4月1日、深夜の高速道を走り山口県の角島へ3泊4日の予定で行きました。建前としてはタカの渡り観察のためです。
角島の位置ですが、この画像に見るように、本州の西北端、文字通り本州の角(かど)ある島です。しかし、角島(つのしま)と呼ばれています。
この時期日本で越冬したハイタカが大陸に帰って行きます。そのハイタカが渡る重要なルートが角島を通っていて、多くのハイタカが対馬を経由したり、あるいは直接韓半島に渡って行くのです。それを観察するのが今回の目的なのですが、、、、、本当は、、、、、
下関の仲間たちとこのようなことをしながらいろいろな話をしたかったのです。
私たちは過去何年間か、角島で継続的に渡り調査をしてきました。しかし、タカ長をはじめ仲間たちは歳をとり、最近は私たちよりはず~と若い下関のメンバーが観察を続けているのです。
角島のグーグル画像です。この島の左に何個かの四角印が見えますが、このが角島灯台です。最近はこのあたり一帯が公園として整備され、多くの観光客が訪れるようになりました。
私たちが観察するのはその印の下のほう、緑に見えているところです。ここには地理の分かっている人しか行くことが出来ないので、一般の人はほとんど姿を見せません。
この観察地に夜明け前につくよう出発したわけです。ハイタカの渡りは朝が早くて、普通の観光客が角島灯台に現れる頃にはほとんど終わってしまうのが通例なのです。
その観察地で早朝から観察し、、、、
夕暮れになると、、、、
暮れてゆく角島灯台や、、、、
海に沈む太陽をながめ、、、、
この車の中で眠り、、、、そして朝を迎え、、、、、
昼間は空を流れる雲を見て、、、、、、風を感じ、、、
この広い風景を独占し、、
こころ癒される時間を過ごしました。
そのうえタカが見られるのですから、タカ長にとっては天国にいるような時間でした。
角島は良いなぁ、、、、、。
わが観察地ではいろいろありますから、、、、
角島に行って大きな海を見て、、、、広い空を見て、、、、、ガス抜きしないといけません。
角島の宣伝をしているので、、、、どこかから金一封が届かないかなぁ、、、、(せこいなぁ、、、)
いつも頑張って無事渡ってね~!っと思いながら見送ってますが、大海原に向かって羽ばたく姿にはただただ凄いし逆に勇気をもらいます。
人間世界の細々した嫌な事なんて吹っ飛びますしね!