夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ソバナ 原村から東京へ  花日記16

2009年09月01日 20時26分15秒 | 日記


最初はツリガネニンジンだと思いました。
下の方の花が輪生しているように見えましたのでね。
でも上の方は一つ一つ出てきているし、下のほうもオリジナルの画面でみると微妙にずれているんです。
ソバナ(岨菜)ですね。

吾亦紅さし出て花のつもりかな  小林一茶

2009年09月01日 14時40分10秒 |  気になる詩、言葉


吾亦紅
 さし出て花の
   つもりかな
     小林一茶

花色をなんと表現するんだろうというときに、暗赤、赤茶、赤、、、、考えてしまいますよね。
高浜虚子は
吾も亦 紅なりと ひそやかに
って、私も赤なのよって言っていると述べてますけど、、、

この花を見ていると、トップの一茶の句が実に言いえて妙って感じがしません?
花じゃないでしょうって思っていると、私も花よって、、、

でも、「私も花よ」でいいのかな? 「これも花よ」のほうが正しいのでしょうか?

そうですよね、あの穂みたいなの、近づいてよくよく見ると小さな花の集まりなのですから。あれ、花って言ってもいいのかな? つまり、その、花弁ではなくて萼片の集まりなんです。

本当に、花なのか、色も何なのか、分からない花ですけど、でもこの花を見ているとふっと、高原の初秋の風を感じるのは私だけでしょうか?
なんて、いいながら、海辺のいすみの田んぼの畦にも生えていますよ。
なんだか疑問符だらけの日記ですね~





オカトラノオ? 原村から東京へ  花日記13

2009年09月01日 09時03分22秒 | 日記

さて、こちらはオカトラノオじゃないかなと思います。

ところで、トラノオ。困っています。
まず、トラノオでいいのかどうか、、、、
ほんと、周りにいつも聞ける詳しい人が欲しいですね。
私だけじゃ、どこまで行っても疑問符付きでしかないですもん。
自信のある方、お助けください。もちろんコメントで「これは違います、なになにです」でもかまいませんので。

次は、トラノオって、実は一つだけではないのですね。
園芸種に詳しい人は、リュウゼツランみたいな肉をもった葉っぱのトラノオをご存知だと思います。
まあ、それと混同することはないですけど、とにかくこのような猫の尻尾みたいなのはトラノオって名前が付いていることが多いのです。

この間のヤマトラノオ(もしかしてルリトラノオ?)はゴマノハグサ科のトラノオ。そのほかに、サクラソウ科のオカトラノオや、タデ科のイブキトラノオ、シソ科のハナトラノオ、海草にもウミトラノオってのがあります。
ちなみに園芸種のはリュウゼツラン科ですね。

こちらはサクラソウの仲間のオカトラノオではないかと、、、、、
でも、やはり確信がもてません。
誰か助けてよ。