犬も「地域社会の一員」だ

🌸裁判長の泣けちゃうお説教２８

⛳近所迷惑な犬屋敷
　☆高級住宅街の家に、警察の家宅捜索が入る

　＊その家からは、絶えず大の鳴き声が響いていて

　＊近隣の住人に対して常に迷惑をかけてきた

　＊ピーク時には約３０匹まで増えていた
　☆保健所が再三「犬おばさん」への指導をおこなう

　＊彼女は面会を拒みつづけます

　＊警察へも相談が入るようになっていました
　＊近所迷惑でも、個人の住宅内で起きている出来事

　＊警察はなかなか介入できない
　☆警察がもちだしたのが「狂人病予防法違反」の罪

　＊生後９０日を超える飼い人に

　＊狂大病ワクチンを接種させていない場合

　＊最高で罰金２０万円の刑が科されると定められている

　＊狂大病予防法違反の罪でついに摘発されるに至った

⛳「犬おばさん」、その驚きの経歴
　☆「犬おばさん」には、非公開の場で処罰の「略式起訴」がおこなわれた

　＊まもなく罰金２０万円の刑に処される予定でした
　＊略式手続きで済まされるのに納得いかなかった「犬おばさん」

　＊公開の正式裁判を要求した
　☆「犬おばさん」の正体は、引退した元裁判官だった

　＊かって「法の番人」を務めていたにもかかわらず

　＊近所に迷惑をかけて、最低限の義務を怠る態度には呆れる
　☆正式裁判になったおかげで

　＊担当の裁判官は罰金２０万円の有罪判決を言い渡した後

　＊裁判官の先輩にあたる「犬おばさん」に説諭を述べた
　＊飼い犬も、地域社会の一員です

　＊あなたが犬を愛しているのなら、ペットとして地域に愛されるように

　＊適正な飼育環境を整えるよう、飼い主としての責任を自覚してほしい

　☆裁判官の説諭は、家族であると同時に「地域社会の一員」だ

　☆「犬おばさん」は、神山裁判官の判決を不服として控訴しました

　＊控訴しても有罪の結論は変わりませんでした
　＊判決公判に「犬おばさん」は出廷しませんでした

⛳狂犬病は日本で「撲滅」されたのか
　☆発症すればほ簿１００％の確率で死亡する狂大病

　＊ウイルスに感染している犬や猫等に嚙まれれば感染する恐れがある
　☆愛犬に狂大病ワクチンを打つのを不要と考えている飼い主も増えている

　＊飼い主は狂大病予防法を軽く見る傾向があります

　＊実際、２～３割の飼い主は、愛犬に狂大病ワクチンを接種させていない

　☆近年になって日本を訪れる外国人が急増している

　＊狂大病ウイルスが国内へ入ってくるかわかりません

　☆狂大病清浄国の「神話」は、いつ崩壊してもおかしくない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）
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⛳出典、『裁判長の泣けちゃうお説教』