山口県岩国市の奥座敷といわれる二鹿地区から熊ヶ山(454.3m)と雲霞山を歩いてきました。
この地図の右が岩国市の市街地、そして左のほうに赤く見えるのが今日歩いた軌跡です。
二鹿地区にある二鹿野外活動センターをベースに歩きました。その二鹿(ふたしか)ですが、、、、
不確かなことからその地名になったわけではありません。野外活動センターから頂いたパンフレッとによると、、
平安時代、京都の比叡山に住む狂暴な二つの頭を持った鹿が、京都の町に現れては、人々を苦しめていました。そこで、朱雀院と摂政の藤原忠平は、梅津中将清景にこの二頭鹿の征伐を命令しましたが、それを知った鹿は、西へ西へと逃げてゆきました。
梅津中将は山陰山陽を経てついにこの姿をとらえ、二頭鹿を射抜きました。二頭鹿は、川の流れを血潮で赤く染めながらも、向かいの山にたどり着きましたが、とうとう絶命しました。
しかし、梅津中将も、追撃の旅の果てに精根尽き、この地に没せられたそうです。
この物語の最後の舞台となりました村を、いつからか誰となく「二鹿」と呼ぶようになったということです。
以上のように紹介されています。二鹿とは由緒ある地名と言うことでしょうか?
タカ長たちがここにこだわっているのは、まもなくシャクナゲの花を見ることが出来るところだからです。
東京からの花ツアーの団体もこのシャクナゲを見ることを予定しているくらいですから、タカ長たちも何とか花の時期にここに来て、、、
花を見てから登山するプランを検討するために下見に来たと言うわけです。
野外活動センターの駐車場に車を置き、菜の花に見送られてしばらくはアスファルト道を歩き、、、、
そのあと山道にはいります。登山としては小さな山で、、、、
この熊ヶ山の山頂まで50分くらいでした。登山としてはやさしい山と言えそうです。
その熊ヶ山で休憩したあと雲霞山(くもがやま・405m)に向けて縦走します。
この画像にも見える、特徴ある枯れ木の下を通って、その先の雲霞山に行きました。
40分の行程でした。二鹿地区のシャクナゲを下見したので、山頂に着いたのが丁度12時、かなり空腹を感じながらの登山になりました。
本日の偵察隊員です。
山のことは詳しく書いていませんが、それは山を歩くときのお楽しみ、、、、、
今春のシャクナゲの咲く頃に行くことを予定しています。