旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

第17回純米酒フェスティバル

2008-04-14 21:47:15 | 

 

 2000年春より、年2回(4月と10月)開催を続けいている純米酒フェスティバルも9年目に入り、第17回を昨日開催した。参加者は1300人(昼の部と午後の部と各650人)と過去最高となった。椿山荘のオリオンの部屋もさすがに窮屈感が出てきて、もうこれ以上の参加者増加は無理だと思う。本当は1200人(各600人)に抑えたいが、希望者が多くじりじりと増えてきてついに1300人になったのだが。
 しかし内容は良かったと思う。終了後の蔵元も含めた反省会では、おおよそ以下のような意見に集約された。


・年々各蔵の酒が良くなり、参加者からは評価の高い声が
  多く聞かれた。
・当初はマナーの悪い者もいたが、総じて良くなってきて問題
  となる出来事も少なくなった。
・各蔵の製造量に占める純米酒比率も年々高まり、100%蔵
  も多くなった。
・その反映か、街の飲み屋も純米酒を置く店が多くなった。
  銘柄表示も多くなった。かつては、「お酒」という表示で
  一くくりにされていた時期に比べれば隔世の感あり。
・一貫してシェアーを下げ続けている日本酒の中で純米酒だけ
  伸びてる。
 日本酒における純米酒シェアーも15%に近づいた。
 純米酒の未来は明るい。流れは我らの主張に近づいている!
・もっと自信を持ってわれわれの主張を展開しよう。
 例えば「日本酒を醸造酒と規定するなら本醸造酒は日本酒に
  あらず」など。飲む立場からも、日本食に最も合う純米酒を
  飲食店に要求していこう。


などなどであった。最後は純米酒の示威運動のような威勢のいい反省会となった。
                               


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