旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

あわただしい春

2008-03-14 22:54:48 | 時局雑感

 

  昨日から名古屋に出張して、いま帰ってきた。
  昨夜は常宿のホテル「トラスティ」のレストランで、ワインを楽しんだ。毎回お決まりの「エスカルゴと茸の小鍋」や「鰯のマリネ」を肴に、イタリア、スペイン、フランスワインを思いつくままに飲む・・・。顔見知りのウェイトレスが、私の好みを知っているので、頃合を見ては注文をとりに来る。その間合いを、お互いに楽しみながらの夕食だ。
 明日は月島に「もんじゃ焼き」を食べに行く。われわれ年寄り(70歳代)と若き(と言っても40歳前後)キャリアウーマン数名との会だ。これはまた賑やかな会で、昨夜の「一人夕食」とは別の世界が予想され楽しみにしている。
 今月末は「父の50回忌」で郷里臼杵に帰る。考えてみれば50回忌というのもかなりのものだと思う。54歳で死んだ親父の50回忌を、おふくろと息子5人及びその妻、子供たちなど総勢25人で執り行う。気がついてみれば、おふくろは親父の死後50年を未亡人として生きてきたのだ。94歳となりほとんど動けなくなったが、その生き様も値打ちがあると改めて思う。
 
昨日から今日にかけて、東京ーー名古屋間で強烈な雨にあった。明日は全国的に晴れるという。

  まさに春は慌ただしい。
 こうして季節も移ろい、私も年輪を重ねていくことを実感する。
                             


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