秋明菊。
今花壇を飾っている花で、かなり古い時代から日本に入っている花。
京都の貴船の秋明菊は特に有名で、貴船菊との別称もあると図鑑などには書かれていますけど、貴船菊は赤の八重の秋明菊のことを指すという人もいますね。
別名を秋牡丹とも。
非常に知られた花なのに、なぜか大和詩に歌われることが少ないのではないかな?
というのか、私が知らないだけかもしれないけど。
うろ覚えでもキーワードを覚えていないとググることもできないですよね。
なにか、ご存知の詩がありましたら教えてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2d/fab686c2f33f2226290767de42bda078.jpg)
菊の名前がついているけど、菊ではなくアネモネの仲間; Anemone hupehensis var. japonicaです。
キンポウゲ科イチリンソウ属シュウメイギク。
ところで花弁に見えるのは、萼の変わったもので、花弁ではないそうです。
でも、こんな知識は学者さんには興味があるでしょうけど、私のような素人には「花弁でもいいじゃん」ですよね。
半日陰でも咲きますし、丈夫なので、お勧めの花。
多年草なので、毎年花を咲かせてくれます。
私は、一日陽のあたる、からからの庭に白の秋明菊を植えていたことがありますが、隣の侘助を脅かしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/16/e999dc0d0df1171dea14ca9b6a317748.jpg)
それにしても、木の陰などで密やかに咲いている秋明菊なんて風情がありますけど、台風が近づいてきている曇りの日に撮った写真なのですが、ずいぶんとくっきりと色がでていますね。リサイズ以外の現像処理は何も加えていないのですけど。
共通データ
D300
MicroNikkor 200mm F. 4
ISO 400
WB Auto