日曜日に原村から東京へ戻りました。
帰宅して風邪っぽくって、引き篭もり状態になりましたので、戻る途中の草木を原村から東京へというタイトルで延々アップしてまいりましたが、いつまでもやっていても仕方ないので、これで終わりにいたします。
一つの日記に一つの種の花を載せていく、私としてはかってない形の日記でした。そしてずいぶんたくさんの日記ができました。花を特定することばかりに気がいって、日記の内容そのものはなにもありませんけど、その花を撮った時、場所の印象が蘇ってきて、体調を崩して、気が滅入っている私にはとてもいい薬になりました。
でも、ここで使った写真はほとんどが美ヶ原の高原で30分くらいの間に撮ったものばかりでした。普段、花の時に使うマクロも、三脚もなし、ほんのスナップ程度に常用の70-300のズームでバシャリバシャリと撮ったものばかりです。ですから、本来なら、葉っぱや、その花の生えている場所の環境なども写しこんだり、花弁や蕊、その他の特徴をもっとクローズアップするべきなのでしょうけど、旅行のスナップ程度に終わっています。
葉っぱやその付き方を写しておけばとか、日記でアップするときにしまったって思ったのですけど、後悔先に立たずですね。
確かに、夏の旅行のピークは外していましたけど、それほど観光客も多くなく、静かな高原で、咲き乱れている数々の花を追って、それだけで気持ちが満たされていると、自然の荒廃なんて言葉が嘘のようです。しかし、昔、霧が峰などにキスゲのピークに行ったときには、まだ道路も完備されていないのに、長い長い車の渋滞だったのを思い出します。
今回、道路がよくなっていることに驚きました。こんなにアクセスが容易になってくると、さまざまの花、山のピークの時には多すぎるほどの人や車が押し寄せるのでしょうね。。。
自分もその一人ですけど、ほんとうに自然を楽しむことと、保全することのジレンマを感じるドライブでした。