慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『ニシオンデンザメ』『ハダカデバネズミ』

2024年07月31日 | 生命科学
🌸寿命をめぐって

 ☆日本人の平均寿命は、女性約87歳、男性は約81歳
 ☆自然界のほとんどの生きものには、それぞれ寿命が存在する
 ☆人類も例外ではなきく寿命がある

400年も生きたサメもいる
 ☆米科学誌『サイエンス』に発表した
ニシオンデンザメに関する論文
 *脊椎動物の最長寿記録を大きく塗り替えた
 ☆ニシオンデンザメは深海性で、北大西洋の北極圏など
 *高緯度の低水温海域にすむ脊柱動物
 *大きいものでは体長は6m、体重1トン
 *眼のレンズ核の放射性炭素年代測定から年齢400歳と判明
 ☆ニシオンデンザメ低体温と巨体が長寿をもたらした
 *ニシオンデンザメの体温はおよそ0度
 *体温が下がるほど代謝量(エネルギー消費量)も下がる
 *ニシオンデンザメの代謝量は、水温25度の海に生活する
 *同じ大きさのイタチザメの10分の1
 *雌が性的に成熟するには156年かかる
 *異常に遅い成長と低体温と巨体の要素が組み合わさった結果だ
 ☆酸素の消費量が少ないニシオンデンザメの長寿
 *活性酸素との関連も注目されている

ジンベエザメは推定130年

 ☆ジンベエザメは、世界の温帯~熱帯の海に生息する
 *ニシオンデンザメに比べて体温は高いが、体は桁違いに大きい
 *巨体は、長寿の秘密といえよう
 ☆餌はプランクトンや小魚などで、泳ぎも、ゆっくりしている
 *性格は穏やかで、ダイバーなど人を襲うようなことはない
 *卵を胎内で孵化させて子を産む胎生
 *サメ類では最多の300匹もの子を産む

⛳ハダカデバネズミの寿命は30年
 
体長はマウスよりやや大きい約10cm、寿命は約30年。
 *マウスやラットの寿命が2~3年程度でかなりの長寿を誇る
 ☆ハチ、アリと同様に女王を頂点とした真社会性
 *数十~数百匹でコロニーを形成している
 ☆真社会性動物¨繁殖を担う個体と
 *食料の調達、子育て、巣をつくる、巣を守るなどを受け持つ
 *不妊の個体で構成される、分化が進んだ社会集団
 *2世代以上が同居し哺乳類ではきわめて珍しい
 ☆ハダカデバネズミがなぜ長寿なのは
 *がんの発病がほとんどないうえ
 *発がん物質を投与してもがん化しない
 *老化の兆候もあまり見られず
 *加齢に伴う代謝疾患なども起こりにくい
 ☆哺乳類ながら体温が変動し彼らの体温は約32度
 *37,5度ほどのマウスに比べ低く基礎代謝量が低い
 *トンネルの中の酸素濃度は、地上の空気中より低い
 ☆低酸素への適応
 *活性酸素によるDNAや細胞の損傷を防ぎ
 *長寿の秘密につながっている

⛳ハダカデバネズミ「世代交代という死の必然性はない」
 ☆ハダカデバネズミすんでいる地下
 *温度や湿度などが環境的にきわめて安定していて
 *生存するうえでの変化(進化)は求められない
 *進化につながる世代交代という死の必然性はない
 ☆老化の兆候もあまり見られないハダカデバネズミ
 *与えられた寿命をほぼ全うし
 *文字通リピン・ピン・コロリで逝く

⛳コラム
 ☆ヒトの最長寿は122歳 哺乳類はホッキョククジラの211歳
 *ヒトの最長寿命(限界寿命)は、現時点で120歳くらい

 *世界の最高齢者は、1997年に死去したフランス人女性の122歳
 ☆脊椎動物のうちヒトが属する哺乳類の最長寿ホッキョククジラ
 *北の海に生息するホッキョククジラ
 *19世紀後半につくられた古い錯が見つかった
 *推定される年齢はおよそ130歳である
 ☆殺された時点で211歳だったとホッキョククジラもいた
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『老化と寿命の謎』


寿命をめぐって
(『老化と寿命の謎』記事より画像引用)

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