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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

河野談話のいかがわしさ 従軍慰安婦という名の売春婦

2006-10-26 12:04:41 | 従軍慰安婦

 

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「待ってました! 下村さん」

安倍政権の喉に引っかかっていた小骨の一つ「河野談話」に下村官房副長官が疑問を示した。

(もう一つの小骨については「村山談話」の卑しさ参照)

この手の「失言」でこれまで多くの閣僚がその職を失った。

だが「下村発言」は先の「中川発言」と同根の「確信発言」である。


河野談話は再調査必要 従軍慰安婦問題 下村副長官が認識  2006/10/26 00:39

 下村博文官房副長官は二十五日、東京都内で講演し、従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた一九九三年の河野洋平官房長官談話について「個人的にはもう少し事実関係をよく研究し合い、その結果については時間をかけて客観的に科学的な知識をもっと収集して考えるべきではないかと思う」と述べ、再調査が必要との認識を示した。

 安倍晋三首相も以前は河野談話に懐疑的だったが、首相就任後は同談話を踏襲する考えを示しており、これと食い違う側近の発言は野党から批判が出そうだ。

 下村氏は講演で、河野談話や植民地支配を謝罪した九五年の村山富市首相談話を踏襲するとした首相発言に対し「一国会議員としての発言と首相としての発言は違って当然だ」と指摘。「首相が考えを曲げたとか、ひよったということではない。(国会答弁などを)よく読むと、村山談話や河野談話についても百パーセントそのまま(踏襲する)ということではなく、首相としての立場から答弁している」と述べ、首相が談話の内容に必ずしも納得したわけではないとの見方を示した。

 河野談話は、戦争中の従軍慰安婦が「意思に反して集められた」「官憲等が直接これに加担した」とし、官憲による「強制連行」の存在を認めている。(北海道新聞)

【追記】15:27

中川政調会長といえば自民党の政策担当の責任者。

今回の「下村発言」も「中川核論議発言」と同じく中川、下村、安倍三人の共同謀議か。

安倍将軍、あんたもワルじゃのう。

                     ◇

言葉の持つ本来の意味を曖昧にするため、しばしば別の言葉に言い換えられる。

たとえば戦時中では、「撤退」が「転進」。 

「敗戦」は「終戦」。

最近では「いじめ」を「プレッシャー」と言い換えた校長もいた。

「日本軍による性奴隷」と言う言葉は、幾層にも重なった言葉の言いかえにイデオロギーが加わり、本来の意味とはかけ離れた概念になった例。

本来は「戦地売春婦」だった人達がが戦後「慰安婦」と言い換えられた。

「少女売春」を「援助交際」と言い換えたのと同じだ。(更にエンコウと変化し本来の意味は更に薄れていく)

「慰安婦」に「従軍」が付くと話が複雑になっていく。

従軍というと「従軍看護婦」、「従軍記者」等がすぐ脳裏に浮かぶ。

だがこれらは「従軍慰安婦」とは言うまでも無く似て非なるもの。 

従軍看護婦や、従軍記者は一種の軍属であるが「従軍慰安婦」はあくまでも「戦地売春婦」である。

言葉がある意図を持って変化をし始めると、もう止まることはない。

さらにそれに「強制連行」が付いて「日本軍による」が付くと「日本軍に強制連行された従軍慰安婦」というイデオロギー塗れの熟語の誕生となる。

教科書にまで載った「従軍慰安婦」問題は次の二点に集約される。

①「慰安婦」すなわち「戦地売春婦」は存在した。

②だが、「従軍」も「日本軍による強制連行」も無かった。

                         ◇

◆参考エントリー:《やっと決着 「従軍慰安婦」

 

ウソ塗れの「河野談話」は日韓両国の妥協の産物

「従軍慰安婦は日本軍に強制連行された」

これは既にウソであることは実証され既に決着済のこと。

朝日新聞が得意になって使った吉田某の話などは全くのデタラメだったことを現代史の専門家秦郁彦教授が済州島に言質調査までして論破している。

1996年(平成8年)には、日本のすべての歴史教科書に従軍慰安婦の強制連行の記述があったが、2003年の教科書検定以来、すでに日本の歴史教科書から削除されている。

「強制」を認め「謝罪」した1993年の河野洋平官房長官の談話は全く根拠の無いもので、日本の恥といえるシロモノだ。

いずれは撤回されべき「国辱談話」である。

「河野談話」のいかがわしさについては色んなサイトで批判され尽くしているが「酒たまねぎや URA ホームページ」さんが解りやすくまとめて下さっているので以下に転載させてもらいました。

                       ◇

◆「酒たまねぎや URA ホームページhttp://www.tamanegiya.com/ura.html

河野洋平 

平成15年11月22日土曜日晴れ ×(平成17年6月10日一部追加訂正)
 現在は衆議院議長の役職にある
河野洋平は、平成5年8月に官房長官を務めていた時に、所謂従軍慰安婦の強制性を認めた上、謝罪を含む「いわゆる河野談話」を発表しました。

河野洋平談話(抜粋

平成5年8月4日

 いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。
 今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
 なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。
 いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。
 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。
 なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。




 この事により、支那、南北朝鮮、腐れ偏向マスコミは客観的証拠のない従軍慰安婦強制連行という事について既成事実化をはかっています。

 しかし、平成9年3月12日の参議院予算委員会で、平林内閣外政審議室長は「政府の発見した資料の中には、強制連行を直接示す記述は見当らなかつた」と答弁しています。

また当時副官房長官であった、石原信雄氏は産経新聞のインタビューにてこの河野の談話について下記のように答えています。(97年3月9日産経新聞)

河野氏は調査の結果、強制連行の事実があったと述べているがーー

「随分探したが、日本側のデーターには強制連行を裏付けるものはない。慰安婦募集の文書や担当者の証言にも、強制にあたるものはなかった」

一部には、政府がまだ資料を隠しているのではという疑問もあるーーー

私は当時、各省庁に資料提供を求め、(警察関係、米国立公文書館など)どこにでもいって(証拠を)探してこいと指示していた。薬害エイズ問題で厚生省が資料を隠していたから慰安婦問題でも、というのはとんでもない話。あるものすべてを出し、確認した。政府の名誉のために言っておきたい」


ではなぜ強制性を認めたのかーーーー

日本側としては、できれば文書とか日本側の証言者が欲しかったが、見つからない。加藤官房長官の談話には強制性の認定が入っていなかったが、韓国側はそれで納得せず、元慰安婦の名誉のため、強制性を認めるよう要請していた。そして、その証拠として元慰安婦の証言を聞くように求めてきたので、韓国で十六人に聞き取り調査をしたところ、『明らかに本人の意志に反して連れていかれた例があるのは否定できない』と担当官から報告を受けた。十六人中、何人がそうかは言えないが、官憲の立ち会いの下、連れ去られたという例もあった。談話の文言は、河野官房長官、谷野作太郎外政審議室長、田中耕太郎外政審議官(いずれも当時)らと相談して決めた」

聞き取り調査の内容は公表されていないが、証言の信憑性はーーー

「当時、外政審議室には毎日のように、元慰安婦や支援者らが押しかけ、泣きさけぶようなありさまだった。冷静に真実を確認できるか心配だったが、在韓日本大使館と韓国側と話し合い、韓国側が冷静な対応の責任を持つというので、担当官を派遣した。時間をかけて面接しており当事者の供述には強制性に当たるものがあると認識している。調査内容は公表しないことを前提にヒアリングしており公表はできない」

韓国側の要請は強かったのかーーーー

「元慰安婦の名誉回復に相当、こだわっているのが外務省や在韓大使館を通じて分かっていた。ただ、彼女たちの話の内容はあらかじめ、多少は聞いていた。行って確認したと言うこと。元慰安婦へのヒアリングを行うかどうか、意見調整に時間がかかったが、やはり(担当官を)韓国へ行かせると決断した。行くと決めた時点で、(強制性を認めるという)結論は、ある程度想定されていた」

それが河野談話の裏付けとなったのかーーーー

日本側には証拠はないが、韓国の当事者はあると証言する。河野談話には『(慰安婦の募集、移送、管理などが)総じて本人たちの意志に反して行われた』とあるのは、両方の話を総体としてみれば、という意味。全体の状況から判断して、強制に当たるものはあると謝罪した。強制性を認めれば、問題は収まるという判断があった。これは在韓大使館などの意見を聞き、宮沢喜一首相の了解も得てのことだ」

談話の中身を事前に韓国に通告したのかーーー

「談話そのものではないが、趣旨は発表直前に通告した。草案段階でも、外政審議室は強制性を認めるなどの焦点については、在日韓国大使館と連絡を取り合って作っていたと思う。」

韓国側が国家補償は要求しない代わり、日本は強制性を認めるとの取引があったとの見方もあるーーー

「それはない。当時、両国間で(慰安婦問題に関連して)お金の問題はなかった。今の時点で議論すれば、日本政府の立場は戦後補償は済んでいるとなる」

元慰安婦の証言だけでは不十分なのではーーー

証言だけで(強制性を認めるという)結論に持っていったことへの議論があることは知っているし批判は覚悟している。決断したのだから、弁解はしない」

 つまり、当時の官房副長官だつた
石原信雄氏は、"慰安婦"を認めた背景に、元慰安婦とその支援者(NGOなど)や韓国側から強い圧力があつたと述べ、強制性の認定について「日韓両国間での妥協の産物」と明言し、暗にその圧力に屈したことを認めているのです。

それに対して、河野洋平は、平成11年10月5日の外相就任会見において
「物理的証拠や、本人の他の人にはわかり得ない話などを踏まえて発表した。確信を持っている(10月6日付 産経新聞朝刊)

 ところがこのバカはそれでいて、その前の朝日新聞の取材に対して
『政府が法律的な手続きを踏み、暴力的に助成を駆り出した』と書かれた文書があったかといえば、そういうことを示す文書はなかった。けれども、本人の意思に反して集められたことを強制性と定義すれば、強制性のケースが数多くあったことは明らかだ
(1997年3月31日朝日新聞)

これは、証拠は無いが、自分の思い込みだけで談話を出したという事をいっているのです。売国奴の真骨頂でしょう。

(引用終了)

従軍慰安婦という名前の売春婦 酒たまねぎや ura ホームページ
 
          ◇

それで「日本軍による性奴隷」とは?

全国紙等のの活字になったウソ記事は論破し墓地に埋葬してもゾンビのように甦って全国を徘徊すると前に書いた。

この手の問題に婦人団体が加わると話は論理を超越して感情的になってくるから厄介だ。

さらにこれにジェンダーフリーとかフェミニズムを声高に叫ぶ特殊な考えを持つご婦人方が加わると話は更にもつれにもつれて混迷の様相を呈する。

「日本軍に強制連行された従軍慰安婦」の証拠が次々とウソであることが判明していく中、一部のフェミニスト達は、上記「河野談話」の「被害者の証言」を取り上げそれを最後の砦としている。

そういった中、「戦地売春婦」はついには「従軍慰安婦」を乗り越えて「日本軍による性奴隷」にまで見事に化けてしまった。

 化けの皮は引っ剥がし、徘徊するゾンビは地中深く埋めねばならぬ。

何度でも。

 

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コメント (5)

続・「中川核議論」は確信発言 議論が抑止力

2006-10-26 06:23:42 | 普天間移設

北朝鮮の核実験報道の後、次のような事が国際政治の舞台ではささやかれたと言う。

「これで六カ国協議のメンバーの80%が核保有国になった」

「(核を持つのは)次は日本の番か」

なるほど国連安保常任理事五大国は全て核保有国であり、
六カ国協議にはその内アメリカ、中国、ロシアが参加している。

それに北朝鮮が核保有するとなると次に技術的、地政学的に言えば日本の名が挙がってもおかしくはない。

だだ一部にはこうも言われていた。

日本の核保有論にピリピリしているのは日本以外の国で、肝心の日本は鈍感にも議論さえしていない」と。

ところが「中川発言」以来、突然降って沸いたように「日本核保有論」が喧しい。

注目したいのは中川政調会長は「核保有せよ」とは言っていない事だ。

核保有の功罪を議論することは必要だと言っているのに公明党や野党はこぞって「議論も不可」と全体主義国家のようなことを言っている。

では日本政府の基本姿勢はどうなっているのか。

日本の核に対する姿勢は全て「安倍一族」が絡んでいる。

憲法上は阿部首相のお祖父さん岸首相の政府見解で「核保有は可能」である。

だが佐藤首相の政策上の「非核三原則」によって「作らず 持たず 持ち込まず」となっている。


この非核三原則によって「核保有問題」は一昔前の「憲法論議」のように神学論争の対象となった。

核のことは議論するだに忌まわしいことなので議論さえ許さない。 核アレルギーだ。

核の攻撃に対しては、「日米安保」によるアメリカの核の傘に入ることによる「抑止力」と言う。

日本を取り巻く核大国の中国、ロシアに対して、核抜きのアメリカの傘の下に入っても抑止力にはならない。

「アメリカの核の傘」に入ると言う事はアメリカが核を持ち込むのには見てみぬ振りをすると言うことだ。

日本を取り巻く中国、ロシア、北朝鮮の核事情に目を閉ざして「日米同盟」と「非核三原則」は並立しない論理的矛盾を孕んでいる。

そうなると「有事の際、本当にアメリカは日本を守ってくれるのか」という議論が沸き起きる。 この議論は極左・極右両派から同じように起こる。

そこで「中川発言」の重要性が浮き上がる。

核は持たなくとも議論する」⇒「メディアが核武装論として騒ぐ」

⇒「非核三原則は堅持するが、核はいつでも持てる」と言った印象」

⇒「これが抑止力になる」。

つまり「核議論」すること自体が核抑止力になるのだ

日本の核武装を一番恐れるのは実はアメリカと中国なのだ。

その証拠に「中川発言」以後、ライス国務長官からは日本が攻撃された時は日本を守る」の言質を公式に取り付けた。

18日の麻生外務大臣との共同記者会見で、ライス国務長官は、

「(アメリカは)抑止力を含めフルレンジ(あらゆる分野で)日本の安全かを確保する意思と能力を持っている」と。

「中川発言」で慌てたもう一方の核大国・中国は急に本気になって北朝鮮説得にかかり出した。

議論もせずにお題目のように非核三原則を唱えるのは「抑止力」にならない。

「核保有を論議すること」は外交カードになる!

                       ◇

中川政調会長と麻生外務大臣と安倍総理は「抑止力」の連係プレーをしていたのだ。

某月某日。 都内某所。

北の将軍様の暴挙を追い風にすべく、三人の男が密会。

AB将軍:「次のテレビ討論会でN君が例の発言をしなさい。キャラとしては君が言った方がテレビが一番騒いでくれそうだ。」

N奉行:「おやすい御用だが、薬が効きすぎた場合誰がフォローしますか」

A奉行:「それは私が援護しよう」

A将軍:「米国への立場上、私は従来通り三つの原則を繰り返す」

    「後はマスコミが騒いで、野党がこれに乗ってくればめでたしだ」。

N奉行:「これで米国と中国が慌てて動き出すぞ」

A奉行:「これは今後も取引カードに使えるぞ」

N奉行:「議論も相成らぬとホザクバカどもの間抜け面が目に浮かぶワ」

AB将軍:「お前達もワルじゃのう」

N・A両奉行:「そう言う殿こそもっとワルでございます。

AB将軍:「ケッ ケッ ケッ!」

両奉行:「イッヒッヒッヒ!」
             
                ◇

切り出したのは中川自民党政調会長⇒「議論すべき」。

原則論でアメリカに配慮は安倍首相⇒「非核三原則を維持する」。

すかさず援護射撃は麻生外務大臣⇒「議論は封殺されるべきではない」。
この三人の確信犯にマスコミと雇うが乗って騒げば騒ぐほど、抑止力が効いてくる。


               ◇

産経抄がコラムにしては珍しく二日続いて「中川発言」を取り上げた。

◆成18(2006)年10月18日[水]

 一体、何がけしからんというのか。自民党の中川昭一政調会長の「核発言」である。いや、こういう言い方が誤解を招く。中川氏はテレビ番組で、こう語ったのだ。「憲法でも核保有は禁止されていない。議論はあっていい」と。

 ▼北朝鮮の核実験発表を受けて、与党の政策責任者が、安全保障をめぐるタブーなき議論を呼びかけるのは当然のことだ。それを許さないという声が、野党や公明党だけでなく、自民党のなかからも相次いでいる。

 ▼与野党がこぞって、“言論封殺”に走る気持ちは、わからないではない。22日の衆院統一補選に与える影響を推し量っているのに違いない。確かに16日付小紙に掲載された世論調査では、「日本は核武装すべきか」という問いに対して、「すべきでない」の答えが82.4%と圧倒的多数だった。

 ▼問いが「議論すべきか」だったら、どうだろう。「すべきでない」が多数を占めただろうか。日本人の核アレルギーがいくら強いといっても、核廃絶を訴えるだけで、安全が保障されると信じている人はもはや少数派だろう。小欄は、米国に追従するな、と日ごろ主張している議員の皆さんの意見をぜひ聞いてみたい。「核の傘」から出た日本を守ってくれるのは何ですか、と。

 ▼すでに論壇では、中西輝政京都大学大学院教授らが、活発な議論を繰り広げている。「核武装論」そのものが「中国や北朝鮮に対してだけでなく『対米カード』としても有効に働く」からだ(『「日本核武装」の論点』PHP研究所)。「論」だけでも、ある程度の抑止力になるということか

 ▼中川発言が、与党側の不利に働くと決めつけるのは早計だ。有権者の健全な国防感覚を見くびったら、手痛いしっぺ返しをくらうだろう。

 

 

◆【産経抄】10月19日

 「中川発言」という瓢箪(ひょうたん)から駒が出たようだ。自民党の中川政調会長による「核保有の議論はあっていい」の一言が千里を走る。国内では妙なつぶてが飛んだと昨日書いた。今度は、太平洋と東シナ海も飛び越えて米中首脳も動かした。

 ▼ブッシュ大統領は日本の核保有について「中国の懸念を知っている」と反応した。中国とて北朝鮮の核保有を深く憂慮しているから、我慢してお手並みを拝見しようと持ちかける。来日したライス国務長官は「核の傘」で日本を守るからと、こちらも真剣だ。

 ▼米国でなくとも、核開発競争の到来は悪夢である。東アジアで核を独占してきた中国は、とりわけ日本の核論議には過敏だ。胡錦濤主席は北京入りした扇参院議長に、北を激しく非難してみせた。北の暴走には業を煮やしていることを、最大限アピールする。

 ▼要人の発言はときに、すさまじいパンチ力を持つものだ。かつて橋本首相が「米国債を売却する衝動に駆られる」と軽口を吐いたとたんに市場が乱高下した。意図した発言でなくとも、思わぬ戦略環境を生み出すから注意を要する。

 ▼実のところ、「中川発言」は国連の制裁決議よりも米中を本気にさせたのではないか。北に対する軍事的な圧力は米国以外に効き目はないし、経済の生殺与奪は中国が握っている。もっとも、薬も過ぎれば毒となるからほどほどがいい。

 ▼中国は北への貨物検査を実施し、中朝国境には長いフェンスも張った。専門家は北の自壊前に中国の介入だってあり得るという。亡くなった歴史家の木村尚三郎さんが『文明が漂う時』でいった一節が気にかかる。「クオ・ヴァディス・ドミネ?」(主よ、いずこに行き給(たま)う)が、今ほど強く響くときはない、と。

<産経新聞>

  中川氏の「核保有論」、民主・鳩山氏「あるまじき発言」(朝日)
 民主党の小沢代表と菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長は17日、党本部で協議し、北朝鮮の核実験について「周辺事態法に基づく周辺事態とは言えない」と結論づけた。中国やロシアも核実験をしていることを念頭に核実験のみでの認定は困難との見方で一致した
 政府・与党は周辺事態と認定するかどうかの検討を進めているが、小沢氏は「核実験を行う意図を持っていることは大変けしからん話だが、それをもって周辺事態と認定するのは極めて無理がある」と述べた。
 また、鳩山氏は同日の党の「次の内閣」の会合で、核保有の議論をめぐる中川昭一自民党政調会長の発言について「断じて日本の国民の発言としてあるまじき発言。唯一の被爆国だからこそ、核廃絶の方向で世界をリードしていく日本でなければならない。『あいつが持ったらおれたちも持つんだ』という議論は決して日本から発出してはならない。封印しなくてはならない議論だ」と強く批判した。


コメント

「中川核論議」は確信発言

2006-10-25 16:09:07 | 普天間移設

15日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で自民党の中川政調会長は、

「(日本の)憲法でも核保有は禁止されていない。核があることによって(他国に)攻められる可能性が低くなる。あるいは、やれば、やりかえす、という論理は当然あり得る。議論は当然あっていい」と述べた。

この人の発言は解りやすいが物議をかもしやすい。

その点では石原都知事と共通点がある。

物議をかもす事は「想定内」の確信犯であることも・・・。

冷戦時代の米ソ核超大国は「核の抑止力」で重大な直接衝突を避けてきた。

「相手が核攻撃すれば核の報復を受ける」、だから核攻撃は出来ないという理屈だ。

これを他の人が「核の抑止力についても議論すべきだ」とテレビで発言しても陳腐すぎて誰も物議してくれない。

これが中川発言となると、

「やれば、やりかえす、という論理は当然あり得る。議論は当然あっていい」と解りやすいだけ注目を浴びる。

更に続けて「どう見ても頭の回路が我々には理解できないような国が(核兵器を)持ったと発表した。これは何としても撲滅しないといけない」と話はエスカレートする。

 これに対し、公明党の斉藤政調会長は同番組で「我々は絶対に核を持たない。議論することも世界が疑念を抱くから駄目だ」と反論した。

その後、中川発言には「糖尿病になれば核攻撃を始める」というオマケまで付けるサービス振りだ。

メディアが放って置く筈がない。

◆沖縄タイムス 大弦小弦 (2006年10月23日 朝刊 1面)

 民主主義の社会では議論の大切さを疑う余地はない。特定の立場の人によって、また一方的な考え方で物事を決めたことが過ちや悲劇を招いた事実は歴史上数え切れない。
 だから議論の重要性はよく分かる。だが待てよ。ただ議論すればいいのか、テーマはなんでもいいのだろうか。議論することで、その行方によってはそれまで国民の総意として守ってきたことが変更することもあり得る。

 この一週間、自民党の中川昭一政調会長の「核保有論の議論の必要性」発言が国内外に波紋を広げている。後押しするかのように麻生太郎外相も「政党の議論は妨げない」と表明し、より物議をかもしている。

 世界で唯一、しかも二度の原爆の被害を受けた日本では、核の保有どころか存在自体否定するのは自明のことではなかったか。しかも核廃絶が世界の流れの中で、保有について是非を問う必要性があるのか。

 中川発言は最近の北朝鮮の核実験をけん制したものとの見方もある。ここで思うのは、ある意図を持った政治家が「議論」という言葉を持ち出すことによって、なんでも正当化されやすい危うさである。

 今回の話は一国の政治の場での議論である。単なる市民レベルの議論ではない。そのことで核保有について「誤ったメッセージ」を他国に送ることへの懸念する声がある。被爆国日本が、核廃絶に費やした半世紀以上の努力が無になる可能性さえある。(比嘉弘)
                  ◇

沖縄タイムスは相変わらずの「核アレルギー」で思考停止状態。

常日頃「言論の自由」とか「民意の尊重」とか御託を並べる一方「議論することで、その行方によってはそれまで国民の総意として守ってきたことが変更することもあり得る。」とは論理破綻もはなはだしい

そもそも民主主義とは議論して物事を決める制度ではなかったのか。

国会議事堂や議会と言う言葉には議論を尊ぶ民主主義の精神が表れている。

それを議論もまかりならぬとは独裁的全体主義に他ならない。

≪国の政治の場での議論である。単なる市民レベルの議論ではない。そのことで核保有について「誤ったメッセージ」を他国に送ることへの懸念する声がある≫

単なる市民は議論しても良いが、政治家は議論していけない事って何だろう。

国防問題、国の安全保障問題こそ一市民や地方議会はともかく、国レベルの政治家が真剣に議論すべきではないか。

もう神学論争は止めましょう、・・・いや、その論争さえ封じるのですか。

「中川発言」は確信犯の外交カードだったのですよ。

                    ◇

中川発言に騒ぐメディア。 これも想定内、中川の思う壺か

日テレニュース

公明党・太田代表「核保有は議論に至らぬ<10/16 14:02>

 自民党・中川政調会長が15日に日本の核兵器保有について「議論はあってもいい」と述べたことについて、公明党・太田代表は16日、「議論するに至らない」と批判した。

 中川政調会長は16日も「核を持たずに安全をどう守っていくか議論したらいい」と、核保有をめぐる議論の必要性をあらためて強調した。

 16日昼に行われた政府・与党連絡会議ではこの核兵器保有をめぐる発言は出なかったが、太田代表は記者団に対し、「議論そのものが必要ない」と批判した。

 これに先立って塩崎官房長官は16日朝、「一切の核兵器を保有し得ないという原則は変わらない」と述べ、政府として非核三原則を今後も堅持していく方針を強調した。

 明日も (続く)

 

 


 

コメント

部落開放同盟 沖縄では「部落」は普通名詞です

2006-10-25 07:19:50 | 県知事選

「羹に懲りて膾を吹く」

人間は過去に色んな過ちを犯してきた。

そしてその過ちを改めるため更に愚かな行為に走ることがある。

言われ無き差別を解消するため種々の運動が起きるが、徐々にその力をつけ始めると「差別」と言う言葉を逆手に取った一種の圧力団体と化す。

「女性差別」、「民族差別」、「身体障害者差別」等々・・最近問題になっている「いじめ」も弱者差別の一種だろう。

その中でも「差別」は深刻だ。 その深刻さは島崎藤村の名作「破戒」にも描かれる。

その差別を言葉の言い変え誤魔化してきた。

明治期に遡ると、士農工商が華族と平民に変わり、それにそれまで言われ無き差別を受けていた「民」を「」と言う言葉で置き換えた。 

新たな差別の誕生である。 

 

昨日のエントリーで毎日放送ムーブの「闇の正体」を動画で紹介したが、全部を見るのに一時間もかかる。

同じムーブのワイドショーで簡単にまとめた動画を発見した。

動画⇒10月23日放映ムーブ:ムーブ!奈良病欠職員は解放同盟幹部

相変わらず勝谷誠彦さんのコメントは舌鋒鋭く核心を突いて心地よい。

昨日も書いたが、沖縄では「」は差別用語ではなく普通名詞として普通に使われている。

自分の卿友会の運動会を平気で「の運動会」公衆の前で言うほどのどかだ。

「開放運動」や「行為」といっても良く飲み込めない人がそれほど多い。

 以下用語の解説。


解放同盟については↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E8%90%BD%E8%A7%A3%E6%94%BE%E5%90%8C%E7%9B%9F

エセ行為については↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%81%9B%E5%90%8C%E5%92%8C%E8%A1%8C%E7%82%BA

を参照してください。 


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中国のチベット人虐殺

2006-10-24 15:38:34 | 県知事選

中国国境警備当局がチベット人に発砲 ネパール国境

 13日付の香港各紙によると、中国チベット自治区のネパール国境地帯で先月30日、ネパールに越境しようとしていたチベット人グループに中国の警備当局が発砲、少なくとも2人が死傷したほか、子供を含む数十人の行方が分かっていない。

 報道によると、子供十数人を含む約70人のチベット人がヒマラヤ山脈を徒歩で越えようとし、国境警備当局の兵士の銃撃を受けた。国営新華社通信は「不法出国を図ろうとしたグループが、引き返すよう求めた当局の勧告に従わず集団で攻撃してきた」と説明。当局の銃撃で2人が負傷、うち1人が寒さと酸素不足のため死亡したとした。 香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは銃撃を逃れた41人がカトマンズに到着したとして、「我々の後をつけてきた兵士が立ち止まるように命じ、発砲した」との証言を紹介。銃撃で死亡したのは、17歳の尼僧だとした。  (朝日新聞asahi.com 2006年10月13日18時24分)

さすがは朝日新聞、ネット上でその非道さが話題になっているニュースも中国の事となるとサラッと触れてその後のフォローは無い。 

◆動画: ↓

中国軍がチベットの巡礼者を無差別に撃ち殺す映像(非グロ/日本語字幕付)
http://www.youtube.com/watch?v=o1-y6-Rxyvc

産経新聞が同じ日に第一報を報じた後、22日には次のようなフォロー記事を書いているし、【夕刊JanJan】は19日に踏み込んだ記事を書いていた。

チベットは胡錦濤が弾圧により手柄を立てトップに駆け上がったかつての勤務地である。

チベット少年射殺胡錦濤がチベットに残した置き土産の象徴である。

中国、和諧と逆行 思想・民族弾圧強める

   【北京=福島香織】先の第16期中央委員会第6回総会(6中総会)で「和諧(わかい)(調和のとれた)社会」構築を打ち出した胡錦濤政権だが、今回のチベット亡命者射殺事件に象徴されているように、少数民族政策や思想統制は強化される傾向にあり、「和諧」と逆行する強権体質が浮き彫りになっている。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が運営するチベット難民受け入れセンターによると、年間のチベット亡命者は約2500人。一方、中国公安省の発表によれば、2005年下半期から今年上半期にかけて国境で逮捕された不法出国者の総数は2459人。このうちチベット亡命者がどれほどの割合を占めるかは不明だが、今回のような事件は氷山の一角、という見方もある。

 中国では今夏、ラサと青海省ゴルムドを結ぶ青蔵鉄道が開通、開通式には1989年のラサ暴動鎮圧の指揮をとった当時の自治区書記、胡錦濤国家主席が臨席し、中央のチベット支配強化を改めて印象づけた。このほか、米国に亡命したウイグル人権擁護家のラビア・カーディルさん(58)の新疆ウイグル自治区在住の息子ら3人が逮捕されるなど、ウイグル族への締め付けも目立っている。

 6中総会で採択された「社会主義と和諧社会建設に関する若干の重大問題の決定」には、貧富の差の是正など弱者擁護がうたわれる一方、社会安定と秩序維持のために「国内外の敵対勢力」の取り締まり強化も盛り込まれた。国内敵対勢力にはチベットやウイグルの民族活動家や民主化運動家、宗教家らも含まれると解釈されており、「和諧」というソフトな言葉の響きの裏側には思想や民族の弾圧強化を伴う血生臭さも漂っているようだ。(産経新聞 2006年10月22日)

 

【関連記事】
中国の人権蹂躙映像が世界へ 亡命少年僧ら射殺(10/22)
中国、亡命チベット人を銃撃か 数人死傷と人権団体(10/13)

 【夕刊JanJan】疑惑ふかまるチベット人への発砲事件

2006/10/19

 先月30日、70人ほどのチベット人に対して、中国の国境警備隊が発砲するという事件がおきた。
 【チョー・オユー山を登ろうとしていた英国人登山ガイドが
「チベット国際キャンペーン」に語ったところによると、9月30日、60人の登山者がいたベースキャンプでその事件は起きた。中国兵が70人以上の無防備なチベット人を狙って銃撃し、1人の尼僧が銃弾を受けて死亡したようだったが、誰も助けられなかった】(IPSニュース「ネパールに逃げ込むチベットの人々」10月18日)

 「チベット国際キャンペーン」(英文)はその後もこの問題について情報を追加しており、ユーチューブではルーマニアのTV局が撮影した映像を配信、アクセス数は14万を超えた。
 新華社通信は事件を【「不法出国を図ろうとしたグループが、引き返すよう求めた当局の勧告に従わず集団で攻撃してきた」と説明。当局の銃撃で2人が負傷、うち1人が寒さと酸素不足のため死亡した】
(朝日新聞)としているが、「チベット国際キャンペーン」(英文)などを見る限りでは、当局発表は信憑性が疑われる。

 1956年のチベット動乱以後に特に深刻化したチベットの問題は、1970年代末以降チベット亡命政府が【中華人民共和国にも受け入れやすいよう、「完全なる独立」を取り下げ、「中国主権下の完全な自治」・「チベット全域を単位としたチベット人の自治行政単位の設定」などの主旨で妥協する提案を何度か行っているが、中華人民共和国側はこれを「形を変えた独立の主張」だとして拒否、交渉は停頓状態にある】
(ウィキペディア)
 今年7月1日には、青海省とラサを結ぶ「青蔵鉄道」が開業したが、それに先立ってインドのニューデリーでは、中国大使館への亡命チベット人らの抗議行動が行われた。

 チベット亡命政府は【1998年の終わりに、中華人民共和国は人権宣言、人権規約及びその実施措置の3分野のすべてを含む国際権利章典に調印したが、中国国内でもチベット内においても実行からはまだ程遠い。日常生活での抗議を続けるチベット人に対し、そして、未来におけるチベット固有の文化の存続に対し、個人的・集団的権利の侵害は続いている】
(現在のチベットの状況:普遍的人権)としており、欧米の政府やNGOは概して中国政府の長年の対応(チベット人を含む少数民族の人権抑圧問題など)に批判的である。

 9月30日の発砲事件について、これまでのところ、
アムネスティインターナショナル日本支部や、同チベットチームなど日本のNPO・NGOは公式の見解を表明していない模様だが、ダライ・ラマ14世の11月来日が予定されていることもあり、今後の動向が注目される。

(片町みどり)
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続・奈良市病欠職員 「清掃は白いポルシェに乗って」

2006-10-24 07:51:48 | 県知事選

その「奈良市の清掃局員」は白いスーツで「白いポルシェに」に乗って勤務先の「清掃センター」には行かず奈良市役所の正面玄関にに車を乗りつけた。
 
これまで大手メディアがタブーとしてきた日本の闇。
 
これに正面から迫った勇気あるメディアがあった。
 
毎日放送が「闇の正体」の一部始終をカメラで追った。
 
日本のメディアもまだ捨てたモンじゃない!
 
昨日みのもんたに声援を送ったが「朝ズバッ!」はTBSだったのを失念していた。
 
TBSは死んだはずだ。 死んだTBSじゃ毎日放送のマネは出来ない。
 
筑紫哲也はゾンビのように未だサマヨッテいるが・・・。


以下10/22 毎日放送 のyoutube動画は「mumurブログ」さんが整理したものを転用させてもらいました。


VOICE闇の正体!特別編 長期休職の公務員に謎の行動▽団体元幹部が明かす職員採用
▽5年9カ月余りで8日出勤の白いポルシェは市職員かつ解放同盟支部長
 
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奈良市の長期病欠職員 虎の尾を踏んだみのもんた

2006-10-23 09:11:42 | 県知事選

みのもんたが今朝の「朝ズバッ!」で奈良市職員の長期有給病欠の件で吼えていた。

この問題の影に潜む日本のタブーに果敢にもカメラとマイクを突きつけた。

 これまで日本のメディアが敢えて避けてきた日本の闇に光を当てようとしているのだ。

これは下記転載の朝日記事のような単なる市の杜撰な職員管理体制による「税金無駄使い」の問題ではない。

なるほど5年間に実働8日程度で2700万円もの収入を得ていたとなる杜撰な職員管理、税金の無駄使いに焦点が当てられるだろう。

朝日は敢えて問題の焦点をずらしているが、光を当てるべきは当該長期病欠職員の名刺の裏に記された肩書きにある。

 この種のお役所の不始末の度に繰り返されるように「このような病気休暇の制度があったことが問題だった。

今後、規則を速やかに改正しなくてはいけないと思っている」と幹部が謝罪して、シャンシャンと済ましてもらっては困る。

 長期病欠、新たに2人 給与ほぼ満額支給 奈良市 asahi. com 2006年10月22日  

奈良市環境清美部収集課の男性職員(42)の長期病欠問題で、ほかにも同部の男性職員2人がここ約5年9カ月間に、様々な病名で100回から200回近くも不自然な病気休暇・休職を繰り返し、給与のほぼ全額を受け取っていたことが22日、分かった。
同市の規則では、一つの病名で90日間まで有給の病気休暇を認めており、別の病名で診断書が提出し直されれば、新たな休暇を取得できる。同市は規則を改正したいとしている。
 同市人事課によると、42歳の職員の問題発覚後、市長部局の2152職員の05年の勤務実績を調査。
病気休暇・休職を繰り返したり、勤務日数が少なかったりした職員について、記録が残る01年1月から今年10月13日までを調べ直し、2職員についても把握した。
 1人の職員は二つの病名で休暇・休職を100回繰り返し、期間中の出勤日数は182日間。もう1人は五つの病名で187回繰り返し、出勤日数は423日間だった。
短期間の出勤と休暇を繰り返していたケースが目立つという。
   同市の規則では、病気休暇中の給与は満額支給。90日間を超えると休職処分になるが、給与は2割削減で支給され、減額分の大半は同市職員互助会が補填(ほてん)する仕組み。
 同市では今月に入って、42歳の職員が病気を理由に同期間に8日間しか出勤せず、休み中に庁舎内で親族業者の工事受注の口利き活動などを頻繁にしていたことが発覚、市は処分を検討している。
 藤原昭市長は「このような病気休暇の制度があったことが問題だった。
今後、規則を速やかに改正しなくてはいけないと
思っている」と話している。

 みのもんたは「朝ズバッ!」がマイクとカメラを突きつけた件の長期病欠職員の名刺の裏の肩書きに開放同盟支部長と公表した。

 インタビューに答える一般市職員は件の病欠職員のことは皆知っていながら見て見ぬ振りをしていた模様。

 みのもんたが腰砕けせずに何処までタブーに迫れるか。

 問題は、現代の日本において一種のタブーであると言われる。

そのためマスメディアなどで正面から取り上げられることは少なく、また公の場で問題を語ることは大きな論争の原因となることが多い。

 「」という言葉自体も、事実上の放送禁止用語となっており、出演者が「集落」の意味でのという言葉を使った時でさえ、すぐに謝罪訂正(ニュース・生放送などの場合「集落ですね」などとその場で言い換える場合がある)が流される。

 あの筑紫哲也でさえ「ニューヨークの街も多分場だね」と番組で発言をしたため、抗議を受けて、「場」という言葉の使い方が不適切であったとして翌日に謝罪をした。しかし一部の屠場労組から抗議があり、解放同盟も加わっての糾弾会が行われた。

 ちなみに沖縄では「」と言う言葉はタブーではない。

 それどころか居酒屋などの集まりなどで「昨日はの運動会で走ったので筋肉痛だ」とか「成人式は単位でも祝ってくれる」とか公衆の面前で大声で「」を連呼しても誰も気にも止めない。

 ただし酔ってあまり声が大きくなると「カシマサン!」(かしましいーうるさい!)と別の酔っ払いに怒鳴られるかも知れないのでご用心。

いずれにせよ、みのもんたは虎の尾を踏んでしまった。

 何処までがんばれるか

 ◆問題http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E8%90%BD%E5%95%8F%E9%A1%8C

【追記】11:45

大手メディアがビビッテいるのに2チャンネルでの批判の嵐をライブドアニューが伝えていた。

以下引用。

休職中も給与満額支給 奈良市職員愛車は「白いポルシェ」!

休職中も給与満額支給 奈良市職員愛車は「白いポルシェ」!
2ちゃんねるでも非難の嵐

   奈良市環境清美部に勤める40代男性職員が、2001年からの5年9カ月余りで8日しか出勤しないにもかかわらず、給与が満額支給されていたことが問題になっている。そんな中、期間中に職員が「白いポルシェ」で勤務先の市役所に来ていたことがわかった。ネット上では「畜生、公務員になりゃあ良かったよ」「こんな税金泥棒は死刑だろ」などといった怒りのカキコミが続いている。

休職中に市役所に白いポルシェで

   新聞各紙の報道によれば、男性職員は05年12月下旬に約2年ぶりに出勤し、以後1日も出勤していない。06年は2~8月までに計4回、別の病名の診断書を提出し、病気休暇扱いを受けている。同市の規則では、一つの病名で90日間の病気休暇を認めており、給料は満額支給されているのだという。しかし、06年10月20日の奈良新聞共同通信によると、「この職員が頻繁に市の建設部などに出入りしていたほか、解放同盟奈良市支部協議会副議長として、部課長らとのセクション別交渉や担当課との協議など、公式の場にたびたび出席していたことが分かった」という報道があり、男性職員は実は元気で、ほかの仕事をしていたことになる。
   しかも、高級外車の所有が目撃されている。J-CASTニュースが奈良市役所人事課に聞いたところ、担当者は、

「休職中に市役所に白いポルシェで来ていたのを何人もの職員が見ています」

と証言した。

   一方、Q&Aサイトの「オウケイウェイヴ」には06年10月18 日18時47分にこんな質問が掲載された。『本人はピンピンしていてポルシェに乗っています。(質問)どうしてこんなことが許されてきたのか教えてください』。06年10月20日12時現在2つの回答が寄せられ、質問者は「談合や贈収賄の問題にも発展することも考えられます。なにしろポルシェですもんね」「今回の事件はどういうわけで、上司が放っておいたのか、まったくわけがわかりません。役所の管理がいくらずさんといっても、ちょっと想像の域を超えますね」と「お礼」を書いている。

2ちゃんねるでも非難の嵐

   2ちゃんねるには06年10月18日17時34分51秒に、「"給料は満額支給" 奈良市職員、5年間で出勤8日…病気を理由に」と題するスレッドが立てられた。

「5年だと総額給料2500万くらいかつうか日給300万円かよw」
「|*゜Д゜)ノ 日給で500万円くらいですかね?」
「これはふざけすぎだろ。全額返済しろや」
「フェラーリ・ポルシェ・ベンツetc.車7台 腕時計はフランクミューラー700マン円 税金泥棒!」「ニートの方がマシなんじゃね?w」
「自分も公務員だけど、こういう人が権利を乱用するおかげで。。。ちきしょう」
「これはひどい。半年休んで半年もらうって手はよく聞くけどな」
「もう税金とか払わなくていいよね」

など、非難の嵐だ。


2006年10月20日15時56分 J-CASTニュース提供元一覧

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ヘンなニュース 浦島物語

2006-10-22 08:09:20 | 県知事選

◆現代浦島物語

昔々、浜辺で子供達に苛められている亀を助けた浦島太郎は・・・・(以下省略)。
 
現代の浦島物語は亀を苛めるのは子供ではなくお爺さんだった。
 
「亀が苛められている」
 
通報で駆けつけた浦島太郎ならぬ警官は亀に噛みつかれた・・・。
 
もとい、警官に噛み付いたのは亀ではなく爺さんだったとサ。
 
警官も大変だネ。
 
 
 
◆ピンクムードで犯罪撲滅
 
ピンク映画にピンクキャバレー。
 
ピンクが付くと何か怪しげな雰囲気が漂ってくる。
 
少なくとも「ピンクの町」に健全なムードはない。
 
ところが世界は広い!
 
所変われば品変わる。
 
 
 
 
ガンより怖い糖尿病
 
人間馬齢齢を重ねるとと色んな病に苛まれる。
 
中でも怖いのはガンに脳卒中に心臓病。
 
だが怖いとは言ってもこれらの病は自分が死ねば済む。
 
人間誰しも一度は死ぬと悟れば覚悟も出来る。
 
それほどウロタエルには及ばない。
 
だが数ある生活習慣病の中でも最も恐ろしいのは、
 
糖尿病だ!
 
何が怖いかって?
 
この病に患うと核攻撃をしたくなる症状が出る!
 
 
 
  
                       ◇
 
これらの奇妙な三つのニュースも最初の二つは笑って済まされるが「糖尿病だから核攻撃」には笑ってばかりはおられない。
 
中川政調会長の「核武装論」を恐れているのではない。
 
それどころか中川氏は一言も「日本も核武装せよ」とは言っていない。
 
「核の論議の必要性」を述べた瞬間、メディアは「中川政調会長は核武装論者」だとの印象操作を始めた。
 
今朝の琉球新報の「うそっぱち」という小囲みで「目には目を 核には非核を!
ー 国民 中川政調会長殿」(美里・爪楊枝)
 
と「核ー中川」を印象付け、昨日の夕刊でも「人工衛星」という小コラムで「核と糖尿病の因果論ぜよ?解けなくて当たり前。 設問が間違いだもの。」
 
どうしても中川と核は結びつく。
 
今現在08:00。フジテレビ「報道2001」横目で見ながら書いているが、「中川核保有論議」を論じている。
 
共産党は「議論も許さん」と言論封殺発言中。
 
 
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安倍総理への公開書簡  イーホームズ社長の爆弾発言

2006-10-21 07:47:16 | 県知事選

「耐震強度偽装事件」の参考人質疑の国会中継。

自称オジャマモンこと小嶋ヒューザー社長の罵声にも泰然自若、

少しも動揺を見せず罵声の主に一瞥を加えただけで質問に応じた男。

センスの良いスーツによくお似合いの上品な眼鏡。

テレビに出演の時も女性コメンテーターをして、「しゃべりが論理的」、「洋服のセンスがモデル並み」等々と評判の良かった藤田東吾イーホームズ社長が、

昨日「耐震強度偽装事件」関連では被告として始めての判決を受けた。

判決後藤田社長は霞ヶ関の司法記者クラブで記者会見を開いた。

その場で彼は「爆弾」を詰め掛けた記者たちに手渡した。

だが、「爆弾」は大手メディアの手によって封印された。

そして藤田社長の反撃が始まった。

                      ◇

記者クラブ制の弊害が叫ばれて久しい。

田中前長野県知事の残した唯一の成果は長野県庁の記者クラブ制の廃止だと言われるくらいだ。

一時あれほど騒いだ「耐震強度偽装事件」も最近の大手マスコミは既に問題決着済みでもしたかのように続報を伝えていない。

18日同事件に絡み起訴されていたイーホームズ社長の藤田被告の判決があった。

結局同被告は「耐震強度偽装事件」には何も関係ない「電磁的公正証書原本不実記録・同供用の罪」に問われた。

罪状はいかめしいが要するに見せ金で増資をしたということで罪には違いないが中小企業を経営しているものなら身に覚えのある人は五万といるだろうし、これを一々罰していたら捜査官を何人増やしても間に合わないだろう。

バブル崩壊期の住専問題でメディアの糾弾を受けた桃源社の佐々木社長も確かこのような別件で逮捕されていた記憶がある。

藤田社長は判決後、霞が関の司法記者クラブで記者会見を開き「見せ金増資」の罪は認めて控訴しないとしたが、記者たちに爆弾発言を記したプレスリリースを配った。

だが、例によって記者クラブを独占する大手メディアはこれをスルーしてピント外れのバイアス報道しかしなかった。

≪朝日新聞

イーホームズ社長の藤田被告に有罪判決 東京地裁
2006年10月18日11時14分

 耐震強度偽装事件にからみ、国から確認検査機関の指定を取り消されたイーホームズの見せ金増資事件で、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の罪に問われた社長の藤田東吾被告(45)の判決が18日、東京地裁であった。青柳勤裁判長は「業績をあげるためには脱法行為もいとわず、安易で身勝手な考えが読み取れる」と述べ、懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。一連の耐震偽装事件の裁判で判決は初めて。
記者会見に臨む藤田東吾被告=18日午前、東京・霞が関の司法記者クラブで
 (写真省略)

 青柳裁判長は、耐震偽装と見せ金増資の因果関係について、「証拠上明らかでなく、量刑にあたり考慮すべきではない」と述べ、否定的な認識を示した。

 検察側は立証にあたって、イーホームズが構造計算書の偽造を見逃していた背景に同社の不十分な検査態勢や利益を優先する被告の経営姿勢があったとの構図を描き、見せ金増資事件を耐震偽装見逃しの「主要な原因」と位置づけていた。

 これに対し判決は「検査機関の指定を受けるため資本を偽った犯行と、構造計算書の偽造を見逃した問題との間には、業務拡大に伴う組織や人の拡充程度、国交省認定の構造計算プログラムの変更など、様々な要素が介在している」と述べた。

 藤田被告は公判で起訴事実については全面的に認めたが、「偽装の見逃しとは全く関係ない」と主張。弁護側も「検察官は見逃しの結果だけを指摘している。自治体などほかの審査でもすべてが偽装を見逃し、不可抗力だった」としていた。 ≫

 藤田社長は、この記者クラブの本質を見抜いており前もって人気ブログの「きっこの日記」と連携を取っており同ブログを通じて公開メッセージを伝え、昨日記者会見の後「安倍首相への手紙」を公開した。

もとより狼魔人にこの手紙の内容の信憑性を検証する資料は持ち合わせていない。

だが同ブログが「耐震強度偽装事件」の火付け役を果たしたこと、そして同事件に関する限り大手メディアの知らない新情報を次々発表した事実、それに何よりも膨大な読者数を誇る人気ブログであることを考えると、そこで公開された「安倍総理殿、国家に巣食う者を弾劾致します」 と題する「首相への手紙」を過小評価するわけにはいくまい。

すべてを知る男・藤田東吾氏からの公開メッセージなのだ。

しかもこの手紙には関係役人の実名が帰されており、中でも「法の衡平を重視するなら、小嶋氏を逮捕した以上は、川崎市の倉形課長、国土交通省の当時の北側一雄大臣、佐藤信秋事務次官、山本繁太郎住宅局長、小川富吉建築指導課長、田中政幸課長補佐、高見企画調査官も同じく逮捕するべきです。この者達は、小嶋氏より、建築行政のプロとしての立場からも、遥かに悪質です。そして陰湿です。」という件は時限爆弾となりかねない。

国土交通省の当時の北側一雄大臣、と役人のトップの佐藤信秋事務次官を名指しで逮捕せよと迫り、さもなくば小嶋氏を釈放せよというのだ。

その理由が「この者達は、小嶋氏より、建築行政のプロとしての立場からも、遥かに悪質です。そして陰湿です。」というのだからもはや知らぬ顔の半兵衛を決め込むわけにも行くまい。

一つ間違うと安倍新政権の屋台骨を揺るがす核爆弾にもなりかねない。

記者クラブ - Wikipedia

◆きっこの日記http://www3.diary.ne.jp/user/338790/

 

2006/10/20 (金) 藤田社長からの公開メッセージ 1

「安倍総理殿、国家に巣食う者を弾劾致します」

平成18年10月20日

安倍晋三総理大臣、長勢甚遠法務大臣、但木敬一検事総長、東京地検の皆様、そして、官僚、政治家、マスコミ、関係業者、そして国民の皆様

イーホームズ株式会社
代表取締役 藤田東吾
 
 安倍総理大臣に置かれましては、日頃ご公務ご多忙の中、本日の、私からの通報を受け付けて下さり、誠に有難う御座います。深く感謝の意を申し上げます。

 私は、今日の午前中、川崎市内のマンション(エグゼプリュート大師駅前)と、設計事務所のアトラス設計の、二つを訪ねて来ました。何れにおいても、この度の「耐震偽装隠蔽事件」を解き明かす上で、とても重要な証拠となるからです。
 私が解き明かしたいものは、一部の官僚と政治家が、国民の命と財産を軽視して、癒着業者とともに利権を死守しようと、違法行為を犯したり、または少数の弱者をスケープゴートに見立てて、不正を隠蔽するという国家体質を暴きたいのです。そして、この体質を日本から除却しなければ、子供達の為に明るい未来はないと信じているからです。
 よって、私は、以下の事実を記者クラブや国土交通省に隠蔽されないように、直接、安倍総理大臣にお渡し、事件の解明と住民の安全確保を早急かつ遺漏なき対応をお取り頂きますようにお願い申し上げます。

 まず、エグゼプリュート大師駅前は、建築確認の構造計算図書が偽装(改ざん、若しくは不整合)されていました。ところが、中間検査の直前の二日前に、計画変更が川崎市において下ろされました。しかし、工事は建築確認の図面のまま進行したものと考えるのが当然であり、計画変更によって偽装マンションが隠蔽された可能性が99%以上はあるものと考えられます。

2006/10/20 (金) 藤田社長からの公開メッセージ 2

 この偽装マンションを生み出したのは、たとえ藤光建設サイドからの圧力があったにせよ、川崎市と国家であります。
 一方、国家は、ヒューザーの小嶋氏を、グランドステージ藤沢のマンションに偽装があるのを認識していながら、お客様に引き渡したとして、詐欺罪で逮捕しました。小嶋氏は、引渡し直前の、平成17年10月下旬の段階で偽装を認識したと思われますが、この時点では既に完了検査も終了していました。
 であれば、このエグゼプリュート大師駅前は、中間検査を1月末に行った時に、構造計算書の偽装が、川崎市によって隠蔽されたわけです。販売案内のHP(下記参照)を見ると、来月11月の竣工で、翌12月に入居予定となっています。つまり、販売は大方終了し、購入者は引越しの準備をし、新居に入る段取りや買い物を楽しみに進めているはずです。

 私は、川崎市と国交省建築指導課の罪は、建築行政を行なう者自らが隠蔽したとして、小嶋氏より遥かに大きいと思います。イーホームズでは、2月に構造計算書の偽装を認識し、川崎市と国家に通報しています。しかし、隠蔽されてしまいました。強制捜査と私の逮捕で追求も出来なくなりました。

 現段階でも、非破壊検査を、国家が関与しない公正中立な第三者機関等に徹底的に行なわせるべきです。99%以上の確率で偽装マンションのはずです。この偽装を生み出したのは、川崎市と国家官僚です。彼ら公務員が偽装マンション(小嶋氏流に言わせるなら、殺人マンション)を、生み出したのです。法の衡平を重視するなら、小嶋氏を逮捕した以上は、川崎市の倉形課長、国土交通省の当時の北側一雄大臣、佐藤信秋事務次官、山本繁太郎住宅局長、小川富吉建築指導課長、田中政幸課長補佐、高見企画調査官も同じく逮捕するべきです。この者達は、小嶋氏より、建築行政のプロとしての立場からも、遥かに悪質です。そして陰湿です。

 因みに、イーホームズでは、1月24日に行なわれた本件計画変更の内容については不知です。また、今の段階で状況がどうなっているかは同じく不知です。よって、今日、私は現場に行って参りました。現場は既に竣工間近です。既に、総戸数42戸の内、30戸以上の成約になっているとのことです。また完売も間もないとのことです。

2006/10/20 (金) 藤田社長からの公開メッセージ 3

 もし、このまま誰もが見てみぬ振りしたら、ここにもうすぐ住む住民の方は、国家と川崎市によって耐震強度の偽装が隠蔽されたことを知らずに、一戸当たり平均3名の家族として、136名の命が危険に晒されながら住み続け、そして、ローンを払い続けて行きます。安倍総理、果たして、このような犯罪を許してよいのでしょうか。
 10月18日に、私が語った司法クラブでの発言を、99%のマスコミは黙殺しました。まさか、この事実も黙殺してしまうのでしょうか。許してよいとはとても思えません。

私は、イーホームズの代表者として、一国民として、国家に巣食う者を弾劾します。安倍総理大臣お力を発揮してください。日本のマスコミには期待できません。とは言え、私一人の力では及びません。どうか、日本の皆様も、力をお貸し下さい。お願い致します。

 そして、事実を明確にし、検事総長や、東京地検が、これらの役人を犯罪者として逮捕できないなら、小嶋進さんは無罪放免として即刻に釈放するべきです。そして、「秋霜烈日」のバッジを外して検事を辞職し、司法の職から離れるべきです。総理大臣も、法務大臣も、自らの責務を果せないなら政界から去るべきです。道徳的に不適合者です。

 また、同時に、株式会社田村水落が関与した全ての建築物について、即座に再計算及び非破壊検査を実施して、住民や利用者の命の安全確保を果すべきです。そこには、アパグループが関与した多くの物件が含まれています。

 次に、渋谷区代々木のアトラス設計に関する調査を行って参りました。ご存知の通り、渡辺朋幸氏が代表を務める設計事務所です。何故、調査を行ったかと言うと、渡辺朋幸氏が建築士の免許を持たない無資格者でありながら、名義を借りて設計事務所を経営し設計業務を行っているとの、確度の高い情報を得たからです。私は驚きました。今回の耐震偽装事件に関連して、姉歯元一級建築士が建築デザイナーの秋葉氏に建築士免許の名義を貸与したことで、姉歯氏も、秋葉氏も逮捕されました。皆さんご存知の通りです。

2006/10/20 (金) 藤田社長からの公開メッセージ 4

 現在、アトラス設計の渡辺朋幸氏は、平成17年10月にイーホームズに姉歯氏が行なった構造計算書の偽装を指摘したと評価され、耐震偽装景気に便乗して、マンション販売講習会等で構造設計の講演をやっているなどと聞きました。しかし、一級建築士も持たず、建築構造士でもなく、JSCA会員でもないなら、分不相応といわざるを得ません。また、秋葉氏と同じく、名義借りによって逮捕されなければ不公平となります。
 よって、渡辺朋幸氏が本当に無資格なのかを確認するために、東京都や、建築士会、そしてアトラス設計の調査を行なってきたのです。この結果、与えられた情報どおり、無資格者でした。ある一級建築士の名義を借りて、アトラス設計事務所を運営していました。至極かつ誠に残念ながら、秋葉氏と同様に逮捕されなければなりません。
 もし、逮捕しないのなら、その差別的扱いを正当化する理由を、法の衡平性の観点から、但木検事総長は明確に国民に対して説明する義務があります。

 東京地検の皆様には、改めて、胸に付けた「秋霜烈日」のバッジの意味を思い起こし、あなた達が、法を司るものとして自らが正しい者であるのか否かを明らかにしてください。もし、明らかに出来ないのなら、バッジを外して、司法の世界から去るべきです。

 尚、川崎市のマンションと、アトラス渡辺については、詳細データを以下に掲げます。

1.(仮称)エグゼプリュート大師駅前 http://www.myhome21.jp/
建築場所 川崎市川崎区大師駅前2丁目12番34号
     RC構造、地上15階建て、延べ床面積3,461?u
建築主(デベロッパー) 株式会社伸明ハウジング 代表取締役 山崎伸
        藤光建設株式会社 代表取締役 佐藤雅彦
設計者 藤光建設株式会社一級建築士事務所 橋本清
構造設計 株式会社田村水落設計 代表取締役 水落光男
川崎市まちづくり局指導部建築審査課長 倉形紳一郎 044-200-3019
国土交通省住宅局建築指導課 03-5253-8111(代表)
山本繁太郎住宅局長、小川富吉建築指導課長、田中政幸課長補佐、高見企画調査官

(1)確認済証番号 eHo.05.A-01003000-01号 (平成17年8月12日)

2006/10/20 (金) 藤田社長からの公開メッセージ 5

(2)計画変更:確認済証番号 eHo.05.A-01003000V-01号 (平成17年11月2日)
この11月2日の計画変更は、杭の変更(現場造成杭から既製杭への変更)である。工事は10月17日に着手しており、杭の変更以外の建築計画は、当然に、(1)の確認図面通り進行しているものと考えるのが常識である。

(3)現場の中間検査は平成18年1月26日に川崎市が行った。合格としている。
 しかし、この直前の2日前、平成18年1月24日に、再び、計画変更図面が川崎市に対して申請され、この計画変更の確認は同日付で川崎市が下ろしている。この規模の、中間検査とは、建物の2階部分の構造躯体までが終了した時点で行われる。よって、2日前に計画変更された図面が、現実の工事に反映されているとはまずもって考えられない。素人でも分かることです。
 
 イーホームズでは、2月において、上記建築計画の構造計算図書に偽装を認識しました。この通報を川崎市に行ないましたが、計画変更で処理したとして、それ以上の調査も追及もしませんでした。国に通報しても、関知しない、特定行政庁との間で処理してくれと言われました。田村水落が関与した多くの物件の再調査を行なうように、田中政幸課長補佐に電話で僕から話しましたが、国は動きませんでした。結果的に、構造計算が偽装されたままのマンションが、今では完成間近に到ってしまいました。被害を発生させ、拡大させてしまったわけです。

2.アトラスの渡辺朋幸の名義借り状況
住所 東京都渋谷区富ヶ谷1-9-19 2階
社名 有限会社アトラス設計 代表取締役 渡辺朋幸 03-5465-1137
   一級建築士事務所登録 管理一級建築士氏名 小林昭代(名義貸与人)

以上

 

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えっ? 東門沖縄市長が嘉手納基地容認だって?

2006-10-20 12:41:14 | 未分類

 今朝の琉球新報総合面の見出しを目で追っていて我が目を疑った。

目をこすってもう一度見直したが間違いでは無かった。

その記事は他の大きな見出し、例えば四段抜きの「県、3路線で基幹バス」等に比べてもいかにも遠慮がちな小さな記事だった。

その驚きの記事、「『嘉手納基地の存在容認する』 東門沖縄市長が表明」の一段見出し記事はあまりにも小さな扱いなので敢えて全文起こして記録する。

コピペしようと思ったが琉球新報のネット記事には載っていなかった。

嘉手納基地の存在容認する」 東門沖縄市長が表明

【沖縄】沖縄市の東門美津子市長は十九日、開会中の市議会九月定例会一般質問で、「嘉手納基地を容認する」と述べた。 浜比嘉勇氏(Dーwing)への答弁。
 浜比嘉氏は老朽化した沖縄市営体育館建て替えへのSACО事業の活用について質問し、「基地反対だけでは事業は進まない。高率補助をうまく活用するために基地を認めてはどうか」と市長の姿勢をただした。 
これに対し東門市長は「容認する」と現状認識を示し「基地の今すぐの撤去を求めているのではない」と述べた。

                   ◇

 東門市長といえば反日、反アメリカ的言動が売り物の元社民党議員で、大田前知事時代の副知事を務めていた。

「何でも反対!」の印象のある東門市長が何をトチ狂って、事もあろう「嘉手納基地容認」とは。 

少なくとも狼魔人にとっては三面トップの五段抜き大見出しで伝えるべきニュースだと思うが・・・。

 この言質を引き出した浜比嘉勇氏(Dーwing)がどのような立場の人か知らないが、「基地を認めてはどうか」の質問に何の苦渋も示さずにあっさりと「容認する。基地の今すぐの撤去を求めているのではない」はないと思うよ。

沖縄県民の誰だって好き好んで基地を受け入れているのではない。

沖縄の置かれた現状を見て、それこそ苦渋の判断で基地を容認していたのだ。

その点では前稿「市民団体と右翼団体」で引用させてもらった城間さんの「声」も同じだと思う。

東門市長の今までの言動から言うと、在沖米国総領事館のケビン・メア総領事が、パトリオット(PAC3)の米軍嘉手納基地への配備問題で抗議に訪れた東門美津子沖縄市長に対し、「(搬送は)騒音もないのに、なぜこのように騒ぐのか理解できない」とか「どうせあなたはすべてに反対するだろう」と言ったとしても不思議ではなかった。

<2006年6月15日> 沖縄タイムス夕刊 
 
共同使用に反対表明/嘉手納基地/東門沖縄市長が施政方針

 【沖縄】東門美津子沖縄市長は十五日午前、市議会六月定例会で就任後初の施政方針演説を行い、嘉手納基地の自衛隊共同使用などを明記した在日米軍再編の最終報告に反対を表明した。東門市長は嘉手納基地の現状について「米軍が騒音防止協定を順守しているとは言い難い」と強調。その上で「市民が基地被害にさいなまれることなく、安心安全に暮らせる沖縄市を築く」と述べた。

20060407沖縄市長選「市民の会」訪問/志位委員長 和やかに懇談

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市民団体と右翼団体

2006-10-20 09:32:52 | 県知事選

テレビ画面ではパトリオット配備反対の「市民団体」や「平和団体」が警官隊の前に座り込んでシュプレッヒコールで気勢を上げている。

沖縄ではこのような場合、新聞テレビは挙って彼ら「市民団体」を応援するような報道をする。

あたかも県民すべてが「市民団体」であるかのように。

ん?・・・・次の文はひょっとして「右翼」、少なくとも何らかの政治団体に属する人の意見?

少なくともマスコミのいう「市民団体」や「平和団体」のメンバーではないようだ。

 

速やかなパトリオット配備を

パトリオットを速やかに配備すべし。国民の80%、ミサイルと核開発を続ける北朝鮮と見なしている。メディアの世論調査の結果である。

 この脅威に備えるのが国家と国民との重要な重要な課題となっているが、今こそアメリカ主導の日米安保を見直し国策としてこの課題に取り組まなければならない。

 もちろん国家、国民レベルの平和外交は大事だが、反基地すなわち反戦平和とは思えないし、また基地機能の強化のすべてが基地負担の増加につながるのではなく、機能の内容によっては、その逆も十分考えられる。

 反戦平和原理主義的な言動は県民の大意ではない。速やかに地対空誘導弾パトリオットを配備すべきである。≪那覇市 城間康裕(工房経営、63歳)2006年10月18日琉球新報 「声」欄 ≫

 

これは18日の琉球新報「声」欄の投書の転載です。

沖縄の地元紙は偏向していると言いつづけて来た当日記としてはオヤと言った内容。

偏向ぶりも琉球新報は沖縄タイムスに比べて、だマシかと思わせる記事が偶にはある。

琉球新報も、常日頃とは真逆の「声」を掲載する度量を持つようになったのか。

だが10月13日には「PAC3配備・負担軽減に逆行している」題する社説を書いていた。

PAC3配備・負担軽減に逆行している

 米陸軍パトリオット・ミサイル(PAC3)の本体24発が11日、機動隊を動員し反対する市民グループ排除して米軍嘉手納弾薬庫に搬入された。ミサイルの配備は基地機能の強化・拡大にほかならず、到底容認できない。ましてや力ずくの配備では反発を招くだけだ。(略)

   国土のわずか0・6%しかない県土に在日米軍専用施設面積の75%が集中している。県民が望んでいるのは、この異常で不公平な状態を是正することだ。
 政府は、沖縄の意向を無視した基地の押し付けはやめ、真の負担軽減に取り組むべきだ。(10/13 9:48)≫

 更に10月1日には次のような社説も書いて「市民団体」を煽っている。

パトリオット配備・不安と

負担の押し付け  (10/1 9:56)

 ≪嘉手納基地へのPAC3の大量配備は、経済成長を背景に防空能力の向上を推し進める中国の動きをにらんでいよう。北朝鮮のミサイル発射も巧みに利用されている事情が透けて見える。
 日米政府は、口を開けば「抑止力」を強調する。だが他の国々にとっては軍事的脅威としか映らないはずだ。「抑止力」は無益な対立を生む危険性をはらんでいる。
 嘉手納基地の一部の訓練移転はまだ詳細が見えないままだ。基地機能の強化だけを一方的に押し付けられたのでは、県民はたまったものではない。PAC3の配備は受け入れられない。≫

パトリオットの配備は日本に200基以上のミサイル照準を合わしている中国の動きをにらむのは当然。 

何も透けて見えなくとも北朝鮮のミサイル発射に対応しているに決まっている。

社説で≪県民はたまったものではない。PAC3の配備は受け入れられない。≫と叫んでも必ずしもこれは県民の声ではない。

県民の声無き声を代表して「声」欄の城間さんは、少ない機会を利用して次のように訴えているではないか。

もちろん国家、国民レベルの平和外交は大事だが、反基地すなわち反戦平和とは思えないし、また基地機能の強化のすべてが基地負担の増加につながるのではなく、機能の内容によっては、その逆も十分考えられる。

 反戦平和原理主義的な言動は県民の大意ではない。≫

・・・・と、ここまではずい分長たらしいが実は本論ではない 。

地元二紙は勿論ほとんどの全国紙もパトリオットに反対で代表される左翼団体を「市民団体」とか「市民グループ」、「平和団体」と報道し、彼らに反対するグループは「政治団体」や「右翼団体」と報道している。

反対行動するグループの中には本物の市民団体もあるだろうが、報じられる「市民団体」はほとんどが左翼イデオロギーに塗れた政治団体である。

逆に迷彩服に街宣車で軍歌を流しているような団体は右翼団体か何らかの政治団体であろう。

だが「市民団体」に批判的意見を持つすべてが「右翼団体」でもなければ「政治団体」でもない。

かく言う筆者もかつて「右翼団体」やいかなる「政治団体」にも属した事はない。

上記「声」の城間さんも個人的知己はないがこの伝でいくと「右翼団体」にされかねない。

「本論」は当日記エントリー「史上まれなウルトラ右翼」 日本既にファッシズム?」で紹介した電突で有名な「この国は少し変だ!よーめんのブログさんの朝日新聞とTBSへの電突で見事に解明されている。

以下同ブログの転載。


朝日新聞・産経新聞に電突!(一段下のエントリーのつづきです)

「首相の靖国参拝反対・国旗・国歌反対など政府批判の運動をしている人達はあきらかな左翼団体なのに”市民団体”と呼ぶのはなぜ?」


政府批判の反日左翼運動をしている団体の中には中核派、核マル派、系の団体が多く、公安で登録されているあきらかな政治団体になる。そればかりか、極左指定暴力集団になる。それをなぜマスコミは”市民団体”と表現するのか?

せめて「政治団体と言えよ!」 右にはそう言っているだろう?!


朝日新聞に電突

朝;はい、朝日新聞です。(いつもの受付の女性)
俺;読者のOOと申します。朝日新聞の記事の全体に対して質問があるのですが?
朝;担当に代わります。お待ちください。
俺;はい
朝;はい代わりました。(かなり年配の男性)
俺;えっと、読者のOOと申します。政治関係の質問ですが、一つ二つよろしいでしょうか?
朝;はいどうぞ!

俺;政治問題で右翼・左翼の表現なのですが、「靖国参拝賛成派は右翼団体や政治団体と表現して 逆の靖国反対派や米軍基地反対派、原子力空母反対派のような団体は市民団体と表現してますが、中には中核派のような団体もいるはずなのになぜ左翼団体と言わないですか?」

朝;は~。。そう言われてみればそうですね。たしかに左翼団体という表記はしないですね。
俺;でしょう?!なぜですか?
朝;それはですね。


朝;私の記憶の範囲ではかなり以前からなので、そういう風になってしまったのですよ。
俺;エッ?!なってしまった!(クラーっと目眩がしつつ)
朝;昔からそうなのですよ。
俺;えっと・・・昔からそうなのは分かりましたが、なぜそうなのですか?
朝;これはたぶん、そう表現した方が分かりやすいからだと思います!
俺;・・・・分かりやすいからですか・・・・そうだったのですか?!
朝;そう、単にそれだけだと思います。

(これが回答ではたまらん?!と言うことで・・・)
俺;えっと、ちょっと宜しいですか?
朝;はい。。

俺;もう一度話しを戻しますが、
あきらかな左翼団体を市民団体として表記するのは中立公平な表現と言えますかね?

朝;そうなのでしょうけど、
読者からしたら反対派を左翼団体と言っても、意味が分からないでしょうね。今まで反対派を市民団体と言ってましたから、それで定着してますし。

俺;定着などはしてないですし、意味が分からないという人も少ないと思いますが?
朝;これはやはり新聞と言うのは不特定多数の人達に分かるように・・・・・・(スベコベ言う)

俺;
公安からあきらかな左翼政治団体として位置付けされている団体がほとんどである以上はそれを国民に隠し、あたかも、一般の人達であるかのように装い・・・
朝;普通の人達の団体の方が多いと思いますよ。

俺;普通の人達もいましょうが、
テレビや新聞で名を上げる団体はほぼ極左では無いですか?しかし読者・視聴者はあれを”一般の人達”と思っているんじゃないですか?
朝;だからー、必ずしもそうとは言えないでしょう。普通の市民団体もいるはずですよ。
俺:もちろん本当の一般市民もいるでしょう。でも、オタクらは全部、市民団体と表現してるじゃないですか?

朝;分かりました。読者からの意見ということでしっかりと承ります。
(そそくさと話しを終わらそうとする)
俺;ちょっと待ってください。
朝;はい

俺;逆が
右翼団体とか政治団体と表記して ”政府批判する団体は市民団体”って、嘘ではないですか?!
朝;あーはい、そういう意見があったと上に挙げておきます。(投げやりになってきたぞ)
俺;どうにかならんのですか?!
朝;えぇですからしっかりと意見を承っておきます。


最後は、いやいや話しを終わらされたような感じで不満が残りますね。さすがに「自分ところも左翼だから・・・」と言えないのでしょうね。

たまに逆切れして攻撃してくる輩がいよるからな?! だってここがその左翼だもん・・・(苦笑)

 

次は産経新聞
  ↓


産経新聞に電突

産;はい産経新聞です。(女性受付)
俺;読者ですけど意見と質問があるのですが。
産;お待ちください。読者窓口と代わります
俺;はい
産:はい、代わりました。(若めの男性)
俺;政治の左右の問題で一つだけ質問があるのですが?わたし読者のOOと申します。
(注:実名を名乗っていいのはこことフジだけです)
産;どうぞ。
俺;
新聞やテレビを見ていると「右翼団体という言葉はよく耳にしたり目にしたりするのですが、左翼団体という発言を聞いたり見たりしたことが無いのですが」これはなぜでしょうかね。
産;えっと、仰っている意味がよく分からないのですが?!

俺;すいません。例えば
「靖国神社参拝賛成している団体は政治団体として紹介されているのに反対派は市民団体という表現をしているじゃないですか?」

産;うちがですか?
俺;いやいや、マスコミ全体のことを話ししているのですよ。
産;そうですか。

俺;例えば
米軍基地反対派の人達は中核派や核マル派系が多いのに市民団体という表現が多いですよね。あれはなぜでしようかね?

産;すいません。うちはあきらかに分かっている場合は左翼団体や中核派という表記をしていますが・・・他社の事を聞かれても分かりませんが!(疲れたような感じ)

俺;そりゃそうですね。たしかにおたくは扶桑社教科書反対派を中核派と公表してましたね
でも新聞やネットニュースでは公表してましたが、
テレビではどうでした?

産;していたと思いますけど・・・
俺;そうでしたか、失礼しました。すいません。。

 電突はこれで終わらない。この後TBSへ電突。

BPO(放送倫理・番組向上機構)という団体がある。http://www.bpo.gr.jp/index.html

さらにTBSの後BPОとNHKと電突が続きます。

血沸き肉踊る電突の内容は「この国は少し変だ!よーめんのブログで確認してください。

 

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トイレの川柳

2006-10-19 08:17:13 | 県知事選

当日記も時々目先を変えて話題を変えて見るがうまくいかない。

急転直、下話が下品な方面に走ってしまいヒンシュクをかったりする。

トイレの話も何度か書いたが、便器メーカー主催で「トイレの川柳」があるという。TOTO:「トイレ川柳」入賞作品発表 入賞作品の一覧

なるほど、トイレ話も川柳にすると下品さが薄れてその奥に何かウンチクを感じそこに人生の哀愁さえ垣間見える。

以下独断と偏見の狼魔人10選。


■まにあった 仏はいるが 紙はない ー ボセイドン
   ↓
  カミに見放された時は自分でウンをつかみ取れ!

■ノックされ 「どうぞ」といわれ にげだした - 1715
   ↓
  「どうぞ」なら 相席ですねと 詰めさせろ - 狼魔人

■手洗いに うちわ残して 父は逝く - 川舟亭急流
   ↓
  うーん、トイレの川柳というより、しみじみと父との別離を謳った名句だね。

 ■ 食事中 トイレの話 できる仲  - お鶴 様
    ↓
    彼と彼女はクサイ仲?

■ 砂時計 なぜかトイレに 置いてある  - タイムキーパー 様
    ↓
    フン張って 長居をすると ケツ膜炎 - 狼魔人

■ 『入ってます』 声を出さずに 水流す ー ひまわりまるこ 様
         ↓
    「入ってます」 声を出さずに 屁で答え - 狼魔人

 ■ 快便で 単語覚える ひまもなし ー よっさん 様
    ↓
    便秘気味 おかげで 単語に自信あり - 狼魔人

 ■ 明るくて 広いとちょっと 恥ずかしい  妖にゃん 様
     ↓
     薄暗く 狭くて 臭うが 懐かしい - 狼魔人

 
 ■ 快便で 単語覚える ひまもなし よっさん 様
    ↓
    便秘気味 おかげで 単語に自信あり - 狼魔人

 ■ クシャミして トイレに走る 年になり  斉藤久夫 様
    ↓
    これも人生哀歌⇒クシャミして 屁が出た拍子に 実をもらす - キタナイ!

                         *

10月は神無月。  カミが無い月。

公衆トイレでカミに見放された時の心得3か条。

①拭けぬなら 乾くまで待て カミ無月 ⇒ 人生は長い!

②拭けぬなら 屁で吹き飛ばせ カミ無月 ⇒ 血のにじむような訓練が必要。

③拭けぬなら 拭かぬも又よし カミ無月 ⇒ うーん、この境地に達するには修行        が必要。

                       ◇

◆「宅ふぁいる便のいちびり川柳」http://www.filesend.to/plans/senryu/senryu200608.phtml

◆参考エントリー;

トイレの哲人 (続・哀しきオヤジギャグ)

哀しきオヤジギャグ

2006-10-03 07:28:12

続・サラリーマン川柳 人生は悲喜劇

サラリーマン川柳100選決定!

2006-05-18 07:03:45
 



 

 



 



 

コメント (7)

アメリカにさまよい出る「従軍慰安婦」の亡霊

2006-10-18 09:17:21 | 従軍慰安婦
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「ウソ」が活字になって一人歩きして「事実」とされて世間を惑わした例は枚挙に暇が無い。

これが全国紙の活字にでもなろうものなら、後から誤報・ウソ記事であることが証明されても「ウソ」は「事実」の仮面を被りゾンビのように全国を彷徨う。

「ウソ」の発信元がこれを後で訂正したとしても、ゾンビは不死身で今では海外にまでその醜い姿を晒し始めている。

数あるゾンビ記事の中でも「従軍慰安婦」問題がアメリカに上陸を始めた。

アメリカ上陸はゴジラだけにして欲しい。 ゾンビは勘弁して。

「従軍慰安婦」は朝日が捏造した代表的ゾンビ記事だが、13日の朝日・社説は「事実の重みを伝えたい」と題した。

厚顔無恥もここに極まれり!

他の新聞はともかく朝日に「事実の重み伝えたい」とは言われたくない。

「朝日新聞・社説 2006年10月13日 

新聞週間 事実の重みを伝えたい

 圧倒されるほどの重い事実を前にして、立ち向かっていく記者たち。その思いがにじみ出る記事がある。(略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・) 

  事実の重さを記事にして伝え、少しでも世の中を動かす。15日からの新聞週間を前に、ジャーナリズムの力をあらためて考えたい。

                       ◇

 「ウソの影響力を記事にして伝え、少しでも世の中を惑わす」・・・が朝日の事実だろう。

朝日が全国に流したゾンビ記事の一つ「従軍慰安婦」について、全国一の販売部数を誇る読売新聞が16日の社説で「事実報道」を訴えた。

同社説中に一部全国紙とあるのは言うまでも無く朝日新聞のこと

読売さん、ここまで正論を吐くのなら同業者を庇わずに「朝日新聞がウソ記事を書いた」とはっきり書いて欲しかったヨ。

画竜点睛を欠く、とはまさにこのこと。

読売社説10/16:[『慰安婦』決議案]「日本政府はきちんと反論せよ」

 こんな問題の多い決議案を放置すれば、日米関係に禍根が残る。日本政府はきちんと反論すべきである。
 米下院の国際関係委員会が、いわゆる従軍慰安婦問題で日本非難決議案を議決した。
 決議案は、「20万人もの女性が性奴隷にされた」「家から拉致され……性的な強制労働につかされた」などと、裏付けのない記述が数多く含まれている。
 慰安婦問題は1990年代初頭、一部全国紙が、戦時勤労動員制度の「女子挺身(ていしん)隊」を“慰安婦狩り”だったと、歴史を捏造(ねつぞう)して報道したことから、日韓間の外交問題に発展した。
 当時、「慰安婦狩りに従事した」と名乗り出た日本人もいて、これも「強制連行」の根拠とされた。だが、この証言は作り話だった。90年代半ばには、学術レベルでは「強制連行」はなかったことで決着がついた問題だ。
 にもかかわらず、96年の国連人権小委員会報告書や今回の決議案のように、事実誤認や悪意に満ちた日本批判が繰り返されるのは、日本政府が毅然(きぜん)と反論してこなかったためである。

 米下院委員会で議決されたのは初めてだ。外務省は何をしていたのか。本会議上程阻止が最優先だが、二度と失態を繰り返さぬようにすべきだ。
 決議案には、「慰安婦の悲劇は20世紀で最大の人身売買」など、歴史認識へのバランス感覚を欠いた表現も目立つ。
 第2次大戦中、ドイツは占領地域で組織的な“女性狩り”をしていた。にもかかわらず、米議会がこれを一度も問題にしていないのは、なぜか。
 占領下の日本には、占領軍将兵専用の慰安婦施設があった。もとは占領軍将兵の性暴力を恐れた日本側の主導でできたものだが、占領軍の命令で設置された施設もあった。決議案に賛成した議員たちは、こうした事例も精査したのか。
 慰安婦問題が混乱する原因は、93年の河野洋平官房長官談話にある。
 河野談話は、確かな1次資料もないまま、官憲による慰安婦の「強制連行」を認めたかのような叙述を含む内容になっている。以後、「日本が強制連行を認めた」と喧伝(けんでん)される材料に利用された。
 河野談話について、安倍首相は国会答弁で、継承する意向を表明した。同時に、「狭義の意味での強制性は事実を裏付けるものはない」とも指摘した。

 狭義の強制性、つまり、官憲による「強制連行」がなかったことは確かではないか。首相はこう言いたいのだろう。
 事実誤認や歴史の“捏造”まで、「継承」する必要がないのは当然である。
(2006年10月16日1時39分 読売新聞)

                    *

「村山談話」と「河野談話」のいかがわしさは日本外交の喉に刺さった骨のように安倍首相を悩ましている。

「河野談話」については多くのサイトで批判されつくしているが全国紙の社説で改めて取り上げ批判したことに大きな意義がある。

ゾンビ記事のアメリカ定着は阻止せねばならぬ。

日本政府よ、正式に反論せよ。

 

◆参考:エントリー

「村山談話」の卑しさ

歴史は朝日新聞が作る 南京大虐殺と従軍慰安婦

 

「従軍慰安婦」という虚構にしがみつく朝日新聞

朝日の敵前逃亡 「侵略→進出」

 

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「スープに蠅が入っていたら?」 各国人ジョーク集

2006-10-18 07:35:41 | 外交・安全保障
産経抄 平成18(2006)年10月15日[日]

 ベストセラーになっている早坂隆氏の『世界の日本人ジョーク集』に「スープに蠅が入っていたら?」というのがある。そんなときの各国の人々の反応だ。何でも現実と結びつけるのではないが、北朝鮮の核問題を頭の片隅に置いて読むと実に興味深い。

 ▼まず中国人は「問題なく蠅を食べる」。ロシア人は「酔っぱらっていて蠅が入っていることに気がつかない」である。ここらあたりまでは、ジョークの範囲にとどめておいた方が無難だろう。しかし、アメリカ人や日本人となると、にわかに現実味が増す。

 ▼アメリカ人は「ボーイを呼び、コックを呼び、支配人を呼び、あげくに裁判沙汰となる」。いかにも訴訟大国、自らの正義を信じる米国らしい。これに対し日本人は「周りを見回し、自分だけに蠅が入っているのを確認してから、そっとボーイを呼びつける」という。

 ▼最近の北朝鮮への対応はともかく、他国の顔色をうかがい、波風を立てまいとしてきた日本外交への皮肉とも受け取れる。だが最後に登場する韓国人の場合、リアル過ぎてジョークに聞こえない。「蠅が入っているのは日本人のせいだと叫び、日の丸を燃やす」というのだ。

 ▼ソウルでの日韓首脳会談は北が核実験成功を発表した直後に行われた。ところが、まずその問題を取り上げようとする安倍首相に対し盧武鉉大統領は、靖国問題などに固執しようとしたのだという。北の核より日本の歴史認識の方が脅威であるかのようだったそうだ。

 ▼さすがに、盧大統領も国連の制裁決議は受け入れるという。しかし「北の理解者」としての立場にはまだ未練がありそうだ。そのうち、ジョークではなく「北が核を持つのも日本帝国主義のせい」という声が起きるかもしれない。


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「史上まれなウルトラ右翼」 日本既にファッシズム?

2006-10-17 14:14:11 | 県知事選
 
自分の思想信条と異なる人を批判すことはすることは言論の自由を認めらられた日本では許されだろう。
 
だが理屈抜きの反日論、憎日論には「あんた何処の国の人?」と聞いて見たくもなる。
 
 
 
 
 
 
 
この国はどこへ行こうとしているのか 辺見庸さん
mainichi-msn.co.jp/tokusyu/wide/news/20061013dde012040008000c.html
 
報道各社のインタビューに答える安倍晋三官房長官=首相官邸で2006年9月6日午後3時12分、藤井太郎写す

 <戦後生まれの首相へ>

 ◆既にファシズムかも

 ◇史上まれなウルトラ右翼、核武装の考え「美しい国」で隠している

 「メディア批判の急先鋒(せんぽう)」「すべてに切りかかる論客」。作品の印象がそうさせるのか。難しい人、怖い人と思っていた。だが、辺見庸さん(62)は意外なほど気さくな人だった。ものを考える人の癖(へき)なのか、人に通じるかどうかを対話というキャッチボールで何度も反すうし、言葉を研ぎすませていく。

 埼玉県の西武新宿線、本川越駅。駅ビルのイタリア料理店に、脚をひきずりながらやってきた。つえはない。「バランスはいい方なんだ。倒れないんだよ」。最新作「いまここに在ることの恥」(毎日新聞社)から感じる怒り、憎悪を自家中毒のように抱え込む人ではない。むしろ、修験者、雲水の静けさがある。

 04年3月、新潟で講演中に脳出血で倒れ、右半身に後遺症がある。「ネットの掲示板で『まだ生きてやがる』なんて書かれるけど、この国では死ぬのもばからしいね。言葉のもだえ苦しみを、これほどちゃらけた調子で語る国って、他にないだろ」

 辺見さんの関心は、政治家より、それを生み出すメディアなど社会の雰囲気に向く。最たるものとして挙げるのは03年12月9日、自衛隊のイラク派遣が閣議決定された日の首相会見だ。

 「あの凡庸なファシスト(小泉純一郎前首相)は、憲法前文の一部を都合よく切り取り、派兵の法的な根拠にした。それに対し、政治部の記者たちは『総理、間違ってます』と声を上げない。これは、ジャーナリズムじゃない。人間の恥の極みだ。でも、自分が4、5年目の政治記者でそこにいたら、何が言えたのか自問もする」

 辺見さんが小泉前首相を指すファシストとは、イタリアの哲学者、ウンベルト・エーコの「ファシズムには、いかなる精髄もなく、単独の本質さえない」という言葉を踏まえたものだ。「あのぺロリとした男を持ち上げながら醸成される全体主義」という意味合いがある。

 ファシズムは独裁者が生み出すものではない。ある日、ふと気づくかすかに変わっている空気。人々の仕草も行動も一見同じなのに、何かが変わり、もう後戻りできない--。病から復帰した今年春、辺見さんにはそんな感覚があった。時間感覚も狂った。倒れたのは04年なのに、02年だと思い、周りが自分をだましていると思った。「脳の障害や病院に長くいたせいもあるが、それだけじゃない。最近考えるのは、詩も臓器も人の心も、何もかもが商品化されるということ。この国ほど、隅々にまで資本の影響を受けている国はない。それが時間感覚にも及んでいるのではないか」

 「まだ、大丈夫」「この国はファシズムに立ち返らない」。楽観していても、自由に語れない状況、どこから現れるとも知れない暴力がすでにのど元に迫っている……。辺見さんの時間感覚のずれには、そんな猶予のなさが伴っているようだ。

 この先、日本はどこへ向かおうとしているのか。「戦前から根の部分にある国民性が変わっていない分、ファシズムに走る時は早い。いや、既にファシズムかもしれない。しかし異議申し立ての行動は起きない。断定できないけど、今後も多分ないと思う」

   *

 「劇場型」「格差社会」「改革」……。小泉前首相時代に使われた言葉の数々だ。「かつての学生の言葉は時代をうがつことはなかったが、まだ生き物のように暴れ、手触り感があった。でもいまは、新鮮そうな言葉はメディアにかすめ取られ、言葉と格闘しようという意識さえ資本が奪う」。それでは、安倍晋三首相を、その発する言葉をどう見ているのか。

 「小泉前首相は何もない人間で、社会がイメージで押し上げた言わばフィクション(虚構)だが、安倍首相は『ナチュラル・ボーン(生まれながらの)国家主義者』。史上まれに見るウルトラ右翼。憲法、教育基本法を本気で変えようとしている分、危うい。小泉前首相の方は凡庸な右派政治家で不見識な地金(じがね)をさらした。安倍首相は官房副長官の時、戦術核を持てると言っていたのに、いまは『美しい国』という言葉で隠している。小泉前首相に比べ狡猾(こうかつ)だが、オーラが小さい分、短命と思うね」

 安倍首相は著書「美しい国へ」で、父の死後、国会議員になったいきさつにほとんど触れていない。日本の政治を知らない人が読めば、閣僚の父を失った人物は自動的に議員になれるものと錯覚するだろう。この点でも、辺見さんの矛先はメディアに向かう。

 「親子3代にわたり国民の税金でまかなってもらっているのがいまの首相の一族。それを問題にもせず、持ち上げるメディア社会とは何なのか。皇室に男子が生まれたのをあれほど騒ぎ、それを社会現象として分析しない。天皇制の問題は大正時代や70年代の方がもっと気軽に語れたんじゃないか」

 そして、海外の例として、英国を挙げる。

 「英国社会には、ブッシュのポチと呼ばれたブレア首相をはじき出す感性があった。イラク行きの軍事物資を運ぶ列車の線路にデモ隊が座り込み、メディアが支援することもあった。それくらい差がある」

 その差はモラルにも表れる。最近、ドイツのノーベル賞作家、ギュンター・グラス氏(78)が、17歳のとき半年近くナチの親衛隊にいた事実を告白し、批判の矢面に立たされた。「この国には、こうした精神性やモラルがあきれるほどない。A級戦犯に問われた岸信介が首相になり、その孫が平然と現れる。47年の憲法施行式典で、吉田茂首相(当時)の音頭で集まった約1万人が『天皇陛下バンザイ』を叫んだ。その前まで約300万人が死に、一般の人が、天皇の退位を語っていたわけでしょ。これが、戦後日本の恥の起点だと思う。天皇制は戦争や憲法施行を経ても何も変わっていない。それを踏まえずタテマエを語るところに、メディアの問題の根があるんじゃないか」

 辺見さん自身も、日本人の抱える自己規制を感じている。「日本には英国ほど監視カメラはいらない。この国ではみな自分の中に監視カメラがある。髪の毛一本一本、神経細胞にまで入り込んでいる天皇制を自由に語れない状況がある限り、その監視カメラは消えないんじゃないか」

   *

 辺見さんは04年に倒れ、意識を回復した時、「1行でいい、言葉がほしい」と思った。親しい身内はない。病室を訪ねる編集者とは仕事の話だ。自分は何を求めているのか。そして左手の指一本で書き始めた。

 「いまは、最終的には沈黙にいたるため、書き、語っている気がする」。言葉が何かを変えられると、信じているのだろう。

 長い会話を終えると、外は暗かった。払いを済ませ店の外に声をかけたが返事はない。言葉の余韻を残し、作家は姿を消していた。【藤原章生】

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 ■人物略歴

 ◇へんみ・よう

 作家。1944年、宮城県生まれ。早大卒。70年、共同通信社入社。78年に中国報道で日本新聞協会賞。「自動起床装置」(91年)で芥川賞、「もの食う人びと」(94年)で講談社ノンフィクション賞を受賞。96年に退社し、現在は近刊「自分自身への審問」の続編と、病前から書き続けている小説を執筆中。

毎日新聞 2006年10月13日 東京夕刊

                       ◇

自分の思想・信条と異なる意見の人を批判することは言論の自由が認められた日本では許されることだろう。

だが批判が過ぎて自分がよって立つ軸足が何処に在るかを見失ってしまったような日本憎しの反日論を聞くと、この人は何処かの国の工作員ではないかとつい思ったりする。

工作員はオーバーだとしても「一体この人はどこの国の人?」と考えたりもする。

辺見庸という人物が作家であることは知っていたがその作品を読んだことは無かった。

10年ほど前「もの食う人びと」というノンフィクションで何か賞を受賞した程度の知識しか持っていなかった。

13日の毎日新聞の記事を読んで日本及び日本国の象徴である天皇について感情的なまでの憎悪を感じた。

こうなると理屈ではない。 とにかく日本が憎いのだ。

そこでこの男、一体何処の国の人なのかと素朴に感じた。

ところが電突(電話で突撃)で有名なブログこの国は少し変だ!よ~めんのブログさんが毎日新聞社に電話を入れていきなり「・・・そこでその記事を書かれた辺見庸(へんみよう)さんと言う方は日本人なのでしょうか?」切り出した。

人間、誰でも不意を衝かれるとつい本音が出るものだ。

この手の電話にはよく訓練されている筈の毎日社員もつい驚くべき本音をポロリと出してしまった。

以下同ブログの転載です。

毎日社員の狼狽振りが笑わせてくれます。

毎日新聞へ電突

毎;はい毎日新聞です。
俺;読者ですが、意見と質問ですが!
毎;読者室に代わります。
俺;はい
毎;はい代わりました。
俺;あの、質問が二つほどあるんですけどよろしいでしょうか?
毎;はいどうぞ。
俺;先週13日の金曜日の記事で「この国はどこへ行こうとしているのか?辺見庸さんが書かれた”史上まれなウルトラ右翼”」というのがありましたよね?
http://youmenipip.exblog.jp/3552104/
毎;それは夕刊の記事ですね。

俺;そうなるのですか?私はネットニュースの方で見たもので。
そこでその記事を書かれた辺見庸(へんみよう)さんと言う方は日本人なのでしょうか?

毎;あ、あ~っと、その人は たぶん日本人では無いと思います

俺;えっ?!(おいおい、すんなり吐くなよな・・・・)

俺;あのな~!旧社会党の土井委員長も産経新聞が北朝鮮人だとすっぱ抜くまでみんな日本人だと思って国会の話しを聞いていたんだ!土井が「日本人なのか北朝鮮人なのか」では話しの信憑性やその人の信用性が全然異なるんだ!そのように今回の記事を書かれたその辺見庸さんなる人は何人であるかは読者に知らせないと、読者を騙すことになりますな!それはどう思っているのですか?

毎;えっ?!えっと・・・・、アッ?!彼は宮城県生まれになってますので日本人です。(急に焦ったように)

俺;それを在日っていうんじゃないですか?

毎;・・・え、えっと・・・モニョモニョ・・・

俺;彼の本名が辺見秀逸(しゅういつ)っていうの韓国人の名前じゃないですか?

毎;そうですか。本名が・・・・たまたま韓国の名前と似ていた・・・偶然だったのでは・・・・モゴモゴ

俺;あなたは先ほど「たぶん日本人では無いでしょうと?!」と仰ったではないですか?!

毎;エッ!いや、どうなんでしょう・・・

俺;辺見庸さんなる人は「中国共産党幹部と交流があり共産党の赤旗で連載記事を書いている」そうですね?

毎;えっ!彼は作家だと聞いてますが。

俺;だからぁー、作家が中共と付き合いがあって共産党でスピーカーしているということでしょう?! 毎日新聞は凄い人に記事を書かせてますね?

毎;ブギャ・・モニョモニョ

俺;もう一度話しを戻しますが、どこの国の人ですか?


毎;いやー。モニョモニョ

俺;(・・・・・)(なぜはっきりと日本人です!と言えない?)

俺;じゃぁ、次の質問に移りますが。新聞報道では保守派の人達をよく右翼だとか政治団体だとか、最近の日本人は右傾化してきた?!と表現しますが、逆の場合、”左翼”という表現はしませんね!それは何ででしょう?

毎;いやー、、左翼では無いからだと思います!

俺;なに?!

毎;あっ!いえ・・・普通・中道だということです。

俺;普通という状態がよく意味が分からないのですが、では朝日新聞は左翼では無いと言うことですか?中道ですか?

毎;は、はい・・・

俺;・・・・マジですか?(;゜Д゜)

毎;・・・は、はい・・・・( ´Д`)

俺;・・・ハッハッハッハッ・・・

毎;・・・エヘヘヘヘ

俺;朝日が中道だということは・・・・あなた方、毎日は当然”中道”だと・・・?

毎;そ、そうですね(=゜ω゜)ノ

俺;・・・うへへへへ

毎;・・・・へへへへへ

俺;では安倍さんはいつから右翼になられたのですか?右翼団体の登録でもされたのですか?

毎;いえ、安倍さんは右翼では無くて・・・・ブツフツ

俺;ではウルトラ右翼ってなんのつもりでしょう?保守の人間をそう表現していいのですか?

毎;いやー、それは私達が言ったことでは無く私達は、聞いた事をただ書いただけでして・・・・

俺;では今度保守派の政治家がウルトラ左翼と言えば書くんですか?

毎;・・・は、はい。。

俺;大丈夫ですか?

毎;・・・・はい・・・


よし、言わせたぞ!誰かこの電突文を保守派の政治家さんに見せてあげてください!

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