夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

お知らせ~  長崎の古代史の講演

2009年06月18日 08時38分09秒 | 日記


先日、「松浦家とオランダ残照」の後編を書いたときに、追加で、長崎県の方に新しく作る博物館のコンセプトを聞かれて、長崎の歴史ってオランダ、ポルトガルだけじゃないでしょうってお答えしたことを書いておりましたが、長崎県の東京事務所からのMMで、8月1日に東京で長崎の古代史の講演があることを知りました。講演者がどなたなのかわからないのがご愛嬌ですけど、長崎県が東京でおやりになるこの手の講演会で古代史の部分が取り上げられるのはあまりないのではないかと思い、お知らせしておきます。

長崎には古代からの海外との交流があって、それが長崎の文化や県民性の根っこになっているのだと思いますし、それは長崎の人よりもむしろ県外から来る人によく分かるのではないかと思うのです。この辺は長崎市の文化関係の委員会に在籍していたときにも、口を酸っぱくして言っていたのです。山にいると山の美しさが見えなくなる、だから独自の文化や、遺産がどんどんなくなっていっても誰も気にしないって、、、、でも、これは地元にいる人にはアピールしなかったですね~

県がその辺でもう少し古代史、あるいはそのちょっと後くらいの長崎を東京とか、大阪とかの県外へ紹介することに使う気になってきたのなら嬉しいですけど。




★☆★☆「魏志倭人伝の一支国」特別セミナー★☆★☆

●━━━━━━       【 8月1日 】 ━━━━━━●


受講料無料!
魏志倭人伝の中で唯一場所が特定されている一支国の王都「原の辻遺跡」が栄え
た時代の中国「三国志時代」をテーマとした講演です。

日時:平成21年8月1日(土) 14:00~15:30
場所:大田区民センター「音楽ホール」 大田区新蒲田1-18-23
演題:三国志の時代の日本と中国
定員:400名程度 (申込締切:平成21年7月17日(金)必着)

申込先:長崎県文化・スポーツ振興部 文化施設整備室
お申込方法:住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記によりお申込ください。
【はがき】
〒850-8570 長崎市江戸町2-13
長崎県文化施設整備室「公開講座(東京)」担当
電話:095-895-2771
【メール】
s19020@pref.nagasaki.lg.jp 件名に「公開講座(東京)」とお書きください。




トップの写真は、先週の土曜日、カメラをサポートに見せてアドバイスを受けた後、撮ったものです。相変わらず、500ミリを手持ちで撮っています。鳥を撮るのに、三脚がっちりってことは返って難しいですよね。似たようなものを同じ条件で前にも撮っていますけど、あまり変わっていませんね。微小な手ブレなのでしょうかね~
昨日の、撫子やトルコキキョウも、いまいちピントが来ていないような気がします。サポートでは気になるならフォーカスを調整してみるけどといっていましたけど、昨日のも、このオオヨシキリもマニュアルでのフォーカスですから、調整のしようがないのかもしれませんね。



ちなみに知人の長崎の教会建築の展覧会の案内も上のMMに載っていましたので、こちらにご紹介しておきます。
もちろんこちらはプロの写真。手ブレなんて微塵もありません。素晴らしい写真ですよ。
たくさんの知人たちが崩れ去りそうになっている長崎の教会建築の保存に奔走しています。そのうちの何人かは隠れキリシタンの家系に生まれた人。心の中に教会の重石を感じている人なのですよね。
長崎には、そんなほかとは違う重石を持った文化や、人々がいて、それ以上に大切なのはそのことにきちんと気が付いて地道な活動を続けている人たちも(少数ですけど)いるのです。
嬉しいですよね。

それに引き換え、我が終の棲家のあるいすみ市では、役所の対応、本当に大丈夫なのでしょうかね~


★☆★☆三沢博昭と西海の教会 遺作写真展★☆★☆

●━━         【 6月8日~7月3日 】 ━━●


6月8日(月)~7月3日(金)まで、新宿区若葉のティープロジェクトギャラリー
において「三沢博昭と西海の教会」と題した遺作写真展が開催されています。
生涯建築を撮り続け、今年1月に惜しくも他界された写真家故三沢博昭さんの
30余年の歳月をかけた作品の写真展です。

http://www.tproject.info