タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

初日が出たぁ!

2016年03月17日 | タカの渡り観察
独りで51番鉄塔の登りタカの飛来を待ちました。

天気は、泣きたいような快晴、そう、一点の雲もなくて高く飛ぶ鳥などタカ長の目では確認できません。

現場について、、、、、、待てどくらせどタカは飛ばなくて、、、、、

   

このような飛行機を撮ったり、、、、、

右の写真に写っているのは軍用機です。遠すぎてこの程度しか撮ることが出来ませんでした。

   

トビやカラスを撮りながら、鳥をゲットする練習(?)をして時間つぶしをしました。

何が悲しくてカラスにカメラを向けるのか、と思いながら何枚も撮って、、、、帰宅早々に削除。

馬鹿な遊びをしながら待つこと2時間。

    

突然目の前にノスリが現れ、あわててシャッターを押したらフレームアウトのピンボケ写真が一枚撮れました。

これが51番鉄塔で見た初めてのタカです。この写真はノートリ写真です。

    

有難いことにこのノスリは鉄塔の上で帆翔してくれたので、このように高圧線の間から見上げるタカを撮ることができました。

    

どこの観察地でも最初の1羽を見るまでは落ち着かないのですが、この1羽を見て、お相撲さんが初日を出したような気分を味わいました。

    

その後すぐに1羽そしてまた1羽と現れたのですが、このノスリたちは帆翔のそぶりさえ見せないで一気に流れていきました。

とにかく、ここでタカの渡りを見ることが出来てひと安心といえばひと安心ですが、、、、

    

それから1時間して現れたノスリは最初から高くて、高くて、、、、

この程度の写真を撮るのがやっと、これからさらに高度を上げて青空に消えてゆきました。

というようなことで、今日の成果はタカ長の頭みたいなもの、つまり「ボーズ」ではないけど、限りなく「ボーズ」に近い結果でした。

でもまぁ、とにかく初日が出て、タカ長としては満足しています。


有明湾から~3

2016年03月17日 | バードウォッチング
有明湾に限ったことではありませんが、自分が日常的に行く探鳥地以外の場では、現場に着いたらまずバードウォッチャーを探すのが得策だと言えます。

総じてバードウオッチャーは親切ですし、その人からいろいろな情報を聞きながら鳥を見るのが効率的で、また、いろいろなことを教えられる事が多いからです。

    

今回はまずこのバードウオッチャー氏をゲットして、タカカノはいろいろなことを聞きながら探鳥していました。

彼は福岡から度々こちらに来ているベテランで、今回はいい人に遭遇したと言えますね。バードウオッチャーを探すといっても誰でも良いわけではありません。といっても面接試験をするわけでもないので、やはり偶然が大きくかかわるようですね。

タカ長はそのそばでときどき彼に話しかけながら、写真を撮ることに集中していました。

さて、今日の話題はクロツラヘラサギのことです。といってもたいした内容はありません。

    

沖のほうに白く見えるのがそのクロツラヘラサギですが、、、、

    

このクロツラヘラサギはほとんどの時間沖のほうにいて、なかなか近くには来てくれませんでした。

その上ほとんどの時間眠ったような状態で、写真的にはお手上げでした。しかし、この日、3月12日は満潮になってくると近くのくいの上に止まってくれてド・アップの写真を撮ることができました。

    

写真的な意味は何もない、とにかく近づけるだけ近づいて撮っただけです。

タカ長の前には長靴を履いて水の中で写真を撮っているカメラマンもいましたが、クロツラヘラサギはそのようなことを気にしているようには見えませんでした。案外人なれしているのでしょうか?

    

実はクロツラヘラサギの群れの中に1羽だけヘラサギがいて、タカ長もそれを双眼鏡でシッカリと確認したのですが、、、

近くに来てくれなかったので写真にはうまく撮れていませんでした。



これは例のバードウオッチャー氏と話しているとき、彼が見つけてくれた「飛んでいるクロツラヘラサギ」です。

タカ長のウデではたったの1枚しか撮ることができなかったのですが、偶然の産物でしょうか、何とかそれらしく撮れていました。

ピントはイマイチですが、タカ長としては上出来の写真です。

タカ長としてはこの写真が紹介したくて今日の話題を選んだようなものですが、、、、いかがですか?