夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

紫陽花  

2009年06月19日 18時02分14秒 |  岬な日々


先日来、紫陽花の写真が多いですね。
時期ですからね~
茂原の紫陽花屋敷も満開でした。それもアップしましたよね。
夜道でも花の大きな紫陽花は、ヘッドライトに浮かび上がって、はっとさせてくれます。
家を取り巻く崖に何十本となく紫陽花を植えている家も多いのですね。今はそれが見事です。

いすみ市にある岬町の我が家。
近くのいつもモデルになってくれる紫陽花たちも、少しづつ装いを変えながら、誇らしげに咲いています。
この花だけは雨でも大丈夫。
雨に濡れた紫陽花なんて、見ていると時間のたつのを忘れそうになります。


知人の日記でお茶花用の花が届いたけど、腐っていたって話がありました。
この方、お家元の直門。お茶、お茶花のお家元を怒らせてしまったお花屋さんも大変でしょうけど、でもキーパーから取り出した人、配達をした人、いろんな手をわたってきているのだから、その一人でも、おかしいと気がつかなければいけなかったこと、仕方がないといえば仕方がないですよね~

人間だから間違いはある。だから組織として動くときには必ずダブルチェックするし、チェックする体制がなくても、目の前を通っているものに対して、おかしいと思えば、それを注意する、、、必要なことですよね。
一人の人の間違いには、人間だから仕方がないって割と寛容なのですけど、会社や組織の間違いには結構うるさいことを言うのは、何人もの目、手を通ってきて、それがなっていない組織ってどこかルーズでしまりがない、一緒に仕事をするなんてとんでもないって思いになるからなのですけど。

なんてことは別にして、そのコメントの中に私は、岬に着くと、荷物の整理をすると、鋏を持って周りを一周して、花を集めてきて、それで花の集荷は終わりなんて書いていました。その証拠物件がこれ。紫陽花ですね。

隣家と上の家のそばに咲いている紫陽花。上のものは真っ青なブルーだったのですけど、今は赤に変身中。心変わりなんていわれても気にしない、気にしない。。。

花は採れ採れがただ。花瓶も一つはジュースの空き瓶かな、もう一つも何かが入って売っていた籠。こちらも無料。
花を挿したら、お茶を点てましょう。
欠け茶碗ほどではありませんけど、お茶碗も極めて安いもの、、、、

お茶だけはこだわらせていただいています。
だってお茶を楽しむのだから、、、、

今回は、平茶碗でいただきました。

今日から、まったりとした岬の日々が続きます。
お茶碗から昇るお茶の香りと、周りの木々の匂い、鳥の声、風の音、、、、
一つ一つを、じんわりと確認しています。





困ったもんだ

2009年06月19日 08時22分12秒 |  姥捨て山は大騒ぎ
私のマイミクさんって、普段は「お茶する~?」とか、ファッションの話を書かれていることが多いのです。
ただ、皆さん、(人間の常識からすると)気の遠くなるような長~~~~~い時代を生きてこられた方なので、そのお茶も、ファッションも、その辺の若者の口にするものとはチョトバカシ違うのですけど。

そのお一人が、二つ前の「梶の葉」にコメントをつけてきてくださった。
「三人いて中の一人は鋏を持っていたり、普段は烏を連れたお殿様に仕えて、そのお殿様の目にかなった騎士のお酌なんかしている織姫様達」
七夕がらみの話だったので、織姫がでてくるのは分かるけど、三人のキャバレーのホステスさん?
はて、誰のこと。とんと、そちらのほうには縁のなかった私としては、誰だろうって悩んでしまいました。
ホステスさんじゃないとして、この方のお近しいというと、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみとか? あるいは水谷良重、黒柳徹子、横山道代なぞ? 
でも、これらだって、この方からすれば、がきもいいとこ。
なら、三人官女?? まだまだ若すぎる。  
ってことで、はて誰だったろう、、、、、

この日記の次に、古代史の講習会の話を書いていましたので、そのあたりの人とメル友だったのかな~~~~なんて思ったりして、古代史を考えましたけど、思いつくのは、せいぜい卑弥呼くらいで、あれは一人じゃないってことで、パス。
私の背後霊さんも、仲の悪いお姉さんがいるくらいで、こちらも二人どまり。

なんて、思い悩んでおりましたら、この方からヒントをいただきました。
「ワルキューレも三人の運命の女神も、、、」
なんだ、あっちの話か、、、
でも、ひところユーロが高すぎて、行けませんでしたので、頭の中からすっかり抜けてしまっておりました。

それに、あの方たち、あちこちでお召し代えされているので、あまりイメージが定着していないのですね。もともとはかなり恐ろしいお方たちだと噂を聞いているのですけど、そりゃ、乱暴者たちのゾンビ化したのを集めてきて、配下に置くほどの方たちだから、嫋だけでは任務は果たせませんよね~

この方たちなら、ユーロが高いころに、「そろそろ、お迎えがあってもしかるべきときになりました」ってひっそりとメールを送っていたのですけど、何の返事もなかったな~
白鳥はあまり撮ってないけど、白鷺はいっぱい撮ってますって再度追加申請しておこうかな。鷺は詐欺だよって言われそうかな???

北欧が好きかって?
嫌いですよ。
あんなブヨの多いところ。
このあいだも横浜で枝落としをしていてブヨ、左足の付け根から関節までで40箇所くらい。右手の肩から関節までで20箇所くらい、、、、全部で100箇所くらいも刺されて、いまだに痒いって騒いでいるのですから。。。。。
ブヨはもうこりごり。
それに今の時期は、夜がない。ボクちゃんとの甘い夜を期待するであろうカモメちゃんたちを悲しがらせるでしょうし、しばらくすると、こんどは昼がない。ボクちゃんが困ってしまう。

でもね~
日本の年金では生活できないし、何かあって病気にでもなったり、進行中の「ボクちゃん誰」がもう少し進むと、社会でかまってくれる制度がざるだから、、、、ないに等しい。
いや、形はあるんですよ。ちゃんと、介護施設も、特老も、、、
お役人は、ちゃんとありますって胸を張って言いますでしょうね。
でも近間の公立の施設でも、噂では、待ち状態が続いていて、申請が許可されるのは、死んだのを見計らってからだってことらしい。
これが役人の言う万全ですってこと。
自分たちは特別な制度を持っていて、関係がないから。
現場から実情が上がってきても、見てみぬ振り。
この国は現場の力がないから、、、、

お呼びがかかって、三人娘さんのところに行ければ、渡航費も、酒池肉林も向こう持ち、病気になっても、三人いれば、100日づつ一人一人のところへ転がり込めば、これで300日。65日の休肝日を見れば、ちょうどいいではないですか。
なに? 向こうには100日リミットなんて馬鹿な制度はないんですか、ならそれもちょっと困るかな~~~~

でもね~
こちらにいても困るんですよ。100日たつと病院から追い出される。病人が、入院したらすぐに、治療よりも、次の病院を探すのに奔走しなければならないなんて誰が決めた制度なんでしょうね。
いろいろと理由は聞くけど、ほとんどの人が100日たつと次の病院に転がり込むのだから、この保険制度、実質的には意味がないと思うのだけど。

でも、今の我が国。大っぴらに「年寄りが多すぎて、社会が困っているんだ」って誰もが言う国ですね。
生活もできない年金。金がない。
でも5割給付のはずでしょう?
ところがあれも幻。
それ以上に、ほとんどの人はリミットでカットされてしまう。
半分どころか、四分の一ですよ、、、、
それだって、国民年金をもらっている人から見れば、天国のような暮らしでしょうけど。
でも、これだって何かあれば死にますよ。
同じような掛け金を払っているヨーロッパの小国の人。
最終給与の8割だって。国の援助のさもあるのでしょうけど、それ以上に官僚とシステムの効率の問題が大きいのでしょうね~

なんて、ゾンビの親玉のことを考えていたら、自分もゾンビになりそうになってきた。

そういえば、どこかの大臣。大臣になる前はずいぶんと、景気のいいことを言っていたけど、今やひたすら、官僚のお味方。
ゾンビになったら、このように心の広いお方のそばについていたいわ~~~~