都内

2015-10-06 22:34:16 | ファース本部

大村智先生のノーベル賞受賞は、とても嬉しいニュースです。
彼の技術において、何万人もの生命が救われたと言うことでノーベル賞も肯けます。
医学生理学、私達はあまり馴染みのない分野ですがノーベル賞で大村先生の偉大さを理解致しました。
ノーベル賞を取ろうと思って研究をしていないところが好ましく感じます。

私達のような企業経営者の研究は、あくまでも事業安定などを目的にせざるを得ません。
それでも発光ダイオードなどの研究者は、ノーベル賞を授賞した例があります。
既存技術だけで企業戦争を戦っていたのでは、価格競争に陥り最後に企業の共倒れを…
企業間どうしの差別化競争で社会に寄与する新技術の発掘に繋がることは多いようです。

今日は、サッシメーカー(三協立山株式会社)の新商品の実物を視察してきました。
昨今の建設建材は、機能よりもデザインと価格での競争が激しくなっていました。
三協立山の新型サッシ「アルジオ」は、昨今の競争視点から開発コンセプトを変え、機能優先の新製品と言えそうです。

夜には、公衆衛生学、健康政策学、予防医学を専攻する首都大学東京名誉教授、医学博士の星旦二先生(写真)との意見交換が出来ました。
私達が行っている家づくりは、住む人の健康に大きく関わっております。
星先生の予防医学の知識を備えることで研究要素が大きく異なって来そうです。

ノーベル賞の大村智先生に刺激を受けつつ企業人研究者としても遣ることは多いようです。
私のような中卒者は、学問と無縁でしたが、星先生のようなドクターと協働研究で社会に貢献の要素がありそうに思いました。
星先生は、医科学学会だけでなく私達の建築学会員でもあり、学会員登録に必要な推薦人などのアドバイスを戴きました。現場最前線から学会に論文提出することが出来そうです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「他人の不幸を蜜の味?」…函館市~北斗市

2015-10-05 19:00:03 | ファース本部

「人の不幸を喜ぶなかれ」とは、聖書にでも出ていそうな文言です。
私達は、他人が不幸に遭遇している情景を目にすることで多くの人は同情します。
3・11や先般の大洪水で流される被災者をテレビで見て、可哀想だと号泣している人も。
一方、恨みや妬みは、現代人の多くに潜在する普遍的な感情があると言います。

この普遍的感情は、時に「他人の不幸を蜜の味」にしてしまう場合があるようです。
ある心理学を研究するチームでは、妬みに関する感情に「前部帯状回」と呼ばれる葛藤やカラダの痛みを処理する脳の中の部位が関わってと言います。

これは、妬みの対象になる人に不幸な出来事が発生すると「線条体」と呼ばれる「喜び報酬」を与える脳内部位が活動するのだと。
「前部帯状回」活動の高い人ほど、他人の不幸に対して「線条体」が強く反応するそうです。
心理学的にも「他人の不幸を蜜の味」にする感情は、誰も大小はともかく潜在するという。

この研究は、心理カウンセリングなどで心の不安定さを取り除く治療に役立つそうです。
私達、家づくりを行うモノにとっては、クレーマー(過剰で過度な苦情を申し出る人)対策などに活用できそうです。クレーマーの心情も「前部帯状回」活動が高い人かも知れません。
クレームを付けることで他人を追い詰め、困った人を見ることで「線条体」を満たすのかも。

さて、週明けの今日は、発明協会のイベントで太平洋セメント上磯工場の視察などを。
写真は、夕方に長男夫婦たちを函館空港送迎する途中に立ち寄った函館フェリーターミナルで撮りました。
この人達には「前部帯状回」や「線条体」などと無関係のように感じます。
本当の幸せとは、他人の幸福のうえに成り立つことは確実です。

さて、明日は東京都内で仕事をすることになります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミスと失敗には大きな違いが…函館市~北斗市

2015-10-03 22:21:04 | ファース本部

ミスを許さない社会は、ミスを開示させない会社を作ってしまいそうである。
フォルクスワーゲン社のディーゼル車不正事件はミスといえる案件ではなさそうです。
ミスは、気付いたらすぐに対処し、同じミスをしないように対策を講ずるべきなのでしょう。
しかしフォルクスワーゲンには、犯罪的な要素を感じます。

部品供給の下請けと元請の、歴然とした力量の違いが災いしたのか。
またミスではなく、不正だったことが10年間も期間が遠のくほど隠ぺいせざるを得なくなったようです。
そもそもミスは誰もが犯すもの。そのミスでの責任者が権力者となると組織的な隠ぺいになってしまいそ
ミスでかけた迷惑は早急に改善し謝罪することを優先すべきです。
ミスをして、為すべきことを遅延するごとにフォルクスワーゲン状態に陥りそう…

ミスして気付くことは多くあります。
失敗とミスの違い整理してみました。
私達が行っているファース工法は、失敗の繰り返しで出来上がった住宅システムです。
何も行動しなければ失敗はありません。
何の失敗もしない事は、何の行動していない証しとも言えるのでしょう。

ミスは、入念に思考し、準備を怠らず、確認をしっかりと行なうことで防げます。
このミスを繰り返すと信用を失墜してします。
失敗には先があり、ミスに展望がありません。
このように思考するとミスと失敗には大きな違いがあるようです。

さて、今日は東京から長男夫妻が帰省しており、久々にこれから失敗談議でもできそうです。
写真は同行された長男夫妻の友人を案内して来た、函館山の麓のチャチャ坂を撮りました。
明日は大沼のファースの家・ゲストハウスに行く予定です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家事調停委員の任務を全うすることは…札幌市内~函館市~北斗市

2015-10-02 21:46:55 | ファース本部

家事調停委員とは、家庭内紛争を解決するため民間人から選任された特別国家公務員です。
私は最高裁から平成8年の拝命ですから20年目の任期を迎えています。
拝命以来、主に夫婦関係調整、俗に言う離婚調停に類する案件を数多く担当してきました。

離婚調停とは、夫婦関係調整が上手く行かず離婚が決定的になった段階から離婚に伴う、課題を調整し合います。基本は、円満調停で幸せな家庭環境を取り戻すための調停を行います。
私も既に200組以上もの夫婦関係調整に関わってきました。
その総てが双方にとって最善だったかどうかの自信はありません。
いつも自分の行った調停事件に対しては、自問自答することが多いのです。

今日は札幌高等裁判所に登庁して家事調停員としての功績を認められ、表彰される事に。
「札幌高等裁判所長官賞」を授与され、その授賞式に参加してきました。
(写真は副賞のプラチナ蒔絵のボールペン)
20年間を務めあげたことに対する褒賞なのですが、2年任期ごとに延長要請があります。

ところが、最高裁判所から任命された調停委員として「相応しくない行い」が2年の任期中にあると、裁判所から任期延長の要請は来なくなります。
相応しくない行いとは、刑事事件は勿論、交通違反の連発や罰金刑などでも対象となります。

私は、任期中に弊社の総務責任者が、支店登記の期日変更手続きを怠り、代表取締役の当方には、その責任者として過料1万円の支払いを裁判所から求められたことにありました。
早速、家庭裁判所の総務部に出向き、事の不始末を説明して詫びたことがあります。
一度ならずとも二度三度あったら調停委員の任期延長要請は来なかったはずです。
私のような企業経営者は長年にわたり恙なく過ごすのが難しいのかも知れません。

ともあれ札幌高等裁判所長官から有難く賞状を賜りました。
支えて戴いた関係者の皆さんには、そのご協力に心より感謝の意を表します。

さて、大嵐の天気を縫うように遣り過ごし、学校評議員を務める上磯中学校の学校祭に顔を出し、そして札幌から急いで戻り、函館市内で開催の学校祭慰労会にも間に合いました。
上磯中学校の個性豊かな先生達のスキルの高さにまた感銘して帰って来たところです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思っている・考えているだけでは…北斗市~函館市~札幌市内

2015-10-01 19:40:29 | ファース本部

思うだけなら富士山でも琵琶湖でも買えてしまいます。
考えるだけなら地球を貫通させて日本から裏側のブラジルまで直通で行けてしまいます。
私達企業経営者は、「思っている、考えている」の言語に裏付けをつける必要がある。

工務店経営者は、「このような高性能の家をつくります!」と言い切ることが必要。
「このような高性能の家をつくりたいと思います」というのは、子供が将来の夢を語っているのと同じことです。誰もが思考を繰り返して構想を練り上げます。
しかし構想の段階で他人に放言することはしない方が賢明といえるでしょう。

他人に協力を得るには、構想目的や具現化させるための詳細計画がある場合に限りそう。
単なる構想を語るのは、飲み会での憂さ晴らしにされてしまいます。
ましてや多くの方々の前で単なる「思っている、考えている」の言葉の連発は、関係者からの信頼を損ねてしまう場合が多いようです。

しかし40年前の私は、ずいぶんと「思っている、考えている」の言葉の連発したものです。
家族もスタッフも呆れ顔だったことを思い出しています。
自分を自分で追い込んで退路を断って放言したことを実現する原動力にしてきました。

30年前、すべてを電気エネルギーで賄う、いわゆるオール電化住宅構想をぶち上げた時は、誰もが呆れて相手にしてくれませんでした。しかし大風呂敷を広げても為せば成るもの。
他人に喋った以上は、言ったことを実現しなければ自分が大恥を被るだけです。
私は、もっとも誤解の受け易い、典型的な「有言行動」タイプなのかも知れません。

富士山を買うことも、地球をぶち抜くことも、物理的に絶対に実現できません。
そのような構想や夢は、自分の胸の中で情熱を燃や続け、少しずつ実現できる技術と情報を積み重ねが……さて、今日は飛行機移動をJRに変えて札幌に移動してきました。

写真は来年3月29日開業の新幹線、スーパー北斗から撮った新函館北斗駅です。
新幹線仕様で貫通させた世界一の青函トンネル完成の何と30年後の開業なります。
60年前の幼い時に青函トンネルの話を聞いた覚えがあります。関係者の執念と情熱が!!
さて、明日は札幌高等裁判所に登庁して用事を済ませ、直ぐに函館市に戻ります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする