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田中角栄の逸話他(日本の戦後を知る)1-2

2021年04月20日 | 有名人
🌸田中角栄の逸話他(日本の戦後を知る)1-2

⛳日本列島改造―地方へのまなざし
 ☆内政面では、列島改造政策を抜きにして田中内閣は語れない
 ☆田中さんが「日本列島改造論」を世に問うたのは通産大臣のとき
 *93万部という大ベストセラーになった
 ☆田中さんが日本列島改造論で言わんとしたこと
 (日本列島を鉄とコンクリートで埋め尽くす批判もあったが)
 *日本列島各地に中核となる都市を作って
 *高速鉄道網で結べば、列島全体が均衡ある発展をとげる
 *こうした地方へのまなざしが日本列島改造論となった
 ☆あの本を読めばプロなら容易に分かる
 *鉄道をどこに引くのか、高速道路がどこの土地を通るのか
 ☆土地の買い占めが全国各地で行なわれるようになる
 *土地の値段がどんどん上がっていった
 ☆第四次中東戦争が勃発し、石油価格が高騰
 *オイルショックが日本列島を覆います
 ☆あらゆるものの値段が上がる狂乱物価となる
 ☆こうして田中政権に対する不満が高まっていく

金脈、人脈問題がトドメを
 ☆1974年10月、「文藝春秋」特別号が出された
 ☆表紙には《田中角栄研究 その金脈と人脈》と刷られている
 ☆立花隆さんの論文とセットで、もう一本の記事が載っていた
 (ルポライターの児玉隆也さんの「淋しき越山会の女王」の記事)
 *角栄の秘書で「越山会」の陰の実力者、佐藤昭という女性
 *角栄に寄り添って、権勢をふるっていたかをレポートしている
 *児玉さんは彼女と角栄が男女関係にあるとは書いていない
 *読む人が読めばすぐ分かる
 ☆田中さんにとってよう打撃であったのは、児玉レポート

政治的に大きな問題として取り上げられたのは立花論文
 ☆角栄がいかに金脈を掘う起こし、いかにして資金を集めたか
 *確たるデータをもとにして徹底的に調べ上げている
 ☆公共事業計画が公表される以前にペーパーカンパニーを作りあげる
 *土地を買い占め、計画の発表で地価が跳ね上がりで売り払う
 *金脈づくりのカラクリを一つ一つ暴き立てていた
 ☆有名なのが「信濃川河川敷」
 *雨が降ればすぐに水浸しになるから
 *恒久的な建物などは建てられない地価も二束三文
 *それを田中角栄の関連会社が買い占めたあと
 *建設省のプロジェクトで立派な堤防が造られる
 *堤防に守られた河川敷は一等地に生まれ変わる
 ☆まさに現代版の打出の小槌

新聞もテレビも黙殺
 ☆新聞やテレビは、「文藝春秋」の記事が出ても一切報道しない
 *雑誌にスクープを抜かれて大新聞、大テレビ局の記者
 *プライドが潰されたと感じたのかもしれません
 ☆筆者は、文春の記事を読んでビックリした
 *データをもって語らせるとは、こういうことなのか
 *これこそジャーナリズムのあるべき姿ではないのか
 ☆記事が出た翌月、日本外国特派員協会がこの問題を取り上げた
 *田中さんは汗だくで、しどろもどろの受け答えしかできなかった
 ☆新聞もテレビもこの問題をようやく取り上げた
 *「外国特派員協会で金脈問題が追及された」と
 *他人の調べたものを、また別の他人の力を借りて報道する
 *今から思えばきわめて卑怯なやり方
 ☆田中金脈問題は、日本中の人々の知るところとなる
 *国会で取り上げられるまでに発展した
 ☆田中さんは辞意表明(就任からたった二年余り)
 *絶頂期がなんと短かった
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳投資は、自己判断、自己責任、自己満足で
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本戦後を知るための12名』より






田中角栄の逸話他(日本の戦後を知る)1-2
(ネットより画像引用)

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