
今年のモジュール改修ネタ。
ようやくグランシップ本番の話になります。

直前まで改修を続けてきたモジュールを車に積み込み、クラブの他のメンバーとともにコンボイを組んで会場へ直行。
他のモジュールと共に設営を済ませ、トレインフェスタ当日を迎えます。

メイン会場は例によって盛況でしたが、当クラブを含む一部のクラブは会場の都合でメインよりやや離れた場所での展示となりました。
一般客にもこの配置はやや分かりづらかった様で、フェスタ後のブログでうちのクラブの展示が見つけられなかった、見逃してしまったと言ったコメントを頂く羽目になりました。
こちらもブログを書いていながら会場配置と案内を全く書いていなかったという手抜かりをしていたので、折角来て頂いた方々に不義理を致し失礼しました。
この場を借りてお詫びするとともに、次回以降は会場配置を事前に上げて置くようにしたいと思います。

さて、それでも会期が進むにつれて徐々に見に来て下さるお客様も増え、また普段ブログでしか交流の無かった方が見えられたり、どうかすると(私にとっては)生まれて初めて雑誌の取材を受けたりと普段の模型ライフでは得られない体験を随分とさせて頂きました。

ただ、今回のモジュールは題材が完全に私の独り善がりなコンセプトで作られたため(そりゃそうでしょう、鉄道マニアでも「鉄道病院」や「物資部」なんてのに興味を持つ人など殆どいませんから汗)「作者が説明しない限り何のモジュールだかわからない」というこれまでにない展開となりました。
一応風景が付いているので、他のモジュールのついでに眺めていく人が殆ど。たまにカメラを持った方々が「列車の通過風景を撮影する」ために当モジュールを借景代わりに使うといったものが多かったと思います。
「鉄道の」と付かなければ「ただの街並み」ですし、前回までの様なターミナル駅舎とか超高層ビルとかの目立つランドマークもなかったので注目度と言う点ではこれまでで最も薄かったのは間違いありません。ですが私個人的にはこれはこれで楽しめたのも確かです。

さて、ここからは余談

前回書きました「車両展示台」とその前に居る見物人(主に「こち亀のセレブ警官2名」)
イベント前はここに何の車両を置こうかと考えて、オレンジ色の9600とかの変わり種車両を2,3両持ち込んでいました。
が当日の朝になってクラブのメンバーが持ち込んで飾ってくれたのが何と「キットメイクのマニ30」!
知る人ぞ知る「現金輸送用の荷物車」なのですが「こち亀の警官が眺める」のにこれ以上の役者と言うのは思いつきません。
メンバーがこれを持ち込んだのは全くの偶然ですし、私が展示台前に警官を配置したのもイベント前日に急遽思い付いた偶然。
それがこんな予想外のコラボを実現したのですから自分でも驚きました。

マニ30の配置でこのモジュールも画竜点睛の睛がぴったりはまった気がします。
・・・とか書いても盛り上がっているのは当人たちだけで余程の鉄オタでもこれの意味が分かった人は殆どいなかったと思いますが。