豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

本州オール電化住宅の先駆者達…秋田市~鹿角市

2017-06-15 18:59:52 | ファース本部

私が家中の湿度管理を成し遂げるためには、燃焼ガスを発生する器材を家屋内で使用する事の危うさに気付き、全電化住宅を構築したのが昭和60年でした。
平成元年には、オール電化専用ファース工法をデビューさせ、北海道電力も普及推進の要請を行いましたが、当時は樹脂スプレー発泡断熱の公的認定を受けておりませんでした。
平成5年にその認定交付されてからは、電力会社が積極的に推進協力を行ってくれました。

まさにオール電化住宅は北海道で誕生し、道内でじわじわと広がりを見せ始めました。
その時期本州は、住宅の断熱性能が伴わないため、電化住宅の普及が大きく遅れていました。
そこに着眼したのが東北電力秋田支店の方々です。

それまでは県内でもオール電化住宅との概念がありませんでしたが、調湿と温度管理のための全電化住宅工法として東北電力秋田支店は、支店の前にあえてファース工法の旗(のぼり)を立てて、オール電化専用工法「ファースの家」を積極的に売り出しました。

一企業の特定工法に肩入れするのは公共性の高い電力会社として問題化されそうでしたが、正しい電化住宅は、ファース工法に限らず支援すると公言し、高気密・高断熱の「オール電化住宅」がまさに秋田県から発祥し、全国的に拡大して行きました。

今日はその東北電力秋田支店を訪問してきましたが、写真左の一関直竹さんは、24年前、ファース工法を調査するために最初に北海道に乗り込んだ社員でした。
その後自分でもファースの家に住み、本社勤務や部長職を歴任して定年退職後の現在は、嘱託専門役の肩書で正しい電化住宅の工務店支援活動を行っています。

右が現在の部長、坂本貞義さんで当時は一関さんの部下でもありました。
この方々が存在しなければ、現在の正しい電化住宅普及は在り得なかったと思われます。
さて今日は、丸甚建設さん、河辺組さん、ホワイトボックスさんの3社のFAS加盟工務店を訪問して鹿角市に移動してきました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫婦絆の工務店経営…北斗市~新函館北斗駅~田沢湖駅~仙北市~横手市~秋田市

2017-06-14 19:37:48 | ファース本部

多くの地域工務店はご夫婦で経営を行っているケースが多くあります。
その夫婦経営の殆どは、奥様主導タイプのように思えます。
長期間にわたり地域の方々の信頼を得るためには、夫婦のチームワークが生きてきます。

「カカア天下に離婚なし」
私の家庭裁判所調停員20年間の経験から見ても家庭は、奥様主導が上手く行っています。
今日は秋田県内の3社のFAS加盟工務店を訪問致しました。
写真は、角館町の草彅建築さんのファースの家の施工現場で撮りました。

有限会社草彅建築さんは、大工一途の代表取締役社長の草彅芳春さん(写真前右端)を、20歳で結婚してから一心に支え続けた奥様の草彅ツヤ子さん(前左端)の存在が大きいのです。
写真後ろ左端は、草彅建築さんの後継者である石川一成さんですが、ツヤ子夫人の厳しさと優しさに包まれながら、職人として、人としても育まれておりました。
写真に写った大工さん達の凛々しい姿に感銘です。

久々に訪問した角館町でしたが、今は合併で仙北市となっております。
既に20年以上ものお付き合いになりますが、大工一筋の草彅社長をツヤ子夫人は、経営面や若い職人達の面倒見などと、奥様ならではの役割をしっかりと果たしておりました。

ともすると拡大路線に走りがちになる男性陣を、小さくても心の行き届いた地域工務店の在り方を貫き通しているのは、まさにツヤ子夫人の存在感だと思われます。
「慎ましく後について行き、勇ましく号令も出す」
地域工務店経営者と社長夫人の理想的なカップルだと実感したしだいです。

さて今日は好天にも恵まれ、北海道新幹線に乗り盛岡駅で秋田新幹線に乗り換え、田沢湖駅で降車し、東北担当の弊社柳田次長の車で県南から秋田市内に移動してきました。
明日は秋田市内のFAS加盟工務店を訪問する予定です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥様が美人になる家づくり…大阪空港~函館空港~北斗市

2017-06-13 17:13:09 | ファース本部

今日は大阪も北海道も綺麗に晴れあがって気持ちの良い一日でした。
しかし、やがて本州は梅雨のうっとうしい時期がやってきました。
梅雨のない北海道だと云いますが北海道の6月は、天気がとても不安定です。

弊社福地建装ファース本部は、「美人ハウス」「美人住宅」の商標登録を行っています。
ファースの家のキャッチコピーは「空気サラサラ」ですが、ジトジト感の強い梅雨時期にも床下のシリカゲルを処方した専用調湿材「ファースシリカ」が、一定の湿度をキープして空気サラサラを保持しています。

真夏になると外部からの高温多湿を構造体で防ぎ、ダブルエレメントの熱交換式換気扇で多くの湿気を外部にUターンさせる機能が搭載されています。
冬は乾き過ぎを防ぎ、潤いのある生活空間を保持できるようになっています。

私達、人の身体の70%は水分で出来ていると云います。
気温が多少高くとも湿度が低いと身体から水分が蒸発して体温を奪ってくれるのです。
特に寝室は、気温を下げずに湿度を下げる方がはるかに快適でクオリティの高い睡眠が。

空気を洗浄調湿された居住空間に住むと、私達の肌がスベスベ感を保持できます。
奥様をいっそう美人にするためには、この空気清浄調湿装置に膨大な光熱費を掛けてはなりません。
安価な省エネ快適な居住空間は、財布を管理する奥さまがいつも笑顔で過ごすことが出来ます。
奥様の笑顔は、家族の幸せのあかしのとも云えそうです。

今日は関西から戻り、ご来社されたベントキャップ(換気フード)メーカー株式会社大佐様の阿部課長(写真左)と、空調機材に負担を掛けないフード実験を行っておりました。
高額な空調システムを使用してもベントキャップ・空気の出入り口の機能も大切です。

ファースシリカや空調システムで調湿の出来る家は、湿気の出入りをしない完璧な気密層も必須となります。
今日は大阪から帰社し、ご家族の幸せづくりのための様々な研究開発を行っておりました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逝くと行く人の違いとは…北斗市~函館空港~大阪空港~丹波市~大阪市内

2017-06-12 22:01:15 | ファース本部

誰もが人生に別れを告げる時があります。
人生を終え、永遠の旅立つ人を「逝く人」と云います。
私のように出張や旅行に旅立つ人のことは、「行く人」と云う。

旅行に旅立つ人は、帰って来ることが前提なのでしょう。
しかし旅立ったまま帰って来ない人も中にはいるのですが…
今日は、兵庫県丹波市のFAS加盟工務店、谷水住建さま社長のご尊父さまのお通夜に参列してきました。

谷水社長のお父さまは林山業を営んでおりましたが生前、私と二人だけで「人の生き方と樹木の育ち方」を兼ね合わせた人生論を、何度か交わしたことがありました。
年輪を見ると、輪の数で樹齢が解ります。
ご尊父は、輪の幅の方向で、どのような場所で、どのような環境下で育ったかが、つぶさに判ると話しておられました。

また樹木は人と較べるとほぼ永遠に命が尽きる事がないとも云います。
例外は、人の傲慢さで切り倒したまま植林しない事を云うのだそうです。
このように様々な遺訓を教えてくれて旅立って逝きました。

お通夜の和尚さんのお説教では、「逝く事」を帰る事と同意語だと説いています。
「行く人」には帰って来る保証はない。
しかし「逝く人」は、待っている人の心の中にいつでも帰ってくるのだと云います。

人は誰もが逝くときがきますが、谷水さんのご尊父さまのような生き方をすると、いつでも待っている人の心の中に帰って来られるのだと思ったしだいです。
写真は今日の関西地域の上空ですが、あの山の向こうに旅立って逝ったようです。

北海道から飛んできて僅か数時間の滞在でしたが、多くの教訓を戴いたお通夜でした。
明日は午前中に帰社して午後からの来客対応に間に合わせます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家づくりは地域密着型工務店で…北斗市

2017-06-10 12:19:53 | ファース本部

家は、住む人の人生を包み込む器であり、商店で買い物をするような商品とは異なります。
ましてはデパートで大量販売されるようなモノで絶対にあってはならないのです。
家は、出来あがり、施主が入居したその日から様々な不具合に遭遇するものです。

どんなに仕様書通り施工を行っていても最新の器材は取り扱い方も複雑です。
また人が住めば、床面、壁面、設備機材は、必ず多少は傷むものです。
住んでみると設計段階では予測できなかった事態もあります。

住みながら時間を経ると、ライフスタイルにフィットさせる細工も必要となります。
まさに施工工務店と常に連携できなければ施主には必ずストレスが伴うものです。
家は売ってはいけない「住む人のお城」といっても良いのでしょう。

施工工務店が直ぐ近くに存在し、常に施主との連携に応じるのは必須なのです。
それにはまず、住んでから快適さを担保する温熱環境のハードを備える必要があります。
家にハードがあれば、施工した工務店経営者やスタッフの真心(ソフト)が生きてきます。

私達ファース本部は、住んだ家族が常に笑顔でいられるようなハード研究をしています。
私達は、地域密着型工務店のみにファースの技術を提供しております。
写真は研究開発室のデータ集積室でファース構造のミニチュアで構造特性を調べている主任の富田武美と田中海優です。今日は土曜日なので自分も含め私服で出社しています。

地域密着型工務店が地域で家を建てると地域の販売代理店から資材購入、地元の協力業者、を活用し、地元の商店が活性化して地域経済を潤します。
家を売るメーカーは、資材メーカーからロットで現場搬入させ、施主から回収した資金は中央へダイレクトに流れます。地元に下請け孫請けの手間賃しか落ちないのです。

さて今日は、大嵐で竜巻注意報がでておりましたが、おおごとにはなっていないようです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家中の水分200リッターの空気調湿と洗浄…北斗市

2017-06-09 17:11:28 | ファース本部

海苔を購入すると必ず乾燥剤が同封されています。
その乾燥剤の殆どが「シリカゲル」と云われるガラスの破片のようなモノです。
シリカゲルやガラスは、地球を形成している成分の二酸化珪素を精製してつくります。

シリカゲル乾燥剤は、電子顕微鏡でも見えない(1,000万分の1ミリ単位)トゲのような突起(水酸基と言う)で覆われおり、そこに湿気が吸着されます。
その吸着時には、ホルムアルデヒドや悪臭のなど空気汚染物質を化学吸着します。

ファースの家では、抱えた湿気を一定の乾燥状態まで保持させる機能を持たせました。
これをファースの家・専用空気清浄調湿材「ファースシリカ」と命名して商標登録しております。
平均的なファースの家の床下には、約300㎏のファースシリカを敷き込みます。
(写真)
ファースシリカ1㎏に約0.8gの水が抱えられるため、240リッターのキャパシティーとなります。

ファースの家は、天井裏からサイクルファンで床下に空気を強制的に送り込むため、床下気圧が上ります。
外皮にインナー通気層を持っており、その通気層を通じて家中の空気が床下のファースシリカに接触します。吸った湿気は、気温が上ると相対湿度が下がると放出され、この作用を繰り返す事で梅雨時期でも一定湿度を保持させるように処方されています。

機械的な除湿や加湿ではなく、このシリカゲルと云う自然素材の特性を引き出したファースシリカで家中の湿度を一定化させ、空気洗浄も行っております。
木材や塗り壁でも湿気の吸吐作用はありますが、そのキャパシティーは極小で湿気の保有時間が短いのです。

またガラス素材ですから調湿性能の経年劣化はありません。
エアクララと云う固くて丈夫な断熱材で、外皮、床下、天井裏を覆っており、構造的な特性がなければファースの家のような機能や性能を出すことは出来ません。

ファースの家は、家中どこの空気も綺麗で調湿されており、梅雨時期のファースの家をご体感ください。
Facebookの方は下の写真をクリックしてご覧ください。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樹脂スプレー発泡断熱の価格と性能…北斗市

2017-06-08 17:52:18 | ファース本部

平成元年、木造住宅では、私が日本で初めてウレタン樹脂スプレー発泡断熱を行いました。
当時(今でも一部で)は、従来のグラスウール断熱を指導する先生方に、実績のない無茶な工法だと多くの課題を指摘され、大バッシングを受けました。

ウレタン樹脂スプレー断熱は、平成元年がまさにゼロスタートの年でした。
平成5年に公的な断熱手法として認定交付されるまで5年の歳月が掛かりました。
私の申請が認定交付と同時に、堰を切ったように他社での多くのスプレー断熱施工の家が建つようになり、今では毎年数万棟以上のスプレー発泡断熱の住宅が建築されています。

このウレタン樹脂スプレー発泡断熱工法は、原液に膨らし粉のような処方を施すとマシュマロのようにフワフワと膨らみます。つまり幾らでも安価に調整も可能なのです。
当然、強度や断熱性能には大きな影響を与えます。
写真は私達が認定交付を申請する以前から「ファース工法」の発泡施工を行ってきた、札幌市の鷹の羽工業さまの方々です。

今日は後ろに見える実験ハウスの断熱層を改良する工事を行って頂きました。
右端が鷹の羽工業の平川常務で当初は吹き付け職人でした。
今は、私の隣の高橋君が施工名手と云われ、隣の福澤君が懸命に技術を習得していました。

硬質ウレタン断熱材は、構造体への密着強度が問われ、更に15㎜程度と薄い層を何枚も重ねる事でスキン層が絡み合って強度を増します。これには高い技術が伴います。
一見すると触らない限り、膨らし粉で膨らんだウレタンと同じように見えます。

外の湿気を入れない、乾燥空気に影響されない、転がしても壊れない、断熱性能を何十年も劣化させない等の性能を担保するためにスキン層の重ね施工を頑なに守っています。
現在、全国各地に施工されているファースの家は、写真の鷹の羽工業さんのご協力で出来上がったと云えそうです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断熱性能は施主のために…那須塩原市~東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2017-06-07 17:23:26 | ファース本部

私達、地域工務店経営者には、大きな経営判断を必要と時代となりました。
高気密・高断熱は常識になりZEH(ゼロエネハウス)も準標準化になります。
少なくとも2020年からは、断熱性能の低い家づくりはつくる事が出来なくなります。
高気密・高断熱の文言だけで拒否反応した工務店経営者も今度は義務になるのです。

時代背景が変貌しても私達は、古き善き時代の伝統や技術を大切にしなければなりません。
その伝統文化や技術などは、時代環境に沿う形で具現化しなければならないのです。
私は30年前から断熱基準に関係なく熱損失係数1.5を切る家づくりを行ってきました。
基準や義務があるからではなく、施主の幸せづくりを思うと寒い家など造れないのです。

昨日は栃木県那須塩原市で「栃木ファース会」総会に参加してきました。
栃木県も那須塩原市は、北海道なみに寒波の押し寄せる地域です。
それでも家づくりの断熱意識が高いとは云えませんでした。
ファースの家の断熱性能は特化したものになります。

現在は、本州南端の宮崎や鹿児島でもファースの家が建築されています。
もともと温暖なのでユーザーも工務店も、高気密・高断熱などは、端から要らないと思い込んでいたため、断熱材の入っていない家が殆どでした。
宮崎や鹿児島でも冬は、気温2℃、3℃まで下がり、断熱材の入っていない家の中が外気温と同温になります。

ファースの家は、シリカゲルで湿気を抑制する冷房対応型システムとなっておりますが、温暖地の方々はこの冷房対応機能より、「冬暖かい」ことが好評な理由だそうです。
家の断熱性能は、基準、義務の前に住む人の幸せづくりを思考すると必須になります。

さて、4泊5日の兵庫県、東京都、栃木県への講演出張でした。
函館空港に着陸した機内から函館山は、「お帰り」と云っているように佇んでいます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栃木ファースの会総会を…那須塩原市

2017-06-06 20:21:16 | ファース本部

人口約200万人の栃木県は、関東北部に位置しています。
県庁所在地は宇都宮市で、県内には東照宮で有名な日光国立公園があります。
天皇陛下ご一家がお使いになる皇族御用邸がある、那須高原もあります。

栃木県の気候は、年間平均気温が平地12℃~14℃、標高の高い地域は7℃~9℃となります。
冬は放射冷却で最高気温と最低気温の気温差が14℃に達する日もあると云います。
夏は激しい雨と雷の発生数が多い地域として有名です。
いわば温暖で平穏、一方で気温差や山おろし強風の激しい日々が入れ替わる地域です。

私の福地家ルーツも栃木県だそうです。
私の父方の生家は、佐野市にあるそうですが、私はいまだに訪れたことがありません。
父親兄弟が若い時、長男の継ぐ実家を飛び出て上京して深川清澄に居を移し、次男は実業家、三男が私の父で現在の太平洋セメントの会社員、四男が公務員となりました。

私の父は、その後に出世して重役となり、最後は満州の工場長になったそうです。
しかし私が北海道で生まれた時は、母子家庭で貧農の子倅でしたが…
ともあれ栃木県がなければ私もこの世に存在していなかったのでしょう。

今日は、その栃木県那須塩原市で「栃木ファースの会」の総会がありました。
総会後は、弊社の扇常務の「売れない工務店」(写真)講話の後に、「住宅業界がこのように変わる」をテーマに約1時間の基調講演を行う機会がありました。

栃木ファースの会は、那須塩原市の販売代理店、星野アルミ建材さまの活躍でFAS加盟工務店も増えて、会員の数も多くなってきました。
福地家ルーツである栃木県を起点とし、ファース・グループがもっともっと盛業されるようにと、願いを込めて講話を致しました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本州の家づくりの難しさ…東京都内~那須塩原市

2017-06-05 17:48:14 | ファース本部

今朝函の気温10℃、東京が20℃、九州が30℃とそれぞれが10℃アップとなっています。
南北、東西と斜めに細長い日本列島では、北海道の高気密、高断熱住宅をそのまま本州に持ち込むと様々な事象が発生いたします。

今日は、栃木県内の新規加盟工務店さま3社を訪問いたしました。
北海道は、本州のように夏、湿度80%、気温30℃などにはなりません。
本州の家づくりに欠かせないのが、この夏場の湿気対策が不可欠な要素となります。

本州は8ヶ月間が夏なのです。8ヶ月冬の北海道と家づくりの根本が異なります。
気温30℃、湿度80%、その80%の湿気は「潜熱」と云う約50℃に及ぶ熱を持っています。
本当の断熱とは気温とこの湿気の持つ「潜熱」をも遮断する事です。

この潜熱は、潜熱であるうちは蒸し暑い程度にしか感じませんが、エアコン室内機のフィンに接触した瞬間に凝縮熱となり50℃の熱で具現化します。
エアコンは気温30℃+50℃の熱が来たとサーチして大きなエネルギーを消費します。

本州の家の夏場対策としては、グラスウール断熱とポリフィルム気密での限界があります。
北海道では、気温が30℃を超えると湿度50%を切るので潜熱対策は不要です。
本州の家は、根本的な断熱素材、窓ガラスの熱遮蔽機能、庇の意義などが肝心なのです。

このように本州の家づくりは、寒冷地より、はるかに複雑な要素をかかえております。
写真は、新規加盟工務店さまで室井美好工務店さまのファースの家施工現場です。
室井社長は、多くの家づくりを行い、肌身に感じて潜熱対応の出来ているファースの家のファース・グループに参加されました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お施主様ファーストです…丹波市~伊丹空港~羽田空港~東京都内

2017-06-04 18:15:20 | ファース本部

小池都知事の「都民ファースト」が流行語になりつつあります。
トランプ大統領の「アメリカンファースト」も同じことです。
それぞれの立場で「我は一番」を競い合うことを否定しません。

私達施工業者は、事実上「工務店ファースト」「ハウスメーカー」になっていそうです。
企業は、利益を上げる使命がありますが、その利益は施主に還元されてこそ経営サイクルが稼働しています。つまりは完全に「施主ファースト」でなければなりません。

今日は、兵庫県丹波市の春日工務店さまが主催する「ファースと暮らす会」のイベントに参加して来ました。
「ファースと暮らす」つまり「ファーストクラス」…飛行機のプレミアム席、列車ならグリーン席とでも云えそうです。選ばれた人の住む家づくりとなのです。

とは云いつつ、決して富裕層用の住宅システムではありません。
弊社スタッフやFAS工務店の大工さんなど「ファースの家」ユーザーも多くおります。
つまりは「選ぶことの出来る家づくり」と云う事なのでしょう。

春日工務店さんは、社長の荻野富雄さんがチームワークをとても大切にしておられます。
春日工務店さんの「家事ラク室」は、家事室でもユーティリティでもなく、主婦目線での、家事をラクラクこなせる生活導線が特徴で特許庁から商標登録も交付されています。

若いスタッフの考案を荻野社長は、迷うことなく採用できる経営姿勢が評価されています。
「施主ファースト」は、「主婦ファースト」であるとも云えそうです。
ファースの家を大切にして頂ける工務店さま、お施主さまの会に参加出来る事は、開発者冥利に尽きるような気が致します。

今日は、住み心地や感想など多く聞かせて頂き、感謝感激です。
写真はイベント終了後の記念写真となりました。
好天に恵まれ参加されたファースの家ユーザーさまの笑顔が光り輝いて見えます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無いモノの強み…北斗市~函館空港~伊丹空港~丹波市

2017-06-03 19:32:46 | ファース本部

私は、中卒で何の履歴もなく、カラダ一つで失うモノも何もない時期がありました。
失うモノのない事は、まさに怖いモノ知らずとも云えそうです。
何もないモノには、失敗して無くするモノもありません。
何もないと云う事は、翻すと何でも出来る大きな強みにもなりそうです。

北朝鮮の度重なるミサイル発射で日本や韓国だけでなくアメリカにも脅威を与えています。
資源の持たない北朝鮮は、核実験やミサイルを連続発射し、危機感を煽り、経済援助などを迫る手法です。
自国民や対象国民を人質としての許されない、とてもリスキーな手法です。

中身の伴わない事業を虚業と云います。
中身がなくとも見せ方である程度は、繕う事が出来ますが、仕掛けが露呈すれば、一気に気泡と化してしまうのでしょう。

中身が無い器は、殻が壊れると存在そのモノが無くなってしまうのです。
当初は、私もカラダひとつで始めた仕事でしたが、いつの間にか200社近い仲間を持ったファース・グループのフランチャイズ本部になっていました。

中身の薄い住宅フランチャイズが多いと云う中で住まいしてからの、お施主様の幸せづくりに貢献するため、数々の失敗を繰り返しながら中身を詰め込んで参りました。
中身が伴ってくると今度は、失敗できない重荷を背負う状況となっています。

私達は、仲間やファースの家のユーザーさまに不安を与える訳には参りません。
明日はファースの家ユーザーさまの方々でつくる「ファースと暮らす会」のイベントに参加させて頂きます。写真は函館空港からのフライトで到着した伊丹空港です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満足度80点のファースの家…函館市~北斗市

2017-06-02 17:07:32 | ファース本部

私達ファース本部は、道南で自社が、直接施工するファースの家を建築しています。
特設施工は、あくまでも棟数を抑制して地域工務店としての在るべき姿を求めています。
様々な試行錯誤を繰り返し、グラスウール断熱を日本初の樹脂スプレー発泡断熱の工法を開発し、公的な認定作業に数年もの歳月をかけました。

それからファースの家が出来上がって30年、公的認定を交付されたから24年になります。
その間に4,000棟以上のファースの家を地域のFAS加盟工務店を介して供給しています。
昨年から大学の先生方が行う「健康調査」に協力し、ファースの家のユーザーさま1200棟に調査機関がつくった健康調査票を送付し、回答された727通の分析を行いました。

研究機関は、ハウスメーカーや高断熱と云われる住宅など多くの調査を行っています。
写真は、ファースの家に住んだユーザー様の幸福度です。
この家に住み、その幸福度を100満点で、80点以上の採点をくれた人が80%、60点の採点では94%に及びます。一般住宅の30点台からは群を抜いている事になります。

しかし、ファースの家に満足できないファースの家のユーザー様も存在し、様々なご不満やご指摘を賜る事もあります。ご不満を持つユーザー様には、ハード的な課題を解決し、心情を汲むことも必須です。

ユーザー様の心に寄り添うのが先決ですが、北海道北端から九州南端までファースの家が建築されており、施工工務店を介しての対応となる事がファース本部の宿命でもあります。
しかし地域のFAS加盟工務店は、皆さんが理解しており、ファースの家を選択して頂いたユーザー様に感謝しつつ、私達と一緒になって丁寧な解決策を講じて行くことになります。

さて明日は、弊社のユーザー様で組織する福地建装ユーザー会のイベントがあります。
ところが私は関西で開催のFAS加盟工務店主催の「ファースと暮らす会」にファース本部代表として出席するため移動となります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潜熱蓄熱材タイトプレート…北斗市

2017-06-01 18:00:06 | ファース本部

ファースの家の床下には潜熱蓄熱材のタイトプレートを写真のように敷いています。
窓から日射熱が入ると床が温められ床材に蓄熱されます。
蓄熱量は、素材の「比熱」×「比重」×「体積」×「温度」で計算できます。

この比熱、比重、体積は物性特性で本来固定しており、単純に数値掛け算で算出します。
写真の潜熱蓄熱材タイトプレートは、ポリプロピレンと云う素材で出来た容器に特殊な処方を施した硫酸ナトリウムが封入されております。
硫酸ナトリウムとは、温泉成分で入浴剤に混入されており、危険物質ではありません。

このタイトプレートの中の硫酸ナトリウムは、気温が上ると液体化が始まり、気温が下がると固体化するように処方されております。
蓄熱の概念である本来は、固定状態にあるはずの「比熱」が状態変更で変動します。

水の「比熱」は1.0で一番高く、岩石や鉄鋼の比熱は0.3を切りますが、溶液になると比熱が上って蓄熱量が増える理屈です。
一般的には潜熱とは湿気の持つ熱の事ですが、この状態変更によって生じる熱をも潜熱と云っております。

ファースの家は、冷房での冷熱を空気循環で床下に運び、このスカットールに蓄冷します。
冬は蓄熱、夏は蓄冷され、省エネでマイルドな輻射熱クオリティの高い空間をつくります。
昔は価格の安価な表面積の大きな砕石を使用しておりましたが、洗浄して運び込む手間や氷点下や40℃以上の熱も溜め込むなどの難点がありました。
スカットールは20℃から40℃範囲での熱を溜め込みます。

耐候性は、床下に敷設するため、直接的に受熱しないので、ポリプロピレン容器や封入した硫酸ナトリウムが性能劣化する事は殆どありません。
ファースの家は、このような見えない部分で住む人の健康と安心を保持しています。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする