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心意気
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『ヴァルナ』『タパス』『無我』『輪廻』『アーリア人』『叙事詩』

2024年07月31日 | 宗教
🌸仏教がヒンズー教に負けた理由

⛳神々の交代劇
 ☆バラモン教の神話的な世界は、典型的な多神教である
 *天界の神ヴァルナ、火の神マグニ、神酒の神ソーマ
 *太陽神スーリヤ、契約の神ミトラ、英雄神インドラ等
 ☆一神教の世界においては
 *世界を創造した創造神が絶対的な存在として崇拝され
 *それは基本的に名前をもたない神である
 ☆多神教の世界、神々には固有の名前が与えられる
 *固有の特性によって区別されている
 *しかし、神々に決定的な上下関係があるわけではない
 *ヴァルナもバラモン教が発展で、その中心的な地位を失っていく
 *多神教の世界では、神々の役割の交替や混清の現象頻繁に起こる
 ☆神話と祭儀の結びつき
 *バラモン教にのみ見られるものではない
 *あらゆる宗教に見られる普遍的なものである
 *バラモン教も神を祀るための宗教である
 ☆バラモン教に固有のこととして苦行者の登場
 *苦行者は森に隠棲して隠者としての生活を送り
 *「タパス」と呼ばれる苦行を実践した
 *その苦行のなかには断食や不眠の行
 *あるいはエクスタシーをもたらす物質の摂取などが含まれた
 ☆インドにはその後、釈迦やヨーガの行者など
 *苦行を実践する人間が次々と現れた
 *伝統は現代にまで引き継がれている
 *そのはじまりはバラモン教の時代だった

⛳生きることは苦である
 ☆苦行者は個人としての救済を求めるなかで
 *哲学的な思索を展開していく
 *個人としての実体は存在しないとする
 *「無我」の考え方が強調された
 ☆仏教もこの一点においてバラモン教を引き継いだ
 *バラモン教を引き継いだヒンズー教とは区別されるが
 *仏教のなかでも密教は個我の実在を説く実在論の立場に立ち
 *その点でバラモン教に近いが、その関係は複雑である
 ☆古代ギリシアなどにも輪廻の考え方は見られる
 *インドでは生きること自体が苦と見なされており
 *その点は特異で、マニ教の考え方はこれに近い
 ☆中国にもインドから輪廻の考え方が伝えられる
 *現実の世界を生きることを必ずしも苦ととらえない中国の人々
 *インド的な輪廻の思想は受容しなかった
 *それを変容させ、浄土教に見らる来世信仰を作り上げていく
 ☆輪廻のくり返しから逃れるための解脱の方法として開拓された
 *「ヨーガ」の技法 で、バラモン教から生まれた宗教的な実践だった
 ☆バラモン教の発展としての2つの叙事詩
 *「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」の存在
 *2つの叙事詩は、仏教が誕生する前の時代に完成していた
 *基本的には王国の支配をめぐる対立を描いた世俗的な物語
 *各地を遍歴する吟遊詩人によって語り継がれた
 *そのなかには神々の物語も含まれている
                        (敬称略)
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⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『世界の宗教がざっくりわかる』

                           ヴァルナ


『ヴァルナ』『タパス』『無我』『輪廻』『アーリア人』『叙事詩』
(ネットより画像引用)

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