慶喜

心意気
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「精子」「卵子」「生殖(受精)」「遺伝」

2024年04月19日 | 生命科学
 🌸オスとメスの立場と都合

 ☆生殖をめぐる諸々の行動で全く違う振る舞いをするオスとメス
 ☆オスとメスには、かくも大きな違いが存在するのか?
 ☆生殖をめぐるオスとメスの越えがたい立場の違いが見えてくる

生殖で動物が目指していること
 ☆動物は、通常2個体が生殖専門に特殊化した生殖細胞を出し合い
 *それを合体して生殖を行う
 ☆生殖細胞には形や大きさが顕著に異なる2つの種類がある
 ①ひとつは顕微鏡でしか見えない小さな生殖細胞(精子)
 *頭部には遺伝物質であるDNAが格納されている
 ➁もうひとつの生殖細胞は丸くて大きな細胞(卵子)
 *卵子には鞭毛のような運動器官なく、卵子は動かない
 *卵子が精子に比べて桁違いに大きい(大量の栄養物質を含む)
 *精子と卵子を生産する個体はそれぞれオスとメスと呼ばれる
 ☆卵子に到達した精子、頭部の中のDNAを卵子の中に注入する
 *オスのDNAが卵子に入ったところで受精が成立する
 *オスが生殖で実行している唯一の作業で目的です
 ☆メスは、DNAのほかに細胞の一式を提供している
 *受精卵の中に自分の性質を伝える
 ☆オスとメスのDNAは、 受精卵の発生を引き起こし
 *最終的にオスとメスの特徴を引き継ぐ個体を作り上げる
 ☆自己の遺伝子の複製、それが生殖の真の目的

生殖利得の中味
 ☆人の場合、ひとつの細胞に
 *1セット23本の染色体が2セット、合計46本の染色体が存在する
 *1セット23本は父親由来の染色体
 *他の1セット23本は母親由来の染色体
 ☆人の体を構成する細胞は三十数兆~数十兆個と推測されている
 *そのすべての細胞に2mのDNAが格納されている
 ☆精子と卵子
 *精巣と卵巣に存在する精母細胞と卵母細胞から作らる
 *出来上がった精子と卵子
 *他の細胞の半数の染色体あるいはDNA量しか含まれない
 *23本のうちの10本は父親由来で、残り13本は母親由来
 ☆精子と卵子が融合してできた受精卵の染色体数、2対46本に復元する

動物のオスとメスから生殖を見ると
 ☆生産した子1個体当たり、自分が所有する染色体・遺伝子の半分
 *複製することになる
 ☆これがオスとメスが生殖で得る真の利得
 ☆生産された受精卵は遺伝子の指示に従って細胞分裂する
 *分化していろいろな組織や器官を作り上げる
 *オスとメスの特徴を引き継ぐ個体に成長する
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』






 「精子」「卵子」「生殖(受精)」「遺伝」
(本能記事他より記事画像引用)

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