ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

サクラと食べログ

2012-01-09 00:10:14 | 時事(国内)
先日、朝出掛けにワイドショーを見ていると、
「食べログ」不正操作事件についてやっていた。

何でもお金を払って、好意的な情報を投稿してもらって順位
を上げるというもので、そういう裏家業的な会社があるのだ
という。それで依頼した店は、行列ができたりすることもあ
るらしい…。

そしてこれは「違法だ、おかしい…」などと騒いでいる。
しかし、一体、何がおかしいのか私には疑問だ。

昔から「口コミ」というのは、何よりも勝る宣伝広告である。
これはネット社会になって、その「口コミ」を意図的に作り
上げることができるようになったことで生まれた、いわば隙
間商売と言えるのかもしれない。

これと似たようなもので昔からあるのが、「サクラ」だ。
賑やかしのために、金で雇った無関係な人間を意図的に
その店に興味があるかのように並ばせる。

しかし、これは、「違法だ、おかしい」などとは誰も言わない。

なぜなのか?

要は単にモラルの問題ではないのか、と思う。

カフェでもファミレスでも、時々、店員がエスコートしてくれ
る店で窓際に座らせられることはないだろうか。閑散時間帯で
あれば、通りから見える場所に客を座らせて「うちは賑わって
ますよ」ということをアピールするためにそういうことをする
店がある。

もちろんこれは、何の問題も無いが、まぁ、一種の顧客獲得の
の智恵なのではないのか。そこにお金を掛け意図的に作り出す
か、自然の中で行なうかの違いのような気がしている。

顧客獲得の手段における、「やらせ」は昔から存在するので
ある。

「食べログ」や「ガイドブック」が無意味だとは言わないが、
そもそも誰が書いたのかわからないネットの情報だけを信じて
来るほうが悪いのである。

そういう奴は、何度でも騙されればいいのである。

そして、私たち消費者が賢くなればいいのである。


コメント