慶喜

心意気
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『意次の重商主義政策・拝金主義』『神様、仏様、田沼様』

2025年03月12日 | 歴史上の人物
🌸蔦屋重三郎、吉原に誕生す4

⛳田沼意次の「大奥プレゼント大作戦」
 ☆意次の辣腕ぶりは凄かった
 *身分の低かった意次、将軍・老中にさえ会うチャンスがなかった
 *意次は、まず大奥の女中たちにブレゼント攻撃を仕掛け
 *次に将軍の側室へとつないでもらって
 *将軍と接見できるところまでこぎつける
 ☆意次はイケメンだった
 *一度会えば大奥の女性たちはメロメロだったらしい
 *プレゼント攻撃のために、意次は全財産をつぎ込んだ
 ☆作戦が成功し、老中に昇り詰めた意次
 *将軍家治は「もう、ぜ~んぶ意次に任せる」と言って
 *趣味の将棋に没頭する日々を過ごした

⛳意次「重商主義政策」で江戸の財政を立て直す
 ☆意次は老中として、将軍に成り代わって幕政改革を行う
 *八代将軍吉宗の行った「享保の改革」では
 *財政難は解決しなかったどころか
 *九代家重、十代家治と進むにつれて財政赤字は膨らむ
 ☆意次は、幕藩体制の基盤「米本位制(石高制)」を見直し
 *商業を重んじて貨幣経済中心の国づくりを推し進める政策
 *いわゆる「重商主義政策」を取った
 ☆意次は、賄賂政治家と呼ばれることもあるが
 *意次は幕府の財政再建のため、江戸城に泊まり込んで仕事をした
 *仕事に関してはハードワーカーだった
 ☆田沼政治の主な柱
 ①経済政策、②社会政策、③文化政策、④対外政策等
 *意次は徹底したリアリストで、武士には珍しく商売に明るく
 *お金を儲けることに対する嫌悪感を持たなかった

⛳意次の「拝金主義」が江戸文化を花開かせた
 ☆意次のやったことのなかで重要だったのは、「通貨の統一」

 *江戸を中心とした東日本、大坂を中心とした西日本
 *「金」と「銀」という異なる価値体系の通貨が流通し
 *しかも金貨が一枚、二枚と数える「計数貨幣」であったのに対し
 *銀貨は重さを量って使う「研量貨幣」で、簡単には交換できなかった
 ☆意次は、計数貨幣の良質な銀貨を作り
 *交換できることにして、全国の貨幣を統一した
 ☆商人重視の政策を取った意次に対して
 *旗本や大名などの反発が強まり
 *意次の政策は挫折させられてしまう
 *意次は、気持ちイイくらいの拝金主義だった
 *意次に「賄賂政治家」のレツテルが貼られるのは無理はない
 *敵が多いのも頷ける
 ☆意次の重商主義政策で貨幣経済が発展し、江戸の町は豊かになった
 *人口も百万人を超え、同時代のパリやロンドンの3倍以上
 *江戸は世界最大の都市として栄えた
 ☆空前の狂歌ブームに端を発した出版業界の隆盛をはじめ
 *歌舞伎や浮世絵などの江戸文化が花開いたわけで
 *蔦重にとっては「神様、仏様、田沼様」だった
                         (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『眠れないほどおもしろい蔦屋重三郎』






『意次の重商主義政策・拝金主義』『神様、仏様、田沼様』
『眠れないほどおもしろい蔦屋重三郎』記事他ネットより画像引用)

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