慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

生と死を扱う市場3(テロ先物市場・死亡債他)

2021年09月11日 | 道徳
🌸生と死を扱う市場3(テロ先物市場・死亡債他)

⛳テロの先物市場
 ☆ウェブサイトでのテロの先物市場立ち上げ
 *外国のどの指導者が暗殺されるか
 *権力の座から引きずり降ろされるか
 *次のテロ攻撃はどこで起こるか
 *アメリカ国防総省のある部局がこうしたウェブサイトを提案
 ☆賭けの結果が、政府が国家の安全を守るのに利用できる
 *有益な情報をもたらすとしてみよう
 ☆トレーダーは、自分の予測に自己資金を賭けなければならない
 *大きく賭けようという者、最高の情報の持ち主だと推定できる
 ☆経済学者を主とする多くの学者が、この見解に賛同した
 *金融市場は信じがたいほど強力な情報収集装置
 *従来の手法よりもすぐれた予測をすることが多い
 ☆市場は、官僚や政治家の圧力による情報の歪みの影響を受ける
 ☆情報を握っている中堅の専門家が直接市場にアクセスする
 *自分の信じるものにお金を賭けることができる
 ☆テロの先物ウェブサイトの擁護論者
 *市場の力による、市場信仰の新たな教えを明瞭に表現した
 ☆テロの先物市場が道徳的に複雑なのは
 *デスプールとは違い、それが善をなすとされているからだ
 ☆生命保険が投機の道具になりつつある時代
 *見知らぬ他人の命への賭ける事
 *室内ゲームではなく 一大産業なのだ

他人の命(生命保険買い取り)
 ☆寿命を延ばすエイズ薬は健康にとっては天恵
 *バイアティカル業界には呪いだった
 *バイアティカルの仲介業者
 (もっと確実な死を見つける必要があった)
 *ガン患者をはじめとする末期患者に目を向けた
 ☆彼らは大胆なアイデアを思いついた
 *ビジネスの相手を病人だけにかぎることはない
 *保険証券をお金に換えたい健康な高齢者から証券を買い取るビジネス
 *65歳以上の健康な人々からの保険証券を買い取り、売りはじめた
 ☆2000年代、生命保険の二次市場は1大ビジネスになった
 *ヘッジファンドやスイス、ドイッ銀行といった金融機関
 *巨額を費やして裕福な高齢者から生命保険を買い取っていた
 *保険証券への需要が増加するにつれ
 ☆保険に入っていない高齢者にお金を払って巨額の保険に加入させ
 *その証券を投機家に転売する業者も現れた
 *保険は投機家主導型、あるいはスピンライフ型の保険と呼ばれた
 ☆82歳の男性が別々の7社で総額1億万ドルもの生命保険に加入
 *それを投機家に転売してかなりの利益を受け取った
 *保険会社は非難の声を上げ、その保険が裁判に持ち込まれた
 ☆高齢者をそそのかして生命保険を買い取り
 *すぐに転売して利益を手にする投機家、下品な存在に思える
 ☆生命保険を正当化する目的に反するのは間違いない
 *他人の命で投機をすることには
 *原契約者が誰であれ、道徳的に問題がある
 ☆見知らぬ他人が私の死に対して利害関係を持つ
 *契約者はその立場に身を置く結果
 *いくばくかのお金を受け取る

死亡債
 ☆ウォール街は、過去住宅ローンで行なっていたこと
 *今度は死で行なおうとしていた
 ☆ウオール街の企業がサブプライム証券で行なったように
 *膨大な数の生命保険証券を買い取り
 *パッケージにして転売する金融組立ラインをつくっている
 *アメリカに存在する生命保険証券の総額が26兆ドルもある
 ☆ライフセトルメントによって裏づけられた債券
 *白血病、肺ガン、心臓疾患、乳ガン、糖尿病、アルツハイマー病等
 *さまざまな病気の患者の保険証券をひとまとめにする
 *多種多様な病気のポートフオリオの債券なら投資家は安心だ
 *一つの病気の治療法が発見されても債券価格が暴落する心配はない
 ☆死亡債の道徳的な位置づけ
 *基盤となる死の賭けと似たところがある
 *人間の命にお金を賭け、その死から利益を得るのが
 *道徳的に好ましくないとすれば
 *死亡債も同じ欠陥を抱えている
 ☆道徳的に腐敗している市場慣行と共存する道を選ぶ生命保険
 *それがもたらす社会的な善のためだ
 *生命保険はこの類の妥協の産物として始まった
 *不慮の死による金銭的リスクから家族や企業を守るため
 *社会はしぶしぶながらも、こんな結論に達した
 ☆生と死を扱う現代の巨大市場は証明している
 *保険をギャンブルから解放しようとした努力は無に帰した
 *ウオール街が死亡債の取引に向けて準備を進めている
                                              (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、「それお金で買いますか」







生と死を扱う市場3(テロ先物市場・死亡債他)
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 習近平・天皇を北京五輪への... | トップ | 株価低迷する中、武田薬品の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

道徳」カテゴリの最新記事