夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

2008年09月28日 09時37分05秒 |  岬な日々


さて、先ほどは動物の話でしたけど、
ベランダに出てみると、出してあるテーブルの上に栗が一個落ちていた。
ベランダにかぶさるように枝を出している栗がもう、食べごろになっているのです。
で、記念の一枚。
栗香合は丹窓窯のもの。頂いてからまだ使ったことがない。今年はどうかな?

昨日は知人のお宅で、栗の渋皮煮を頂いた。お庭には栗の木があるのだけど、わざわざ他から買い求めて作られているという気の入れ方。さすがに美味しかった~
今度はマロングラッセを作るとおっしゃっていた。
家の栗も美味しい栗。そのまま煮てもとても美味しい。知人はやはりこの栗で渋皮煮を作りたいと騒いでいたし、別な友人は、モンブランを作るって張り切っている。
私? 私は食べるだけ。

さて栗拾いに出かけましょう。



今朝はキョンの声で起こされた  鶯のささ鳴き、 そしてカケス

2008年09月28日 09時03分27秒 |  岬な日々
今朝早く窓の下をキョンが大きな声で鳴きながら通っていった。
ギャ~というような、猫が踏み潰されたような声で、なんとも下品な声。いやでも目が覚めてしまう。
おかげで、早起きしたのはいいけど、なんとなく眠たい。
(知人がこれがキョンの声だって教えてくれたけど、確認はしていないので間違いでしたら教えてくださいね)
千葉県のキョンはWikipediaによると5300頭いるのだという。
行川アイランドが閉鎖になったときに逃げ出して繁殖したという噂があるのだけど、こちらでは今やごく普通の動物。キョンの情報を求めると、あっという間に、どこでみた、ここにいるってレスが帰ってくるくらい。

昨日は、別な知人の畑がハクビシンにやられて、野菜や果物が全滅したと嘆いておられた。その畑の地主さんはハクビシンを8頭も捕まえたそうです。キョンも害獣の指定を受けているけど、ハクビシンもここらのみかんや梨の農家には大敵。市役所に申請すると、捕獲用の檻を貸してくれるのだそうです。

狸や、狐のような「ありふれた」動物以外にも、このほかにもアライグマや、アナグマ、キョンやハクビシンがだんだんと「ありふれた」ものの仲間に入ってくるようです。

ところで、今朝は、キョンの声で目が覚めて、もう一眠りしようかとベッドに行きかけたときに、鶯の声。ササナキしていると思ったら、「チャッ、チャッ、コロコロコロ」だって。ませた子ですね。
鳥の図鑑などでは冬の時期はササナキの時期で、本鳴きはしないと書かれているけど、この辺の人たちにとっては、鶯は一年中本鳴きしている、秋から冬に一部ささ鳴きが聞こえるというのが常識。
知ったかぶりに、梅に鶯が来て、「ホーホケキョ」なんて鳴くことはないよ、本鳴きはもっと後だよなんていわれるけど、この辺じゃそれも大いにあるのですよね。
この辺では雪はほとんど降らないけど;

梅が枝にきゐるうぐひす春かけて
      鳴けども今だ雪は降りつつ
            古今集        

なんてのは、昔は嘘だと思っていたけど、「ところ変われば」なんでしょうかね~

なんてことを思っていたら、目が覚めてしまった。
今、ベランダの外の木にカケスが20羽ほど、群れになって飛んできて、これまた下品な声で鳴き交わしている。