ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

夢がある…

2012-01-24 15:59:11 | 時事(国内)
宝くじの当選金が発行額の100万倍から250万倍に引き上げら
れるそうだ。

このところ売り上げが減少しつづけている宝くじの起死回生
を狙った苦肉の策だと思うが、果たしてこれで売り上げ増に
つながるのだろうか?

そもそも宝くじというものは、ほとんど当たらないといって
いいほどの確率なのである。そしてそんなことは重々解りき
った上で多くの人は購入している。
ということは、夢である1等の3億円よりも、目先の10枚分
つまり購入費の3000円が惜しいという、現在の不況を反映した
経済苦からの売り上げ減だと考えられる訳である。

従って当選金を引き上げれば、当たる確率は今よりさらに下
がるわけで、そう考えれば、購買意欲は今よりもっと落ちる
ことも充分想定できる。

当選金をアップすれば売り上げが増える。

どこか短絡的過ぎるような気がしている。

売り上げを増やしたいなら、むしろ競馬程度の当選確率まで
下げるべきだ。つまり100万円程度の当選を増やすほうが買
う側にとっては現実的な話となり、より購入者増に繋がり
やすいと思われる。

しかし、そうすると宝くじそのものが「夢のない話」になっ
てしまうかもしれないな…。

いやいや、当たらないから「夢がある」のか…。

どっちだろう…?




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