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内閣人事局の破壊力(1)

2021年07月19日 | 官僚
🌸内閣人事局の破壊力(1)

省庁が業界と族議員と築き上げた利権構造
 ☆規制改革の議論
 *従来の業界がやつてきたビジネスの仕組みがあるなかで
 *新しいビジネスモデル、商品、サービスが持ち込まれたとき
 *旧来の業界の人たちがストツプをかける
 *既得権を守るため、規制が守られることが多い
 ☆各省庁の縄張り
 *所管業界や族議員とともに長年築き上げてきた利権構造がある
 *国民一般の利益を犠牲にし、既得権者が利益を得ようとする仕組み
 ☆時の政権が、国民目線で既得権に切り込もうとすることもあった
 *官僚機構が業界や族議員とともに徹底抗戦する伝統的な構図だった
 ☆現在も残る「岩盤規制」の利権構造は、徹底抗戦で守られてきた

省庁OBが「縦割り利権」を護持する
 ☆日本政府、省庁ごとに採用を行い、人事管理も省ごとに行ってきた
 *省庁に「入省」した官僚は、その省への帰属意識を持つ
 *省の利益のために仕事を行い、政策の「縦割り」を生む

 ☆「国益」より「省益」を優先し「岩盤規制」への徹底抗戦が起こる
 *徹底抗戦を可能にしたのは、「政治は官僚人事に介入しない」不文律
 ☆官僚の人事権は、法律上は大臣にある
 *大臣は、官僚たちの作った人事案をそのまま丸呑みする
 *伝統的な慣例で、不文律のもとで起きたこと
 (官僚は、大臣よりも人事権のある官僚機構のボスを見て仕事をする)
 ☆「政権の方針」より「省庁の論理」が優先される
 *ボスは必ずしも現職の官僚トップではない
 *省庁のOBたちが実権を握っていた
 ☆OBたちは所管の利権団体に天下りしている
 *「縦割り利権」護持が最重要課題になるのは当然

省庁のガバナンス構造改革のため内閣人事局
 ☆根本的に解決するには、人事の改革が欠かせない
 ☆「内閣人事局」とは
 *幹部職員を政府全体で一括管理する案が「内閣人事局」の原点

 *橋本内閣から小渕恵三内閣、森喜朗内閣へと引き継がれた
 *中央省庁再編、内閣府設置、経済財政諮問会議創設などは実現した
 ☆「人事の内閣(官邸)主導」は先送りされた
 *人事改革に対する官僚機構の抵抗強かったから出来なかった
 ☆「内閣人事局構想」は、各省庁のガバナンス構造の改革
 *旧来の構造では、国民に選ばれた政権(内閣)の方針が貫徹されない
 *古くからの「縦割り利権」に手を付けられない
 *「国民によるガバナンス」が利く構造に改めようとしたもの
 *各省庁徹底抗戦強く、なかなか前には進まなかった
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『スガノミクス』







内閣人事局の破壊力(1)
(ネットより画像引用)

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