★本当にあった世にも奇妙な物話
ネットの会員制交流サイトで知り合った男性から精子提供を受け、子供を出産した東京に住む30代の女性が、男性が国籍や学歴を偽ったことで精神的苦痛を受けたとして、3億3000万円の損害賠償と慰謝料を求め、東京地裁に訴えたという。
精子提供といっても、精子だけを抽出する試験官ベイビーじゃなく(精子と卵子を結合させ子宮に着床させる)、実際にセックスをして妊娠、そして出産したということ。
しかもそのセックスの回数が10回も。
この女性は夫と、夫との間で10年以上前に生まれた子供と3人暮らしだったが、夫に難病の疑いがあることから子作りを断念、第2子が欲しいとSNSで精子ドナーを探し、2019年3月、20代男性と連絡を取り合ったという。
その男性のプロフィールは、京大卒の日本人で、妻はいないということだったが、全て嘘。
実はその男性は中国人で別の大学を卒業し、既婚者だった。
女性は妊娠して出産したが子供を育児放棄、都内の児童福祉施設に預けているという。
女性は、中国人男性が性的快楽を得る目的で虚偽の情報を述べ、望んでいた条件と合致しない相手との性交渉と、これに伴う妊娠、出産を強いられたとして訴えた。
(じゅうめいコメント)
セックスをせずに精子だけを抽出する方法ならまだ理解もできるが、夫と実子がいるというのに、知らない男とセックスして子供を作るという考え方が理解できないし、そもそもの間違いの元。
さらに、実際に産んだ我が子を育児放棄して、施設に預けているというのは、人としてどうよ。
最初の一歩として、相手の国籍と家族状況を戸籍謄本で、学歴を卒業証明書でチェックすべきでしたね、これは最低ラインです。
旦那がいる身で、知らない男とセックスして子供を作るというプランなら、弁護士を使って相手を調べるべきでした。
弁護士なら戸籍謄本を取り寄せることは容易にできるし、卒業証明書の真偽のチェックは可能です。
なぜなら中国人は文書を偽造することは普通ですから信用してはいけません。
また損害賠償と慰謝料3億3千万円?
裁判所がどういう判定をするか興味深いですね。
ただ、相手が中国人ですから中国へ帰国するかも知れません。
そうなると慰謝料請求は困難です。
いずれにせよ、夫と実子がいながら、ネットなどという訳の分からないサイトで知り合った見知らぬ男とセックスして子供を作るという考えは、不遜そのものです。
平たく言えば、淫ら。
天罰を受けたということかな。
(じゅうめい)