旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

水郷潮来あやめ園

2022-06-06 09:00:00 | 

JR東日本 〔リゾートやまどり〕 [485系YD01編成] (佐原)

令和4年6月4日土曜日。茨城県に出掛けてきた。上の写真の列車に乗った訳ではない。団体列車がいるのを見掛けただけである。ここは千葉県。下の写真の列車で茨城県へと向かう。


JR東日本 鹿島線 普通 531M列車 [E131系R04編成] (佐原)
※佐原-香取間は成田線。

2両編成のワンマン運転。クロスシートのボックス席も僅かにあるが、ほとんどが窓を背にしたベンチシート(ロングシート)となっている。


佐原の街をあとにして… (佐原-香取)


常陸利根川を渡り千葉県より茨城県に入る (十二橋-潮来)


JR東日本 鹿島線 普通 531M列車 [E131系R04編成] (潮来)


metro 鹿島線で潮来に到着symbol6

鹿島線 普通 531M 佐原(10:18)→潮来(10:29) クモハE131-4
※佐原-香取間は成田線。

改札で乗車券を渡して出場する。自動改札機はないが簡易改札機が設置されSuicaなどの交通系ICカードが利用出来る。


JR東日本 鹿島線 潮来駅 (茨城県潮来市あやめ)


JR東日本 特急〔あやめ祭り〕 9501M列車 [E257系NB-05編成] (潮来)

臨時の特急列車が入ってきた。以前自由席で利用した事があるが知らぬ間に全車指定席となっている。臨時特急はあやめ祭り開催中の週末に運転。今年は5月28日より6月19日までの土曜日・日曜日が運転日。なお鹿島線の定期特急列車は今は運転されていない。




水郷潮来あやめ園 (茨城県潮来市あやめ)

潮来駅から歩いてすぐの場所にあるあやめ園に到着。

















あやめ園に沿って流れる前川を渡り、反対岸へ移動する。


嫁入り舟がやって来た

このご時世で昨年、一昨年と中止されていた嫁入り舟。3年振りに復活となった。



花嫁は神奈川県横浜市のSさん。その後ろにはご両親が乗られている。船着場では花婿がのGさんが待つが、嫁入り舟は一旦通り過ぎてもう少し下流のお客さんの前までお披露目。


船首を変えて戻ってきた


花婿の待つ船着場に到着です





おめでとうございます。


あやめ園対岸の街並み



川を渡りあやめ園に戻ると園内を練り歩く様子が見られる。



この後は花婿さん花嫁さんは人力車に乗ってあやめ園を後にする。


JR東日本 鹿島線 普通 534M列車 [E131系R04編成] (潮来-延方)

佐原から潮来まで乗ってきた列車が終着の鹿島神宮で折り返してきた。






常陸利根川の川岸にやって来た

県境に架かる鹿島線の橋梁。次に通る旅客列車に乗る予定なので写真は撮れない。


対岸は千葉県香取市


閘門が見える


この辺があやめ園の南端




蓮も見える


前川遊覧の櫓舟








紫陽花には少し早いか…







お天気も良く花が映えてきれいだった。嫁入り舟も復活してよかった。それでは駅に戻ろう。この時間は2時間に1本の運転なので時刻表は要確認である。






改札口

出札口は塞がれ廃止されている。臨時特急は全車指定席だが指定席券売機は設置されていない。近距離の券売機が1台のみ。Suicaへの現金でのチャージは可能。時間があるのでまだ入場せずにコーラでも買って飲む。


成田へ向かう航空機が頻繁に飛んでいる

そろそろSuicaを簡易改札機に接触させて入場する。お手洗いに立ち寄ってからプラットフォームへ上がる。


PC枕木ではなく文字通り木製の枕木に犬釘でレールを固定

昭和45年開業と比較的新しい路線なのに。


JR東日本 鹿島線 普通 533M列車 [E131系R04編成] (潮来)




metro 鹿島線で潮来を出発symbol6

線形は良いけれど枕木と犬釘のせいか少々揺れる気がする。潮来と延方の間では東関東自動車道の建設中の橋脚が見える。東関道は潮来IC-鉾田IC間が未開通。


北浦を渡る (延方-鹿島神宮)

長大な橋梁。北浦は日本で二番目に大きい湖、霞ケ浦の一部。土浦市などが面する狭義の霞ケ浦は西浦というそう。


JR東日本 鹿島線 普通 533M列車 [E131系R04編成] (鹿島神宮)


metro 鹿島線で鹿島神宮に到着symbol6

鹿島線 普通 533M 潮来(12:29)→鹿島神宮(12:38) クハE130-4 IC運賃210円

終着の鹿島神宮で下車する。鹿島線は次の鹿島サッカースタジアムまでの路線だが、JR東日本の電車ではなく、水戸・大洗方面より乗り入れる鹿島臨海鉄道の気動車が走る。


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 146D列車 [6000形] (鹿島神宮)
※鹿島神宮-鹿島サッカースタジアム間はJR東日本鹿島線。

当駅始発水戸行の列車に接続する。なお大洗鹿島線はSuicaなど交通系ICカードは利用不可。


プラットフォームより駅頭を望む

一昨年に鹿島神宮駅に来た時に昼食をとったコーヒーショップが閉店している。再訪しようと下調べしていて閉店を知った。喫茶店と思いきや定食もあって美味しかった。もうおかみさんと話す事はないのか。


JRバス関東の高速バスが発着する

鹿島神宮駅-東京駅間の高速バスがJRバス関東ジェイアールバステック便を含む)、関東鉄道京成バスで共同運行されている。


JR東日本 鹿島線 鹿島神宮駅 (茨城県鹿嶋市宮下)



駅前にいい店を見つけたと思ったので再訪出来なくなったのは実に残念。付近の飲食店を調べておいたのでそちらへ入店する。


ビール(瓶)(550円)

麦酒を頼むと焼売も出てきた。麦酒を飲みつつ料理を待つ。


親子丼セット(950円)

セットにも焼売が出てきた。お蕎麦屋さんの親子丼が旨い。麦酒によく合う。セットのお蕎麦は少量かと思ったが普通に量がある。美味しいお昼で結構でした。ごちそうさまでした。


お食事処 まるや (茨城県鹿嶋市宮下)



駅に戻ると13時23分発の佐原行が10分程前に出たばかり。次の佐原行は14時59分発とかなりの待ち時間。鹿島線の運転本数は少ないのだが前出の東京駅行の高速バスが日中は1時間に3~4便と高頻度運転している。乗り場には次の東京駅行が出発を待っている。Suicaの方が運賃が安いので駅で急いでチャージして、ついでに自動販売機でサイダーを買ってくる。


京成バス 〔かしま号〕 (鹿島神宮駅)

13時40分発の便は京成バスが担当。鹿島神宮駅を出ると鹿島神宮、鹿嶋市役所と停車してゆく。麦酒を飲んだ事もあってウトウトしているうちに鹿嶋市より神栖市に入っており鹿島セントラルホテルに停車していた。ホテルにバスターミナルが設けられている。途中停留所から次々お客が乗ってくる。潮来市に入り水郷潮来に停車。潮来駅からはこのバスターミナルまで直接来てもよかったが歩くには少し距離がある。鹿島神宮駅を出て40分、鹿嶋市、神栖市、潮来市とお客をこまめに拾いようやく東関東自動車道に潮来ICより流入する。常陸利根川を渡った先の陸地に県境があり茨城県より千葉県に入る。両県は何箇所か陸上に県境がある。チーバくんの周りはすべてが水域ではない。県境ではない利根川を渡り、成田線を越えてゆく。大栄JCTで首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が分岐すると成田国際空港の滑走路の先を通る。B滑走路(RWY16L)とA滑走路(RWY16R)に着陸する航空機が近くに見える。B滑走路の進入灯は東関道を横切り更に伸びている。成田JCTで新空港自動車道が分岐。またウトウトして目を覚ますと習志野TBを通過。高谷JCTから首都高速湾岸線に入る。東京外環自動車道も分岐する。市川TBを通過。旧江戸川を渡り千葉県より東京都に入る。葛西JCTで中央環状線が分岐。辰己JCTより9号深川線に入る。既視感があるなと思ったら東京駅から成田空港まで乗ったバスの経路を逆に走っているのだった。箱崎JCTより6号向島線、江戸橋JCTより都心環状線に入り、宝町で流出。八重洲通りを東へ、新大橋通りを北へ、永代通りを西へと回り、東京駅日本橋口に到着した。


京成バス 〔かしま号〕 (東京駅日本橋口) いずれも令和4年6月4日撮影

京成バス 〔かしま号〕 鹿島神宮駅(13:40)→東京駅日本橋口(15:55) 1303 IC運賃1,850円