牛たん定食ランチ(1,200円)
瑞巌寺のお参りを済ませ、昼食にする。牛たんの利久さんに入る。昨夜泊まったホテルの近くにも利久さんがあったのだが、野球が負けたのでお預けにしていた。今日は野球の結果がわかる前に食べてしまう。海の近くだからか、海鮮と牛たんのランチがあったが、利久さんは初めてなので、牛たん定食を注文する。ランチタイムなので少し安くなっている。
浦霞(735円)
お酒も頂戴する。お店のおすすめは塩竈の浦霞。先程、鹽竈神社の門前で見掛けた蔵元さんである。飲みやすくて美味しいお酒である。
テールスープ
牛たん定食には、麦飯、テールスープ、漬物が定番のようである。お好みで胡椒をかけて。ほろほろのお肉が美味しい。
牛たん
メインの牛たんの登場です。お好みで七味をかけて。お肉は柔らかく、且つ牛たんの食感も残っている。実に美味しい。南蛮味噌もいい。お店の方に、もう一杯お酒はどうかと勧められる。そうしたいところだが、昼酒はこのくらいにしておく。実に結構な昼食となった。宮城県に来ないと味わえないと思えば格別だが、家からだと近くにレイクタウン店があったりする。
牛たん炭焼 利久 松島店
宮城県宮城郡松島町松島字町内45 (地図)
お店を出て、松島海岸駅へ向かう。国道45号を自衛隊の災害派遣の車両が石巻方面に走っていく。駅に着くと、上り仙台方面あおば通行と、下りの高城町行がもうすぐ来るようだ。単線なので当駅で交換する。まだ仙台に戻るには時間が早い。高城町行に乗車する。偶然にも先程、本塩釜-松島海岸間で乗ったのと同じ車両だった。松島観光をしている間に、松島海岸→高城町→あおば通→松島海岸と一往復したのだろう。松島海岸を出ると、仙石線(単線直流電化)は東北本線(複線交流電化)と並走する。渡り線が見える。そして東北本線と別れる。松島駅が見える。仙石線は川を渡ると、終着の高城町に到着した。
仙石線 快速 3255S 松島海岸(13:34)→高城町(13:37) クハ205-3108
高城町に到着
東塩釜-高城町間は、5月28日に運転を再開したばかりである。しかし高城町以遠は不通のまま。高城町-矢本間は、線路の流失など津波被害が大きく、再開の目途は立っていないという。矢本-石巻間は、変電設備被災のため、気動車で7月末の運転再開の方針という。
石巻方を望む! (高城町)
地震の日から列車の走らない線路の表面が錆び付いていた。やりきれない。
仙石線 高城町駅 (宮城県宮城郡松島町高城字元釜家)
今は仙台方面へ列車が折り返すのみの高城町駅。昨年はここから下り列車に乗り、野蒜まで行って散策している。そちらの津波被害は甚大であり、心が痛むばかりである。
前進松島
瑞巌寺住職揮毫の「前進松島」の文字は、町のあちこちで見られる。
プラットフォーム側から見た駅舎 (高城町)
高城町駅には、簡易Suica改札機が設置されている。
仙石線 普通 1326S列車 [205系車両] (高城町)
あおば通方の車両には、サイボーグ009のデザインが。
またロボコンの車両に戻る!
うっすらと昔の車番が! サハ205-49 クハ205-3108
かつて首都圏で走っていた車両が、仙石線で活躍している。
車内はこんな感じ!
他の車両は、首都圏を走っていた頃と同じくロングシートなのだが、石巻方のこの車両はクロスシートがある。
車内にもキャラクターが!
いずれも平成23年6月1日撮影
仙石線 普通 1326S 高城町(13:59)→仙台(14:40) クハ205-3108
各駅停車で仙台に戻り、バスの出発までインターネットカフェで時間を過ごす。夕刻、バスで仙台の街を後にする。仙台宮城ICより東北自動車道に流入すると、買ってきたずんだ餅ぷち(336円)を食べて、仙台の余韻に浸る。帰りも吾妻PA、大谷PAで休憩。うとうとするうちに、バスは岩槻ICより流出。渋滞もなく、定刻よりも早く帰ってくることが出来た。 (おわり)
日本中央バス 〔ミリオンライナー〕 仙台駅東口(17:50)→武蔵浦和駅入口(23:05)