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行列に割り込む2(ダフ屋・コンシエルジュドクター)

2021年08月22日 | 道徳
🌸行列に割り込む2(ダフ屋・コンシエルジュドクター)

⛳医者の予約の転売

 ☆お金のために行列に並ぶという行為は、アメリカだけの現象ではない
 ☆北京の一流病院では、行列に並ぶ商売が日常的なもの
 *地方の患者、首都の大きな公立病院まではるばる旅をしてくる
 *登録ホールに長い行列をつくっている
 ☆彼らは医者に診てもらう予約券を手に入れる
 *徹夜で、ときには数日にわたって行列に並ぶ
 ☆ダフ屋から予約券を買う人もいる
 *ダフ屋の仕事は需要と供給の大きなギャップを埋める
 ☆超過需要から利益を得るのがダフ屋であれ病院であれ
 *追加料金を払えるだけで、患者は医療の行列に割り込んでもいいのか
 ☆アメリカでますます盛んになっているより巧妙な行列への割り込み
 *「コンシェルジュ」ドクターというシステム

コンシエルジュドクター
 ☆アメリカの病院では、医療を受けるには長い待ち時間がつきもの
 *予約した日時に病院を訪れても、待合室で待たされるかもしれない
 *10分か15分で診察してもらうだけだ
 ☆理由は、保険会社が一次診療医の日常的な予約診療に報酬を払わない
 *開業医はまともな暮らしをするため、3000人以上の患者を抱え
 * 1日に25~30もの予約を大急ぎでこなすことが多い
 *医者が患者を理解し、質問に答えるための時間がほとんどない
 ☆多くの医者が、「コンシェルジュ診療」を提供している
 *一人あたり約280万円のの年会費
 *「主治医への無条件、無制限、独占的なアクセス」を約束する
 *1人の医者が担当するのは50家族だけだ
 ☆患者の大半は、CEOや企業オーナー
 *彼らは医院へ行くために多くの時間をつぶすのをいやがる
 *自宅やオフィスで個人的に治療を受けることを望む
 ☆医療を受けるための行列に裕福な人々が割り込めるシステム
  *コンシェルジュ診療を受ける患者が予約の時間に来院するとき
 *お金を取ることで、行列の選抜は、すでに終わっている

⛳市場の論理
 ☆「先着順」の行列の倫理
 *空港・遊園地・議会の廊下・医者の待合室等
 *「安かろう悪かろう」の市場の倫理に取って代わられつつある
 ☆市場は、行列に優越するという主張には2つの論拠がある
 *一つは、個人の自由の尊重にかかわるもの
 (人々は、他人の権利を侵さないかぎり何でも自由に売り買いすべき)
 *一つは福祉(社会的効用の最大化にかかわるもの)
 ☆リバタリアンがダフ屋行為を禁じる法律に反対する理由
 *売春、人間の臓器の販売を禁じる法律に反対する理由と同じ
 *自由市場の議論が正しいとすれば
 *ダフ屋が行列の健全性を侵害するとして非難されるのはおかしい
 ☆不当な安値のついている財
 *支払い意志額の最も高い人の手に渡るようにする
 *それが、社会的効用を増大させる
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『それをお金で買いますか』







行列に割り込む2(ダフ屋・コンシエルジュドクター)
(ネットより画像引用)

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