旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ご観覧ありがとうございます

2011-05-31 23:59:59 | 展覧会の絵

「復活のボツ写真シリーズ」 その2

下北半島の陸奥横浜に3回目訪れた時のものです。
1回目がコンパクトカメラ、2回目が一眼レフ+ネガフィルム、そしてこの時が
リバーサル(ポジフィルム)と、カメラ寄りの旅へ比重が移っていったのですね。

ここの菜の花畑とは非常に相性のいい私は、この時も天気、見頃に恵まれ、
とてもいい条件だったはずです。しかし、結果的に満足ゆく写真はほとんど撮れませんでした。
肉眼ではものすごい景色が連続しているんですが、それをカメラで表現しようとすると
まったくお粗末、いい構図が見つからないのです。あれこれ努力はしてみたんですがね…

結局、気が急くばかりでいい写真は撮れず、諦めて、途中大湊へラーメンを食べに行ったり、
尻屋崎までドライブしたりで時間をとってしまい、もう一度戻って再び撮影してみたら、
今度は調子が出て、ようやく気に入った撮影場所を見つけられたと思いきや時間切れ、
後ろ髪引かれながら、予約してあった宿に向かったのでした。

中途半端に終わってしまったこのセッション、リベンジを試みて数年後に訪れた4回目は、
菜の花畑が大幅に減少しているのに驚き、がっかりしてしまいました。
やはり「のがすなチャンスを」だったかな。

今回の震災で、ますます菜の花どころじゃなくなったのか… いや、こんな時だからこそ、
ここの日本離れした雄大な風景に癒されたいと思うのは、私だけではないはずですよね。
被災地の復活と共に、ぜひここの菜の花畑も復活させてほしいものです。
5回目はデジタル撮影?

で、お先に復活した写真は、この日午前中、暗中模索していた時の一枚です。
が、やはり「真の雄大さ」は出ていない感じですなあ… しかし、この写真を見ると、
ミツバチがブンブン飛びまわり、強烈な花の香に「クラクラ」っとめまいを覚えたのを
思い出すのです。



                        【陸奥横浜の菜の花畑/2001.05.18 撮影】



コメント
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