夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

再見  飲酒 其七 陶淵明

2006年10月03日 13時45分45秒 | 私も作ってみました
杯の
菊の香りに
願いかけ
君にも勧む
また会える日まで



元歌からは違ったものになりましたが、

「飲酒」其七 陶淵明

秋菊有佳色

漢字コードにない漢字があるので原文を掲載するのはやめます。

秋の菊が美しく咲いた
露に濡れた花びらを採って
酒に浮かべ
浮世の憂さを忘れる
独酌で杯をかさねていると
酒瓶も残り少なくなっていく
日が落ち、周りは静かになって
鳥は巣に戻って鳴いている
窓辺に佇みながら一人ごちする
今日もまたいい日だった