🌸生と死を扱う市場2(死亡賭博他)
⛳デスプール(死亡賭博)
☆インターネット上で人気を博した死にまつわるギャンブル
*その年にどの有名人が死ぬかを予想して競う
*その年にどの有名人が死ぬかを予想して競う
*プレイヤーは真剣で死亡者候補を安易に選んだりはしない
*芸能誌やタブロイド紙を読みあさり、衰弱した有名人のニュース探す
*有名人がいつ死ぬかに賭けるのはほんのお遊びだ
☆デスプール
*バイアティカルや用務員保険同様、道徳的問題を引き起こす
*映画の話だが、自分がリストに入れた有名人を殺そうとする
*他人の命にお金を賭け、その死によって儲ける点
*姿勢は軽薄さと妄執が不健全に入り交じったものだ
*1人の死を凝視しつつも、それをおもちゃにしている
☆生命保険は、1つで2つの機能を担ってきた
*おたがいの安全のためにリスクを共同で負担すること
*死に備えて不快な賭けをすること
*二つの側面が不安定に組み合わさって共存している
☆道徳規範と法的規制がなければ
*賭けという側面が、生命保険を正当化する社会的目的を圧倒する
*生命保険は、遺族に安心を与える制度から
*金融商品⇒死を対象にしたギャンブルに落ちぶれる
☆生命保険が当初から招いてきた道徳的不安を振り返る
⛳生命保険の道徳の簡単な歴史
☆我々は、保険とギャンブルはリスクヘの異なる対応法と思っている
⛳生命保険の道徳の簡単な歴史
☆我々は、保険とギャンブルはリスクヘの異なる対応法と思っている
*保険は、リスクを軽減する手段
*ギャンブルはリスクを招き寄せるもの
*保険は思慮深さを示すが、ギャンブルは投機である
☆2つの活動の境界線は、歴史的に絶えず揺れ動いてきた
*命に保険をかける、賭けの対象にすることに密接なつながりがある
☆以前、多くの人は、生命保険に道徳的な嫌悪感を抱いていた
☆以前、多くの人は、生命保険に道徳的な嫌悪感を抱いていた
*生命保険は殺人のインセンティブを生んだ
*生命保険は、人間の命に市場価格をつける過ちも犯した
*何世紀にもわたり、生命保険はヨーロッパ諸国で禁止されていた
☆例外はイギリス、積み荷の保険、海上保険が発生した(ロイド)
*イギリスの法律では保険にもギャンブルにも制約はなかった
⛳死の賭けがあるまじきものの理由
☆市場の論理を超えた、その種の賭けに表れる非人間的な態度
☆ギャンブラー自身にとり
*死や苦しみに対する傲慢とも言える無関心は愚劣な人格のしるし
☆社会全体こうした態度、またそれを促す制度
*品格を損ねて腐敗を助長するものだとした
☆アメリカでは、生命保険の道徳的な正当性浸透しなかった
*販売していたのは大半が火災保険と海上保険だった
*販売していたのは大半が火災保険と海上保険だった
*生命保険は「猛烈な文化的抵抗」に遭った
*1850年代になると生命保険ビジネスが成長しはじめた
*遺族を守るという目的を強調
*商業的な面を目立たないようにして達成していった
*生命保険は有利な投資ではなく、利他的で無私の贈り物で販売された
☆時を経るにつれ、生命保険の取扱業者
☆時を経るにつれ、生命保険の取扱業者
*投資手段として保険を売ることを恥じなくなった
*スタートは、未亡人や遺児を守る慈悲深い制度で販売されていた
*その後、貯蓄や投資の道具になり、普通の商取引の一部になった
☆現代の社会、保険・投資・ギャンブルの境界線消えてしまった
*用務員保険、バイアティカル、デスプールは始まりにすぎなかった
*今日の生と死の市場
*それを抑制していた社会的目的と道徳規範を追い越してしまった
(敬称略)
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⛳出典、「それお金で買いますか」
生と死を扱う市場2(死亡賭博他)
(ネットより画像引用)
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