昨日目の注射が終わった。二回目ともなれば少しは横着になって、それほど身構えることもなかった。午後3時前に終わり、夕食まで眼帯をつけているのであるが、初回の時はそれを外すとき、「元通りに目が見えるのだろうか?」と不安が心をよぎったが、そして本当に見えたとき嬉しくて感動的だったが、二回目ともなればそれほどの感動もない。
人間というものはだんだん横着になるものだ。それよりも、前3日を含め今日から3日間目薬(抗菌剤)を一日4回点眼するのが鬱陶しくて仕方ない。しかも黴菌が入るのを防ぐため、できるだけ目に触るなと言われているので、涙が出てもふき取ることもできない。顔をバシャバシャ洗うこともできない。これがつらい。
まあしかし、少しは明るく見えるようになった気もするし、前回のように、何日かして薬が効いて来れば視力も上がるのかもしれない。このようなことを繰り返しながら、騙しだまし生きていくしか術(すべ)はないのであろう。これが長生きしすぎた者が背負うべき罰なのであろう。
前回の登板に続き再びマエケンで負けた。肝心なところでエースが踏ん張りきれないのでは優勝は無理だろう。。1ゲーム差まで迫ったので、若しや…、とこの巨人3連戦にかけたが、やはり「大きな壁」を打ち破る力はなかった。
ただ、負けた内容が悔しい。この巨人との2試合とも、ヒット数では巨人を上回っている。特に昨夜の試合を見ると、ヒット数は11対6だ。巨人は6本のヒットで4点を挙げた。しかもたった1回のチャンスを生かして。カープは11本のヒットで2点。7、8、9回はいずれも満塁としながらわずかに1点…、実に13残塁ということだ。この負けっぷりでは優勝は程遠い。
しかし、これが巨人との差であろう。伝統と財で築き上げられた大きな壁の強さであろう。2倍のヒット数ぐらいではその壁は打ち破れないのだ。もっともっと圧倒的な強さを身に着けなければならないのだろう。
あと1,2年で、それを身に着けることはできると思うが。
異様な猛暑から一挙に転じて肌寒い日が続いている。これも気象異変の一つの現れだろうが、週後半からはまた30度以上の日が来るようだ。しかし、季節は確実に秋に向かっているのだろう。
この秋も楽しみな行事が続く。まず9月は、18日(木)に大相撲九月場所、初めてのマス席観戦が楽しみだ。続いて23日は「ミャゴラトーリ」支援者の集い、翌24日には高校同窓生による横浜中華街昼食会などなど。
10月は、4日が純米酒フェスティバル(30回記念フェスティバル)、13日は日本青年館で閉鎖記念上条恒彦リサイタル、19~20日は恩師故竹村修一教授の墓参を兼ねて高知を旅する。ゼミナリステン10人とともに。
その間に経済問題学習会や酒飲み会がいくつか入っており、この秋も充実した季節になりそうだ。何と言っても年寄りには教育と教養が必要とのこと。教育(キョウイク)とは「今日行く」ところがあることで、教養(キョウヨウ)とは「今日も用事」がることらしい。その点からすれば、日程は詰まっているほどよいということだろう。
ただ、初っ端の9月4日に目の注射がある。そのため3日前の今日から、一日4回目薬を点眼しなければならず、これが鬱陶しい。点眼は注射後も3日続く。このような教養(今日用)はない方がいいし、教育(今日行く)先が目の注射とは怖い。まあ、苦労あって楽ありと言われているので仕方あるまい。