慶喜

心意気
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『投身自殺』『浮気』『成りすまし』『精子の送り込み』

2024年04月13日 | 生命科学
🌸奮闘するオス3

投身自殺するクモのオス
 ☆セアカゴケグモのオスの配偶者ガードは熾烈を極めている
 *セアカゴケグモは過激な方法で配偶者を守る
 *クモのオスは、オスをも食べるメスに慎重に近づく
 *チャンスを捉えてメスの腹部にとりつき精子をメスに送り込む
 *離脱してその場に残り、メスの精子受容器官を封鎖する
 *メスはこの後しばらくは他のオスと交尾出来ない
 ☆オスの驚きの行動はこの後に起こる
 *オスがメスの口の中に投身自殺するような行為をする
 *メスはオスの「愚行」によってもたらされた「餌」を食べる
 *オスの投身自殺で、3回に2回の割合でメスはオスを食べる
 ☆オスの捨て身の意味は2つある
 ①ひとつは交尾時間を長くすること
 ➁もうひとつはメスの再交尾の阻止
 ☆オスの「投身自殺」は、オスの適応的な生殖行動

仁義なき泥仕合
 ☆基本的に鳥類と哺乳類の一部の動物
 *多くはオスとメスは交尾の後も連携を保つ
 *一夫一妻制の下で協力して子育てを行う
 *しかし、オスは他のカップルのメスとの生殖の機会をうかがう
 *成功すれば、自分の子を他のカップルに育てさせることができる
 ☆生殖行動のB/C値の観点から見ても
 *オスにとっては抵抗しがたい魅力です
 *オスの婚外交尾は頻発している
 *現存の動物に広く行き渡っている

アメリカのサンショウウオの一種のオスが行う妨害
 ☆オスがメスに成りすましてオスを蝙す奇策
 *生殖は、オスがメスに精子の入った袋を受け渡すことで完了する
 *オスがメスを精包の位置に導かないと、精包の受け渡し成功しない
 *オスが、メスに成りすましてライバルのオスの腰に乗り、連結態勢をとる
 *これをメスと誤認したオスは、地面に精包を産み落とす
 *妨害オスはさっと逃げ去る
 *産み落とされた精包は、メスに受け取られることがない
 *精包の産み落としがあれば妨害オスの妨害は成功である
 ☆騙されたオスは、1週間、生殖戦線から離脱せざるを得ない

メスが複数のオスと交尾する動物の中様々様子がある
 ☆オスは潜在的なライバルに負けないように
 *送り込む精子の量を多くする動物がいる
 *ハムスターのオスは、睾丸2つで頭ほどの大きさ
 ☆交尾に成功しても、安心できない動物もいる
 *オスは挿入した交尾の先端でメスの生殖器官内を探り
 *以前に交尾したオスの精子がないかどうかを調べる
 *他のオスの精子があると、それを掻き出す
 ☆昆虫では、卵の受精はメスが卵を産み出すときに起こる
 *送り込まれた精子は貯精嚢の器官の中に保持されている
 *メスが産卵するときに、送り出されて受精に使われる
 ☆昆虫ではメスがオスと交尾して精子を受け取ったからといって
 *そのオス以外のオスに生殖のチャンスがないわけでない
 *カフトンボのオスはこの時間的な隙をついて受精を狙う

⛳動物のオスは自分の子を遺すために努力や工夫をしている
 ☆オスが、生殖に力を入れるのは
 *それが成功すればオットセイやゾウアザラシのオスのように
 *何十頭もの子を遺すことができるから
 *失敗すると、1頭の子も遺すことができない
 ☆オスは、大きな成功と無残な敗北が分極する投機的な性です
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』


                      (セコイアクモ)
『投身自殺』『浮気』『成りすまし』『精子の送り込み』
(ネットより画像引用)

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