慶喜

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『日本書紀』の研究3(三種の神器他)

2020年03月06日 | 天皇論
『日本書紀』の研究3

古代の諸記録では鏡と剣が天皇のみしるし
 ☆『日本書紀』に記載されている内容
 *歴代天皇が受け継いできた皇位継承のシンボル
 (八咫鏡、草薙剣、八尺瑣勾玉の「三種の神器」)
 *天照大神の天岩屋隠れや須佐能尊の八岐大蛇退治等
 ☆天孫降臨の場面
 *天照大神が地上界へ赴く瓊瓊杵尊に「三種の宝物」を授与したとある
 *本文には神器授与に関する記述が一切ない
 *「宝物」という表現で「神器」とはされていない
 *神器が3つの確証がない
 ☆『日本書紀』には天皇の即位に関する記事が多く見られる
 *継体天皇や持統天皇の項には「鏡」と「剣」が奉られ「勾玉」は出てこない
 *平安時代の歴史書『古語拾遺』
 (鏡と剣こそ天皇のみしるし、矛と玉は従属的な宝物であると記載されている)
 ☆古代天皇の即位では勾玉が用いられていなかった可能性が高い
 ☆現状では、即位の儀礼で勾玉の存在が確認できるのは平安時代以降
『日本書紀』の編集には渡来人もかかわっていた
 ☆2つに分かれる『日本書紀』の文調
 *『日本書紀』は全30巻と膨大な編纂作業
 *いくつかのグループに分かれていたとみられる
 *巻により表記が違ったり、文章の体裁が異なっている
 ☆日本語学者で京都産業大学教授の研究
 *漢文の用法から『日本書紀』の文調がα群、β群に分かれている
 (α群は中国原音によって仮名を表記しているの渡来人が書いたとみられる)
 (β群は歌謡と調注の仮名が倭音で表記され日本人による執筆と考えられる)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『『日本書紀』と天皇126代』


『日本書紀』の2研究(聖徳太子)
(『『日本書紀』と天皇126代』記事より画像引用)

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