🌸北条時宗は「救国」の英雄か
☆フビライはメンツを潰されたことを怒って日本を攻めた
⛳フビライからの国書は、意外と丁寧だった
☆フビライの国書に書いてあった内容を簡単に言えば
⛳フビライからの国書は、意外と丁寧だった
☆フビライの国書に書いてあった内容を簡単に言えば
*「私の所に挨拶に来い、挨拶に来なかったら知らん」と記載
☆以前より「日本を襲う」と危惧していたモンゴルからの国書
☆中国の歴史小説を書かれていた陳舜臣さんは国書に関して
*「表向きは丁寧に書いてあるけど、極めて無礼である」と指摘
☆東洋史の専門家の国書に関しての見解
*「モンゴルからの国書はびっくりするほど丁寧だ」
⛳幕府も朝廷も「井の中の蛙」だった理由
☆フビライにすれば、自分が中華帝国の皇帝になる以上
*東アジアの国々は、挨拶に来るべきと考えた
*「挨拶に来てほしい」と国書を通じて伝えたかっただけ
*「挨拶に来てほしい」と国書を通じて伝えたかっただけ
☆鎌倉幕府や朝廷は、フビライのこの心理を理解していなかった
*本格的にモンゴルの家来になる必要はない
*本格的にモンゴルの家来になる必要はない
*返信でシンプルに「挨拶のために使者を派遣します」と伝えれば
*フビライは怒らなかった
☆北条時宗をトップとする幕府は、何もしないまま放置した
*フビライは見事にメンツを潰され「文永の役」で、日本に兵を送る
*フビライは見事にメンツを潰され「文永の役」で、日本に兵を送る
☆朝廷・幕府もモンゴルは野蛮な国との思いがあった
☆幕府も朝廷も、”井の中の蛙”になっていた要因
*日本が、平安時代に遣唐使を廃止した後
*他国ときちんとした国交を持っていなかった
☆日本は、自国のことしか知らなかった結果
*「自分たちは偉いのだ」という感覚だけを誇大化させ
*他国の事情やマナーを顧みる余裕がなかった
⛳「日本を占領するべきではない」と進言した趙良弼
☆趙良弼というフビライから派遣された使者
*彼は、日本に一年ほど滞在して、自分が見聞した内容を記して
*フビライにレポートとして提出していた
☆趙良弼が主張したのは、日本に出兵してはいけない
*日本という国は殺伐としていて、無教養な人間ばかり
*国土は大して肥沃ではなく、農産物も豊かには実らない
*特産物もない
*皇帝陛下におかれましては、日本との戦争はおやめください
☆フビライが日本を征服したかった根拠として一部の学者の見解
*挙げられるのが、日本の「硫黄」の存在
*黒色火薬を作るために、硫黄と木炭と硝石が必要だった
*硫黄を手に入れるために、日本を占領しようとしたのだと考える
*硫黄を他国を攻めてまで欲しがるようになるには
*歴史的にまだ百年、二百年ほど時期が早い
☆フビライはメンツを潰されたことを怒って日本を攻めた
(敬称略)
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⛳出典、『日本史の論点』
北条時宗は「救国」の英雄か(3)
(ネットより画像引用)
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