

☆約1.300年前に作られた、今でも多くの人は「優しさに満ちた表情」と言う
☆全国各地にある阿修羅像の多くが、険しい怒りの表情です

☆古代インド神話の阿修羅王は、帝釈天を向こうに廻して、荒々しい合戦を繰り返す悪神
☆容貌醜怪な札付きの外道とされ、中身は戦闘神であり憤怒と憎悪のかたまり
☆仏教に取り入れられてからは釈迦を守護する神となる

☆十大弟子像や八部衆は再建当時から納められていた
☆十大弟子像や八部衆はどれもお顔がどことなく子どもっぽいのが特徴
☆こういう仏像にして欲しいと言うことを、光明皇后は仏師に伝えていたのでは?

☆悲しげにも見える表情の奥に、何か激しいものが秘められているように思えます
☆荒々しい心が仏の教化によって迷いから目ざめた顔付きだともいわれています
☆光明皇后が、母親に優しいお顔の仏像に囲まれ、安らかに眠って欲しいと願った
(結果が阿修羅像だったのでは)
☆聖武天皇と光明皇后の子で、幼くして亡くなった基王を模したものとの説もある


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興福寺の阿修羅像は何故温和な表情?(『尾上松也の謎解き歴史ミステリー』番組画面より画像引用)