夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

蓮(輪王蓮) いすみ環境と文化のさと

2009年06月21日 22時33分56秒 |  岬な日々

今日、岬から東京に戻りました。
途中、蓮の状況を知りたくて、いすみ環境と文化のさとに立ち寄りました。
ここは古代蓮を中心に何種類かの蓮が植えてあります。

去年の日記では6月の終わりころでもまだ蓮は咲いていないって書いていましたので、あまり期待はしておりませんでした。
センターの入り口には、今日は休館日とボードが出ていましたが、かまわず車を駐車場に入れ、(ごめんなさい。でも駐車場への入り口は開けてありましたので)蓮池を覗いてみました。

先週は、まだ蕾も見えないような状態でしたけど、大きな蕾が付いていました。
この蓮は輪王蓮(りんおうれん)と呼ばれる種類だそうですが、早咲きなのでしょうか? 他の蓮はまだ硬い蕾のままでした。

このセンターの駐車場にある紫陽花も見事でした。
小雨が降っていましたが、薄日がさして来ました。
紫陽花のバックに、日の光を受けた雨の粒があるのですけど、見えますでしょうかね?



蓮池までの、道は太陽の子供たちがそこここの草に降りて、風を受けて輝いておりました。




いすみの隣町、長南は蓮で有名ですが、こちらも間もなくではないかと思います。
近くの紫陽花屋敷も、今が満開でしょうね。。。
紫陽花といえば、麻綿原高原が有名で、一度は行ってみたいのですけど、アジサイの時期は交通規制がかかるそうですし、それでなくとも細い山道、ちょっとアクセスが悪すぎて、紫陽花の時期に行ったことがありません。



長南には花菖蒲で有名な白井田園もあり、このあたり、花を見るには事欠きません。

2009年06月21日 09時46分54秒 | 私も作ってみました


朝から雨が降っています。



お気に入りの椅子に体を預けて、窓の外を見ています。     
    (このリンクの日記、夷隅郡岬町になっていますけど、今はいすみ市岬町になっています)



聞こえてくるのは、庇からベランダに落ちる雨の音、雨脚が強くなったときに、新緑に落ちる雨の音。



木々を揺らして通り過ぎる風の音。
そして、時折、聞こえてくる鳥の声や蛙の鳴き声。

窓の隙間から忍び込んできた風が、部屋の空気を揺らしています。
顔の右、左が、その風の消息を伝えています。

昔で言えば、五月雨。そして五月の新緑。
雨に濡れて生き生きと輝いています。
枝や、葉では雨のしずくがたのしげに踊っています。



桜の葉ももう楽しさに顔を染めて、雨と戯れています。



栗の葉が私を誘いに来てくれました。







無心に帰って、雨の一日、この子達と遊ぶ、そんな贅沢も許されるでしょうか?